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マル   2008年10月23日 00:07

麻生首相は、「幼少から射撃をたしなみ、クレー射撃代表としてモントリオール五輪(昭和51年)に出場したスポーツエリートでもある」そうだから当然、鉛散弾の害については知っていただろう。

しかし、麻生首相には鉛散弾を禁止する気は無い。鉛散弾を日本全国にまき散らし、日本の国土を鉛で汚染した人間に日本国の首相をやる資格が有るのか?
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散弾銃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

競技としては、クレー射撃などに使用される。これはかつては鳩を放ってそれを撃ち落としていたものだが、動物愛護・コスト・競技としてのコンディションの同一性の確保、などさまざまな理由から変更された。現在では装置によって射出された素焼きの円盤(クレー・ピジョン=粘土製の鳩)を撃ち落とす競技になっている。

第一次世界大戦は塹壕戦となり塹壕内での近接戦闘が発生した。その中で切り詰めた散弾銃を米軍が多用した事で知られるが、後にドイツ軍から人道上の理由、鉛弾の使用などにより抗議を受けた。

鉛は、溶けやすく重度の重金属汚染を引き起こし、また強い金属毒があり重篤な中毒を引き起こす物質でもあった。

狩猟時に使用された散弾を鳥が砂や小石にまじってついばみ、砂嚢内で微粒子化して消化器から吸収されることで、水鳥は鉛中毒に陥る。

また、鉛中毒で死んだが獲物とされずに放置された個体・弱った個体が他の鳥獣に食べられる事によって生物濃縮され、生態系上位者に向けて連鎖的に鉛中毒が拡大した。

デンマークでは、1985年に、ラムサール条約登録湿地での鉛散弾の使用が禁じられた。

アメリカ合衆国では、1991年~1992年猟期から、水鳥とオオバンの狩猟について、全面的に鉛散弾の使用が禁止された。

カナダでは、鉛被害が重い場所を指定し、1990年から鉛散弾の使用が禁止されている。

また、クレー射撃場でも、雨水などに溶出した鉛が検出されるなどして、問題化した。環境団体などの指摘により、公営及び私営ともにクレー射撃場が一時閉鎖ないしは今もなお閉鎖され続けている事例がある。

アメリカ合衆国では、潜水採食性カモ類の17%以上が鉛中毒被害に陥っているとする統計がある。

また、日本では、1985年2月にコハクチョウの死体が発見されたのが最初の発見例とされている。

1990年には、美唄市宮島沼で、ハクチョウ類18羽・マガン69羽などの大量死が発生している。

アメリカ合衆国に生息するハクトウワシは、中毒死した水鳥や弱った水鳥を経由して鉛を摂取し、1960年以降だけでも少なくとも144羽が鉛中毒で死亡したとされている。
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