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イギリスが艦隊決戦を求めて来ないなら、

空母6、戦艦6、駆逐艦6、潜水艦18の編成にして、通商破壊すれば良いでしょう。
マルビナスに到着したら、投錨地の回りは対潜網で囲って、後は潜水艦で通商破壊すれば良いのです。
日本とドイツの潜水艦は当時以下の実績が有るのです。
___________________________________

防衛研究所戦史部主任研究官の荒川憲一氏

 海上輸送力の戦い
http://www.nids.go.jp/dissemination/kiyo/pdf/bulletin_j3-3_3.pdf

 前述の甲支隊4隻は、6月、初めの1週間で12隻、52,840総トンの商船をモザンビーク海峡で撃沈した。これを潜水艦1隻当り1ケ月に換算すると12隻、6万総トンの撃沈能力があることになる。英国側の統計資料によると、当時この海域には月当り80~90隻(40万総トンから45万総トン)の連合国船舶が航行していた36。潜水艦1隻当りの撃沈能力が変わらないと仮定すれば(一般的に連合国側はそのような損害がでれば、即座に様々な対策を措置するので、撃沈能力が低下していくであろうが)、7隻から10隻の潜水艦をこの海域に常続的に配備しておけば、この補給動脈はほぼ切断されることになる。この数の潜水艦を常続的に配置しておくためには、この作戦には3個単位の潜水戦隊21隻から30隻充当しなければならない。日本は開戦時、60隻の潜水艦を保有していたので稼動率などを考慮すれば日本海軍の潜水艦隊全力の作戦とならざるをえないであろう。その意味でも、東の太平洋正面は防勢に転ずる「東守西攻」戦略は基本的前提として欠かせない。

 また、米国の造船実績は1942年には5,393,000総トンで月当り450,000総トンであった。

(この実績は富岡課長の報告に示された海軍軍令部の米国の造船力見積もり、月25万総トンの約1.8 倍であるけれども)白紙的にはこのインド洋正面での日本の潜水戦隊による通商破壊戦による連合国商船の撃沈量は米国の造船量に匹敵する。

 しかし、ここで重要な点は、撃沈量が建造量に迫るということにあるのではなく、この補給ルートをこの時期に切断するということにある。つまり、1942年の上半期に、このルートでインド洋地域(中東、ペルシャ湾、インド)に英国と北アメリカから連合国の船舶により戦車2,415両、航空機 1,969機が補給されていたのである。また同期間、英国からこの地域に海上補給された車両は44,425 両であり、北アメリカからは81,470 両がこのルートで補給されていたしたがって、もしこの補給動脈切断作戦が成功していたら、アフリカ戦線と東部戦線の戦況は変わっていた可能性が高い。
 

訂正します。上記の論文にある通り、潜水艦18隻では足りないですね。潜水艦60隻、つまり日本の潜水艦の全力投入が必要です。
 



それはそうでしょうが、パナマを通り、南極大陸を左回り、南極環流に逆らって回り、中東に行くのは距離が長くなり現実的ではないです。それこそ補給は「距離の二乗に反比例」して難しくなるわけですから。

燃料はドイツのUタンカーに持ってきてもらうんですよ。それにUボートも30隻ほど一緒に来てもらえれば、それだけ日本の潜水艦も減らせますし。

1941年11月に出れば2月にはマルビナスに着くでしょう。潜水艦部隊は先行して出港すればいいわけです。夜は浮上航行、昼間は潜航してれば誰にも分からないし。

海軍陸戦隊1個中隊を使うのです。

ドイツがソ連に勝てばドイツはロシアに勝ったナポレオンのようなものです。イギリスには勝てなくなります。


ですから石油が完全に無くなるので戦争の継続が不可能になるのです。

兵士達のほとんどは帰って来ますよ。私は無謀な作戦を行った当時の陸海軍首脳のウマシカとは違うんです。私は自分を客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです。

もしナポレオンがロシアに勝っていれば、イギリスはナポレオンに勝てなかっただろうということです。

アメリカ船は仮装巡洋艦で臨検すれば良いのです。積み荷が武器だったらマルビナスに連行です。
結局、今も昔も官僚は年功序列です。大抜擢が無いことが問題なのです。その結果ウマシカな首脳が生まれてしまうのです。官僚の世界にも競争の原理を持ち込むべきなのです。そしてウマシカな官僚は辞めさせることです。

こういうことは専門家に任すべきでしょうが、面白そうだから適当に数字入れてみますね。

第一段階。
まず、フォークランドまでの距離を算出しろ。
20,000Km

第二段階
戦艦6、空母6、駆逐艦6、潜水艦60(まあこの数字もあっちゃこっちゃ行ってるがこれが最新かな?)の各艦の航続距離および巡航速度から必要日数及び必要燃料量を算出しろ。
90日
100,000トン
並びに乗員数×航海日数で必要食料量を算出しろ。
50,000人
5,000トン

第三段階
戦艦6、空母6、駆逐艦6、潜水艦60の各艦の搭載燃料量から追加燃料搬送量を算出しろ。
100,000トン

第四段階
追加燃料搬送量を搬送するのに必要な輸送船および油送船の総トン数を算出しろ。
並びに必要食料量を搬送するのに必要な輸送船の総トン数を算出しろ。
油送船200,000トン
油送船10,000トン

第五段階
燃料食料を1941年当時の日本の所有船舶にどう割り振るか算出せよ(ちなみに10万トンタンカーなんぞ世の中にないんだからな)
40隻

第六段階
割り振った所有船舶の航続距離および巡航速度から必要燃料量を算出しろ。
並びに乗員数×航海日数で必要食料量を算出しろ。
燃料40,000トン
食料50トン

第七段階
燃料食料を1941年当時の日本の所有船舶にどう割り振るか再度算出せよ。
60隻

7ノットに落とせば、後続距離は4万キロはいくでしょう。余裕を見て6ノットでいいかと思います。それでも3か月もあればマルビナスに行けるでしょう。つまり無給油でマルビナスに行けるということです。

生存不可能型人間魚雷と生存可能型人間魚雷のどちらに乗りたいか?と聞かれたら間違いなく、生存可能型に乗りたいと答えるでしょう。

最後の5千キロは20ノット位で進むべきでしょう。さらに先遣隊として陸戦隊を乗せた駆逐艦を、3隻ばかり派遣してマルビナスを占領しておけばよいでしょう。イギリス艦隊が駆けつけてくれば機動部隊で攻撃すれば良いのです。

当然、パイロットの訓練の為に定期的に速度を上げる必要が有るでしょう。

私が専門家でないことは常識ですよ。先の燃料計算でも艦内燃料タンクは空で計算したので、タンカーの運ぶ燃料が多くなってしまっています。


防衛研究所戦史部主任研究官、荒川憲一氏の、

 海上輸送力の戦い
http://www.nids.go.jp/dissemination/kiyo/pdf/bulletin_j3-3_3.pdf

などを読めば良いでしょう。


もちろん、防衛庁の人は私のように先輩をウマシカなどとは言いません。例え本当はそう思っていたとしてもです。ですから私のような素人が専門家の代わりにウマシカだと言ってあげねばならないのです。専門家、素人、それぞれに役割が有るのです。

もし専門家の方が、私の作戦には実行不可能な問題が有ると言われるのなら指摘してもらえればありがたいです。実際、数々の批判を受けて、最初の作戦から大幅に変更されています。そして作戦はますます実現性のあるものになっているのです。

前提として、相手は空母だけという事でしたが、まあ、実際には当然大量の駆逐艦が随伴しているでしょう。ですから、結局、可潜戦艦対駆逐艦の戦いになると思います。

可潜戦艦の有利な点は、

(1)予算を全て可潜戦艦につぎ込んだので、駆逐艦より数が多い。

(2)手持ちの魚雷を全て敵艦隊に発射した後で、砲撃戦ができるので先制攻撃ができるし、攻撃を受けても魚雷が誘爆する心配がない。

(3)魚雷はもう無いのだから潜っていても戦えず、潜っている意味が無い。逆に潜っていては一方的に駆逐艦や艦載機の爆雷攻撃を受けてしまう。先に発射した魚雷を敵艦がかわすのをじゃまする意味でも浮上して戦った方がよく、浮上する前に浮上海面に煙幕を張っておけば、浮上直後に敵の攻撃を受ける心配がなく、射撃準備の時間をかせげる。

(4)戦いは10km以内の近接戦闘となり、その場合、射程距離は重要ではなく、150ミリ砲でも十分駆逐艦と戦える。ちょうど陸上における戦車戦のように、砲を前方に向けて敵に突進する形になり、正面面積の小さい可潜戦艦に有利。

逆に可潜戦艦の不利な点は、

(1)理想は敵艦隊を包囲してから一斉攻撃だが、潜水しての艦隊行動が難しい。

(2)潜水中の艦速度は遅いが、浮上しても高速は望めない。

(3)潜水可能とする為に武装その他で大きな犠牲を払っているので、水上艦として見れば全般的性能が劣る。

知的障害者云々と知的障害者をここに持ち出されるのはいかがなものか?
読者の中には知的障害者を家族や親類、友人、知人として持っている人もいるわけですから、そういう人はこの記事を見て不快に思われるでしょう。

60隻あれば良いのですから足りないことはないでしょう。最も戦史のように沈められれば足りなくなりますが。
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http://www.geocities.jp/eiji96301045/yusousendan.htm
日英米輸送船

連合国の輸送の要

大西洋では、太平洋を遥かに上回る輸送船が沈んだ。
枢軸側が失った船舶は、
ドイツが700隻324万総トン、
イタリアが600隻393万総トン、
合計1300隻717万総トンであった。

太平洋での
日本の喪失量2600隻843万総トンと
合計3900隻1560万総トンに上った。

連合国の米英はというと、更に大量の船舶を失っている。
イギリスは2426隻1133万総トン、
他の連合国が2724隻1024万総トン、
合計5150隻2157万総トンになった。

枢軸国側の損失理由の首位は航空攻撃であり、連合国側のそれは、ほとんどがUボートによる雷撃であった。

開戦当初、イギリスが保有していた商船は4000隻2100万総トンであった。第二次世界大戦の勃発から1年間でイギリスは150万総トンの商船(全体の7%)を失ったが、それはイギリスの年間造船量80万総トンを大きく上回るものであった。


国別船舶喪失量(1000総トン以上の商船について)


国名 隻数 総トン(単位:10000総トン)
イギリス 2426 1133
日本 2568 843
イタリア 600 393
アメリカ 391 491
ドイツ 700 324
その他 2233 633
合計 9018 37170



イギリスの苦境を掬ったのが、アメリカの生産力であった。
アメリカは参戦と同時に従来の造船所に加え全国に合計160基の建造用船台を建設し、電気溶接とブロック式建造を取り入れた戦時急造型輸送船の建造にのりだした。
7000総トンのリバティー船の起工から完成までの所要時間は従来の1/15というスピードで、一基の船台で年間20隻以上が建造可能であった。
しかも、日本の戦時標準型の輸送船と比べると二重底もある優秀な船舶であった。
リバティ船の建造はアメリカ参戦前から開始され、第一号の「パトリック・ヘンリー」は1941年9月に進水した。アメリカの戦時標準船の建造には、総建設費130億ドル(約500億円。1940年の日本のGNP393億円の約1.3倍。マンハッタン計画の6.5倍の金額)が投じられた。

戦時標準船の建造は貨物船「リバティ」が2708隻2918万総トン、大型貨物船「ヴィクトリー」が414隻あまり、「T-2」タンカーが200隻近く建造された。これら戦時標準船は1943年1月までに500隻、 1日1.3隻の割で生産された。

最終的には、1941~1945年までに各種合計5171隻3850万総トンの輸送船が建造された(民間船全体で5600万トン)。


連合国の兵員輸送
フランス・ノルウェーなどの各国海運会社は、保有する船舶をイギリスやアメリカの諸港に避難させる措置をとったものが多く、そのために1万総トン以上の客船だけでも170隻238万総トンが枢軸国の手に落ちずに連合国側に確保された。
これらの船のほとんどはアメリカ・イギリスの手によって兵員輸送船として使用されることとなった。
これだけの船舶が軍隊の輸送に使用された場合、一度に50万人以上輸送できるだけに、連合国にとっては重要な戦力となった。

客船の兵員輸送能力は、目安として1万総トンクラスで3000人(約1個連隊)、3万総トンクラスであれば5000人程度であった。8万総トンクラスのクイーン・メリーやクイーン・エリザベスなどは一度に15000人以上(一個師団以上)を輸送できた。
客船は92隻135万総トンが戦争中に失われたが、1万総トン以下の客船も含めれば、連合国の兵員輸送に貨物船を使う必要がなかったのは頷ける。
アメリカは、兵員輸送専用の輸送船の建造にも着手し、1万総トン以上の5種類54隻を建造した。兵員輸送能力は20万人に達した。

一方、日本はというと、1万総トン以上の客船は19隻のみで、そのうち11隻は護衛空母、特設巡洋艦、特設潜水空母、病院船として海軍に徴用された。結果、日本軍は兵員の輸送に劣悪な環境で低速の貨物船を使わざるを得なかった。クイーン・メリーやクイーン・エリザベスなどは、航海速力28nt、最高速力30ntであったため、Uボートにとっても捕捉は困難だった。

空母6、戦艦6、重巡6、駆逐艦6、潜水艦60、でいいと思いますよ。

イギリス海軍のM1をそのままデッドコピーするのではなく、改良すべきでしょう。30センチ砲を10度迎角を付けて、砲軸を固定して取り付けます。砲軸線の延長線上に艦の重心が来るようにすれば、砲撃の反動で艦が揺れる事は無くなります。ちょうど、ゴルフボールをクラブヘッドのスイートスポット(重心)で打つようなもので、ブレが無くなります。それに30センチ砲をM1より低い位置に装備できるので、安定性も確保できると思います。

迎角10度の砲撃で、5,000m 先に着弾するとし、それより遠くへ砲撃する時は、艦の後部タンクに注水して艦尾を沈め、それによって艦首を持ち上げて迎角を付けてより遠くを砲撃します。5,000m より近くを砲撃したい時は、前部タンクに注水して迎角を小さくするか、発射薬を減らして撃てば良いでしょう。

潜水中は砲全体を水密砲塔の中に格納し、浮上すると同時に砲塔前部の蓋を開け、その穴から30センチ砲の砲口を突き出して砲撃します。潜水中は砲全体が水密砲塔の中に有るので、砲の操作員を浮上前に配置でき、浮上後直ちに砲撃可能です。砲は砲撃の反動でスライド後退しますが、砲軸は固定されていますから自動装填が可能で1分間に6発の速射ができます。砲弾数は200発は搭載可能でしょう。潜水艦が予備魚雷を、たくさん搭載しないのは、重量よりもスペースの関係だと思います。

こうしてM1が持っていた安定性の問題、浮上してすぐに撃てない問題、速射の問題が解決できます。常に敵に前部を向けて砲撃する事になるので、装甲は前部だけでよく、さらに正面面積が小さいので、敵弾に当たる確率も小さいです。

あまり利口でない人たちは、一般に自分のおよび得ない事柄についてはなんでもけなす。

あまり賢くない人は、自分が理解できない事については何でもけなす。

ラ・ロシュフコー

もともとトピから外れた書き込みにばかりですが・・・
公算射撃とは遠距離射撃に使われるものでしょうが、10,000m以下では公算射撃の必要は無いでしょう。ちょうど戦車砲が公算射撃しないようなものです。

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M級潜水艦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
排水量 水上:1,594t、水中:1,945t
全長 90.14m
最大速力 水上:15kt ( 27.78km/h )
水中:9.5kt (17.59km/h )
航続距離 水上:15kt-2498海里 ( 4,627km )
水中:8kt-9海里 ( 16.7km )
乗員 64名
兵装 305mm単装砲:1基
76.2mm単装砲:1基
457mm魚雷発射管:艦首4基
魚雷:8本

M級潜水艦 (M Class Submarines) は、イギリス海軍が建造・保有した潜水艦。大口径火砲を搭載する潜水艦として第一次世界大戦後に4隻が建造されたが、活躍の場がないまま第二次世界大戦までに2隻が事故により沈没喪失し、1隻は竣工すらしなかった。

潜水艦の構造的制約や、あるいは利点などを活かして、他の軍艦には見られないような奇抜な潜水艦が設計されることは、古今東西よく見られることであった。「モニター潜水艦」と呼ばれるM級潜水艦も、そうした試みの産物の一つである。

第一次世界大戦当時の潜水艦は、まだ技術的未熟さから潜航深度、速力、攻撃火力、航続距離といった、軍艦としては死活問題となる性能の全てに問題があった。そのため技術者たちは、潜水艦に大口径砲を搭載させ、目標艦船の傍らで急速浮上後すかさず主砲で砲撃、これに致命傷を与えようと構想した。こうしてK級潜水艦の建造計画から4隻を抜き出し、大幅な設計変更を加えM級潜水艦として着工した。
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上記にあるように、

「潜水艦に大口径砲を搭載させ、目標艦船の傍らで急速浮上後すかさず主砲で砲撃、これに致命傷を与えようと」

するには最適の艦かと思います。

例えば、これなら対潜網で守られた艦船にも攻撃を加えることができます。
もしイギリス海軍がこの潜水戦艦を持っていれば、マルビナスの日本艦隊も安心できなかったでしょう。

潜水戦艦は一度浮上したら戦闘が終わるまで潜航しません。それに攻撃を受けた水上艦は砲塔を目標に動かさねばなりませんし、さらに砲弾を装てんし、照準をつけなければなりません。

つまり急に撃つことはできません。それに対して潜水戦艦は浮上直後から6発/分の連射ができ、それも10,000m以下の近距離射撃ですから、そのほとんどが当たるでしょう。つまり水上艦が射撃可能な状態になる頃には致命的なダメージを受けている可能性が大です。

前述したように、大潜網で守られている艦船に対しては魚雷を撃っても網に捕まって効果が有りません。

それに魚雷は高価で持っている本数も少なく、次装てんに時間がかかります。10,000mも離れると命中率も不確かです。

それに対して砲弾なら魚雷に比べサイズが小さいので、200発は持てる利点が有ります。

PCが発達して、リアルなシュミレーションゲームが出てくれば私の言っていることも検証され、正しいことが証明されるでしょう。

つまり、リアルなシミュレーションゲームが出てくるまで、私の言っていることが間違いだと証明できないということですね。

襲撃する潜水戦艦も一隻ではありません。当然150mm砲とかの小口径砲を積んだ潜水戦艦も用意します。つまり相手と同じ数の隻数をそろえて一勢攻撃するのです。

当然、潜水戦艦は大幅な余裕浮力を持たせる設計にします。このような余裕浮力の大きな潜水艦なら一発位の砲弾では沈みません。欠点としては、なかなか沈まないので急速潜航ができないということですが、潜水戦艦は一度浮上したら戦闘が終わるまで潜航しないというか、恐らく被弾のダメージで潜航できなくなっているので問題有りません。

隠密性の利点を相手に近ずくことに使っていますから、隠密性の利点を捨てたわけではありません。

結局、魚雷か砲弾かという話だと思います。

魚雷は高価で複雑な武器で故障も多く取扱が難しく、10,000mも離れていては命中率も低く、またかさばるので大量に積むことができず、陸上の目標は攻撃できず、対潜網で守られている船にも攻撃できないなどの欠点が有ります。

それに対して、砲弾は安価で単純な構造なので故障が少なく、取扱も簡単でメンテナンスも容易で、10,000mくらいの距離なら容易に命中させることができ、かさばらないので大量に積むことができ、陸上、海上、どちらの目標にも使用可能といった利点が有ります。
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アドミラル・グラーフ・シュペー (装甲艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

排水量: 基準:12,100 t, 満載:16,200 t
全長: 186 m (610 ft)
全幅: 21.6 m (71 ft)
最大速: 28.5 ノット (53 km/h)

航続距離: 20ノット時で8,900 海里 (16,500 km at 37 km/h)
または 10ノット時で19,000海里 (35,000 km at 18.5 km/h)

乗員: 1,150名
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以下の艦から選ぼうと思います。戦艦は長門しか分かりませんでした。
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戦艦
長門

重巡洋艦
金剛、比叡、榛名、霧島、高雄、愛宕、摩耶、鳥海、妙高、那智、足柄、羽黒

軽巡洋艦
最上、三隈、鈴谷、熊野、利根、筑摩、長良、五十鈴、名取、由良、鬼怒、阿武隈

駆逐艦
海風、山風、吹雪、白雪、初雪、他

空母
飛龍、蒼龍、翔鶴、瑞鶴、赤城、加賀

シュペーはディーゼルでしたが、ビスマルクは蒸気タービンで、日本艦と同じです。
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ビスマルク (戦艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

性能諸元
排水量 基準:41,700トン
常備:45,950トン
満載:50,300トン
全長 241.55m (水線長)251.0m
全幅 36.0m
喫水 9.3m(基準時)、10.2m(満載時)

機関 ワーグナー式高圧重油専焼缶12基
ブラウン・ボベリ式ギヤード・タービン3基3軸
138,000hp(標準蒸気圧時出力)
150,170 hp (110MW) (高加圧時出力)= 30.1ノット (54km/h) (公試時)
最大速 30.8ノット(公試時)

航続距離 16ノット/9,280海里
19ノット/8,525海里
24ノット/6,640海里
28ノット/4,500海里

乗員 2,092名 (士官103名, 兵員1,962名 , 27名の高官)(1941年時)
兵装 38.1cm(47口径)連装砲4基
15cm(55口径)連装砲6基
10.5cm(65口径)連装高角砲8基
37mm(83口径)連装機関砲8基
艦名は、Yahoo!知恵袋の、

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1417007799

からコピペしたのですが、間違ってるようですね。こういうことも有るわけですね。wikの方がまだ信頼できますね。
潜水艦隊はイギリスに宣戦布告する前に、タンカー及び、潜水艦補助艦と一緒に日本を出てマルビナスに向かうのですから、呂号潜水艦も連れていくことは可能でしょう。怪しまれないように、見つかりそうになったら潜れば良いのです。

マルビナスからなら潜水艦を使ったドイツとの連絡も容易ですから、ドイツから技術情報を入手しやすくなります。

wikiから、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E8%89%A6%E8%89%87%E4%B8%80%E8%A6%A7

急設網艦
白鷹 [II]
初鷹型 : 初鷹 - 蒼鷹 [II]
改初鷹型 : 若鷹

潜水艦母艇
硯海
歴山
椅子山

特設航空母艦
春日丸型 : 春日丸(→大鷹) - 八幡丸(→雲鷹)
飛鷹型 : 飛鷹 - 橿原丸(→隼鷹)

特設水上機母艦
香久丸型 : 香久丸 - 衣笠丸
神川丸型 : 神川丸 - 聖川丸 - 君川丸 - 國川丸
相良丸型 : 相良丸 - 讃岐丸
山陽丸

特設航空機運搬艦
五州丸 - 葛城丸 - 富士川丸 - 小牧丸 - りおん丸 - 慶洋丸 - 加茂川丸 - 最上川丸 - 名古屋丸 - 関東丸

特設巡洋艦
報国丸 - 愛国丸 - 護国丸
赤城丸 - 浅香丸 - 粟田丸
能代丸
金剛丸 - 清澄丸
金龍丸
浮島丸
盤谷丸 - 西貢丸(兼敷設艦)
金城山丸(兼敷設艦)

特設敷設艦
日祐丸 - 新興丸 - 高栄丸 - 辰宮丸 - 辰春丸 - 天洋丸 - 最上川丸 - 永城丸 - 光隆丸

特設急設網艦
西安丸 - 須磨の浦丸

特設潜水母艦
靖国丸 - 名古屋丸 - さんとす丸 - りおでじゃねろ丸 - 平安丸 - 日枝丸 - 筑紫丸
いずれにせよ、1941年の今日未明、真珠湾攻撃が行われたわけだ。歴史は変えられないが、検証することはできるし、それから学ぶことができる。

私はヒットラーがイギリスやソ連と戦争を始めたのは理解できる。もし日本がソ連と戦争を始めたとしても理解できる。しかしソ連と戦争せずにアメリカと戦争を始めたのは理解し難い。

今まで議論を進めて得られた結論は真珠湾を攻撃するよりマルビナスを攻撃すべきだったということだ。この結論は私一人の手柄ではなく、このトピの皆さんとの共同作業で得られた結論だ。

私自身を含めこのトピのほとんどの人は素人であり、その素人が当時の専門家に勝ったということだ。もっともそれは後だしジャンケンであり、後から言えることだというのはその通りだ。

しかし専門家には説明責任がある。戦争に負けて300万人の犠牲者が出ました。で終わりに出来る問題ではない。なぜマルビナスでは無く真珠湾を攻撃したのか説明する責任が有る。はっきり言って日本の専門家は説明責任を果たしていない。

誰でも失敗はする。私も同様だ。それは私の今までの書き込みを見れば分かる。従って失敗したからと言って攻めはしない。日本の官僚達が自分達の犯した失敗を認め、その失敗を国民に説明するならば問題は無い。

しかし日本の官僚達は過去も現在も失敗を認めず、失敗の説明もしない。それゆえ私は彼らはウマシカであると言わざるを得ない。
マルビナスからアフリカ沿岸に出撃する潜水艦をイギリスはどうやって止めるか?イギリスは北大西洋ではUボートに航空機や駆逐艦で対抗したが、南大西洋では難しいだろう。

イギリスは北大西洋で手一杯なのだから、南大西洋にまで手が回らないだろう。つまりイギリスは枢軸国側に譲歩するしかないということだ。

このトピの皆さんで対抗策が有ると言う人がいるなら対抗策を示していただきたい。アメリカの参戦は除きます。アメリカが参戦したらマルビナスから撤退するだけですから。

もしアメリカの参戦という答えしか無いとしたら、アメリカの参戦に賭けるしかイギリスには手が無いということです。

死者は私の作戦の方が圧倒的に少ないですよ。アメリカが参戦したら、マルビナスから撤退するのですから。

沖縄や硫黄島のような玉砕戦法なんかしませんよ。一つ聞きますが玉砕戦法のどこが作戦なのですか?マルビナス作戦の方が玉砕戦法よりも100万倍もいいですよ。
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私は特定の病気を持つ人を差別する気はないので、私はアスペルガーなんかではないですよ、とかは言いません。そんなことを言うとアスペルガーの人が傷つくでしょうから。私自身はアスペルガーで有ろうが無かろうが、どっちでも良いと思っています。それにここはアスペルガーを議論するコミュでもトピでもありませんし。

もうすぐ12月8日が来るわけですが、要は1941年12月の時点で、真珠湾に艦隊を送った方が良かったか、それとも大西洋に送った方が良かったかということです。

当然、歴史は変わるわけですが、日本が戦勝国になる可能性は大西洋に艦隊を送った方が高いだろうということです。

仮に敗北しても人的損失が少ない状態で早期に降伏となるだろうと。
 


大西洋に艦隊を送って負けた場合、恐らくイギリス、アメリカ、さらにはソ連との、いわゆる連合国との交渉になるでしょう。

この段階では日本はまだ陸上戦闘はしてないので、死傷者が少ない分、連合国の怒りもさほどではないでしょう。それに日本は海軍の主力を失っただけで、陸軍は無傷なのですから、これを交渉のカードとして使えるはずです。

つまり、中国からの撤退を受け入れ、さらに三国同盟を破棄し、ソ連に陸軍を派遣してソ連を支援するなどです。つまり日本は最終的には連合国の一員になるわけですから戦勝国になれるわけです。
日本とイギリスが戦争したのは第二次大戦が始めてではない。薩英戦争がある。

____________________________________
薩英戦争
1863年8月15日~8月17日(文久3年7月2日~7月4日)
生麦事件を原因として、イギリス東洋艦隊7隻が鹿児島湾に侵入しを市街地を砲撃し、薩摩藩もこれに応戦した戦い
双方ともに損害が大きく、11月に和議を結ぶ
薩摩藩は生麦事件の償金支払と犯人捜査を約す
この事件で近代的軍事力の威力を知った薩摩藩は積極的開国に藩論を転換、一方のイギリスも薩摩藩の実力を評価したため、以後両者は接近し提携するにいたる

参加したイギリス艦

フリゲイト「ユリアラス」(HMS Euryalus)
スループ「パーシウス」(HMS Perseus)
砲艦「レースホース」(HMS Racehorse)
スループ「アーガス」(HMS Argus)
砲艦「コケット」(HMS Coquette)
ガンボート「ハボック」(HMS Havoc)
コルベット「パール」(HMS Pearl)
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薩摩とイギリスはこの戦争後かえって仲が良くなっている。従って日本とイギリスが1942の春に戦ったとしても、かえって仲が良くなる可能性がある。

日本が勝てば、その時点でイギリスと交渉すれば良い。必ずしもドイツとと組み続ける必要はない。

フォークランド諸島を占領するのです。シュペーの艦隊が攻撃し損なった島であり、アルゼンチンがマルビナス諸島と呼び、占領してイギリスとフォークランド紛争を起こした島ですね。

フォークランドに行き、占領するのはさほど難しくないでしょう。対潜水艦用の機雷を設置して潜水艦から守ることも可能です。ここを根拠地にしてイギリス商船を沈めれば、当然イギリスは艦隊を差し向けて来るでしょう。それを迎え撃てば良いのです。


しかし、このトピとは関係の無いことで盛り上がってるな。人間は難しいよ。私自身にも私自身が分からない。誰も自分自身を知らない。ソクラテスが「汝自身を知れ」と言ったのはこの問題が一生の問題であることを表している。他人の事を分かったような気になる前に自分自身のことをもっと知るべきだろう。

ですから、ムルマンスクからフォークランドに変更したのです。距離はほぼ半分です。日本領だったギルバート諸島からなら距離は1/3でしょう。大した距離ではありません。フォークランドとギルバート諸島との間を往復して補給すれば良いのです。

食糧は近くの、中立国のアルゼンチンから買えば良いでしょう。アルゼンチンの牛肉は安くてうまいです。フォークランドの領有権は本当はアルゼンチンが持っているそうですから、この戦争が終わればアルゼンチンにフォークランドを返してやると言えば協力してくれるでしょう。

フォークランドはイギリス領ですから占領しても問題ないでしょう。中立国から輸入するのは自由ですから、アルゼンチンから燃料、食糧を輸入するのも自由です。もちろんイギリスは邪魔しに来るでしょうが。

マレーやシンガポール攻略はフォークランドを占領するより、はるかに困難ですよ。これらの国は面積も人口も相手方の兵力も全然違います。

フォークランドを占領する意味はイギリスの通商破壊です。アジアからイギリスに向かう物資はこの海域を通りますから、イギリスは必ずフォークランドを取り返そうとするでしょう。

つまりイギリス海軍をおびき出すという目的をより少ないコストで達成できるのです。

最初はムルマンスクでしたが、本当にムルマンスク作戦を実行してたら途中で立ち往生しなければならないところでした。まさにベンジャミン・フランクリンが言ったように批判者は最高の友です。

このトピのような議論が1941年の日本海軍作戦会議室でなされなかったことが悔やまれます。

当時は地中海は戦場ですよ。北アフリカでロンメル将軍のドイツ軍、イタリア軍とモントゴメリー将軍のイギリス軍が戦っていました。とても安全に通れる海路ではなかったのです。それにオーストラリアからの船はここを通りますし。

マゼラン海峡でしょう。シンガポールを通れませんから当然です。

ギルバート諸島は日本領と勘違いしてました。ではやはりトラック諸島からですね。一つに固まらずにバラバラに出港してフォークランドで集合するようにすれば例え何隻か発見されても気にされないかもしれません。

第二次大戦でチャーチルが最も恐れていたのがドイツのUボートでした。Uボートの通商破壊を恐れていたのです。同じ島国の日本もそれは同じで、アメリカの潜水艦と飛行機から投下された機雷で海運が完全に止まってしまったのが致命的でした。

イギリスと日本との戦争は同じ弱点を抱えた者同士の戦いとなるでしょう。フォークランドを拠点にした通商破壊はイギリスにとって許しがたいものでしょうから早期に反撃して来るに違いありません。第一次大戦のシュペーの東洋艦隊の例を見ても、第二次大戦の戦艦シュペーの例を見ても。

つまり日本の望み通り、主力艦による海上短期決戦という作戦が成功するわけです。

イギリスが強力な東洋艦隊をシンガポールに保持し配置し続けているとすれば、それはフォークランドの日本海軍にとって有利な情報です。フォークランドに向かうイギリス艦隊の戦力がそれだけ減るわけですから。つまりフォークランド沖海戦で日本海軍が勝つ可能性が高くなるわけです。

英国東洋艦隊は北上し、台湾や沖縄あたりを攻撃するかもしれませんが、それはイギリスにとって大きなミスです。一式陸攻を始めとする強力な陸上機の爆撃と雷撃を受けることになるからです。

結局、英国東洋艦隊は日本近海に近ずけず、それではというわけで通商破壊でもしようかと思っても、もともと日本は経済封鎖されていて、アメリカと日本を結ぶ航路も、東南アジアと日本を結ぶ航路も、航行する日本船は無いのですから、攻撃する目標が無く、通商破壊したくてもできないのです。

つまり英国東洋艦隊も英国陸軍も、宝の持ち腐れ、将棋で言う遊び駒なのです。
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http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=37301016&comm_id=35238&page=all

http://www5a.biglobe.ne.jp/~nkgw/history33.htm

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1320719753

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1218068772
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当時日本には4,300万バレルの石油が備蓄されていたようです。これだけの石油を全てタンカーに載せてフォークランドに持って行くことは不可能です。従って日本にも飛行機を飛ばす位の燃料は有ったわけです。

全艦トラック諸島から出発するのは無理なようですね。それなら残りは本土から出発させるしかないでしょう。

日本領の南洋諸島の補給がイギリス船にたよっていたとは驚きですね。現在では船員は人件費が安い外国人が多いですから。当時もイギリス人の人件費は日本人より高かったと思うのですが、その辺どうなんでしょう?船はイギリス国籍だが、船員は日本人とか有るんじゃあないでしょうか?

ともかく、フォークランドに燃料を運べるのは一回か二回でしょう。それまでに海上決戦で決着がつくと思います。長期戦になればフォークランドはもちろん、南洋諸島の維持もできません。

100機位の艦載機なら本土防空部隊のゼロ戦で十分対応できるでしょう。問題は艦載機の数ではなく艦載機の質です。当時イギリスにはゼロ戦に対抗できる艦上戦闘機は無かったのです。

もちろん、それでも一隻くらいは日本に近づいて砲撃してくるのがいるかもしれませんが、それだけでは戦局に大きな影響を与えることはできないでしょう。


これまでの議論で分かったことは、タンカーを含む輸送船の重要さです。当然、イギリスにとってもそれは同じでしょう。日本が輸送船の数の不足に悩んでいたのと同じようにイギリスも輸送船の数の不足に悩んでいたはずです。

イギリスが日本を直接攻撃するような作戦を実施するには、それなりの輸送船が必要です。それらはヨーロッパから引っ張って来なければならないでしょう。そんな余裕は無いと思います。一隻でも多くの輸送船を必要としているヨーロッパから輸送船を引っ張ってくるようなことをイギリスはしないと思います。

それより、フォークランドを拠点にイギリスの貨物船を沈めたり拿捕したりしている日本海軍を何とかしようとするでしょう。極東のことなどよりも、大西洋という自分の庭先で、しかも自分の領土を占領されている事態を何とかしようとするでしょう。自分の足元で火がついているのに遠い極東のことなどに構っていられないということです。

イギリス東洋艦隊だけなら何とかなると思いますが、アメリカまで参戦するとなると、話が違ってきますね。ただ、アメリカは議会の力の強い民主主義国家ですからいきなり日本に宣戦布告して来ることはないでしょう。例えばイラクに対しても十分な時間を与えてクエートから撤退しなければ攻撃すると警告してから攻撃しています。

同様に日本に対してもフォークランドから撤退しなければ宣戦布告すると言ってくるでしょう。しかしそれは議会、つまりアメリカの世論が戦争に賛成すればの話です。フォークランドの占領はイギリスの通商破壊でドイツやイタリアがやりたくてもできなかったことを日本がやったわけですからドイツやイタリアは日本を支持するでしょう。

つまりドイツやイタリアはアメリカが日本に宣戦布告するならドイツとイタリアはアメリカに宣戦布告すると言って来るはずです。それを受けたアメリカ市民がどう反応するか?アメリカにはドイツとイタリアからの移民が多いのです。彼らはドイツとイタリアを支持するでしょう。つまり日本に宣戦布告することに反対するでしょう。ですからアメリカが日本に宣戦布告する可能性は非常に低いと思います。

しかし、それでもアメリカ議会が何日何時までにフォークランドから日本が撤退しなければ日本に宣戦布告すると決議したなら、日本は撤退するのが賢明でしょう。撤退しないのなら真珠湾攻撃したのと同じ結果になるのですから。つまり敗戦しかないのですから。
ホーン岬と南極大陸との間の海峡はドレーク海峡という名前がついていますが、ドレークは海賊です。イギリス人はこの重要な海峡に海賊の名前を付けて讃えているわけです。

従って日本が仮装巡洋艦を使ってイギリスの船を拿捕してその貨物ごと日本に引っ張っていっても何の問題もないでしょう。仮装巡洋艦は日本丸のような帆船でも良いのです。こうしてイギリスは船と貨物を減らし、逆に日本は船と貨物を増やすことができるわけです。ちょうど将棋の駒みたいなものですね。

しかしこんな方法は長続きしないでしょうから、戦争は短期決戦で終わらせる必要が有ります。そしてフォークランド作戦によって、短期決戦が実現できるのです。

今までフォークランド作戦と呼んでいたが、アルゼンチンも領有権を主張しているわけだから、イギリスとの戦争になった今、イギリスの味方をする必要は無い。アルゼンチンが主張するようにこの島をマルビナス諸島と呼ぶことにしよう。従ってこの作戦名はマルビナス作戦だ。

これで少なくともマルビナスの食糧問題は解決する。何ならアルゼンチンの海兵隊員をマルビナスに連れて来てもよい。これでアルゼンチンは三国同盟の味方であり、アメリカはますます参戦しにくくなる。アメリカが参戦すればアルゼンチンに敵対することになるからだ。燃料もアルゼンチンから供給してもらえばよい。

結論として、マルビナスを占領することは真珠湾を攻撃するよりはるかに優れた作戦だということが分かる。占領は一個中隊の海軍陸戦隊員だけで十分だから陸軍に頭を下げる必要は無く海軍だけで実行可能だ。

つまり、当時の海軍作戦参謀達はウマシカ確定で良いだろう。山本長官にしても航空攻撃を評価した先見性は認めるが、真珠湾攻撃を主張した時点で指揮官失格と言わざるを得ない。

しかし実際のところ、70年も前の陸海軍首脳達がウマシカであったとしても、現在の我々にはどうでも良いことです。問題はこのウマシカの伝統が現在にも受け継がれていることなのです。

先の田母神将軍の騒動はその典型的事例です。田母神様は本当に日本の安全保障問題について危機を持ってあのような論文を書かれたのです。しかし国会ではそれについてまともな議論がされず、TV中継すらされませんでした。

今の自民公明、そして野党も、安全保障問題に関してはウマシカと言わざるを得ません。

もちろん知っています。ルーズベルトは日本を挑発しアメリカに宣戦布告させて、第二次大戦に参戦しようとしていたのです。しかしその謀略にまんまと乗せられてしまったのではウマシカと言わざるをえません。真珠湾攻撃に代わりにマルビナス作戦を実行していればルーズベルトの上を行くことができたのです。

過去の先人達を尊敬することは大切ですが、だからといって批判をためらってはいけません。なぜなら後世の批判に耐えるようなもので無ければ真に偉大な人物とは言えないからです。

私は単に麻生首相が馬鹿という字をウマシカとしか読めないからウマシカと言っているのではありません。現在の失業者の急増を見れば、今やるべき政策は失業対策に1兆円を注ぎ込むことであって、地方に道路を建設することではないはずです。道路財源の1兆円は失業者に10万円づつ配ることに使われるべきです。

彼らは私のようにmixiで批判されなかったから間違えたのです。どんなに頭の良い人も批判されなければ成長しません。軍人は偉くなればなるほど偉そうになって他人の批判を受け付けなくなります。

特に自分の部下の言うことは聴きません。部下の言うことを聴いていては上官としての面子が無いと思うようになるのでしょう。ヒットラーがその代表です。日本やイタリアの指導者も似たようなものです。
 
イギリスが持久戦ですか?あのイギリスの偉大な英雄、大海賊にしてサーの称号を持つドレークの名を冠する海峡を、東洋のサルのごとき日本人に支配させるのですか?それをイギリス人が黙って見ていると言われるのですか?とても信じられませんが、まあ、それならそれでいいでしょう。

イギリス人は有りったけの潜水艦をマルビナスの周辺に集めたそうですね?イギリスの潜水艦は地中海で大活躍していたのですよ?それをはるばる大西洋の南の果てまで持ってきたのですか?イタリア人やドイツ人は大喜びですね。それだけでもマルビナスを占領した甲斐が有るというものです。

地中海をドイツやイタリアの貨物船は安心して通れますね。北アフリカに武器弾薬、戦車を陸揚げできますね。マルタはドイツに占領されるでしょう。エジプトも危ないですね。中東の石油地帯も占領されるでしょう。

日本艦隊はマルビナスに居るだけでこれだけの成果を上げたわけです。大したものです。

ドイツには必殺兵器フリッツXが有るのですよ。英国艦隊なんかイチコロですよ。ともかくイギリスが地中海に有力な艦隊を貼り付けてるとすれば、南大西洋の制海権は日本に有るわけで、日本海軍はイギリス船の拿捕のし放題、マルビナスは拿捕したイギリス船であふれかえることになるでしょう。

空母を出撃させる必要はないでしょう。イギリス商船がアフリカ近海を張りつくように航海するのなら、我がイ号潜水艦の格好の目標になりますね。何隻ものイギリス商船がイ号潜水艦の攻撃によって海の藻となるでしょう。それにイギリスがどれだけ耐えられるか?

空中投下式生存可能型人間魚雷はフリッツXより優秀ですよ。人間が乗るのだから当然でしょう。

私は真珠湾攻撃よりも、マルビナスを占領した方が良いことを証明しようとしているわけです。そうすれば山本長官を含めた海軍首脳達がウマシカであることを証明できますから。

日本はマルビナスを拠点にドイツのUボートを支援すればよいのです。後はドイツのUボートが勝手にイギリス船を沈めてくれます。そうすればそのうちマルビナスを取り返しにイギリス艦隊が出てくるでしょう。

艦隊決戦になれば日本艦隊の勝ちですから、後はイギリスとの交渉次第で何とでもなるでしょう。
日本は当然、イ号潜水艦で南大西洋からインド洋のイギリス船をどんどん沈めます。そうなれば北アフリカのモントゴメリーは補給ができなくなり絶望して拳銃自殺。北アフリカと中東はロンメル元帥が占領。

ドイツ、イタリアは待望の石油を得て、当然、その石油は日本にも供給されるから石油問題は解決。これで三国同盟の勝利は決定でしょう。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~nkgw/history33.htm

4,300万バレル有るのですから、日本から出撃する潜水艦に使う分くらいは有りますよ。4,300万バレルの石油を全てタンカーでマルビナスに持って行くことは不可能です。

荒川 海上輸送力の戦い
http://www.nids.go.jp/dissemination/kiyo/pdf/bulletin_j3-3_3.pdf

 前述の甲支隊4隻は、6月、初めの1週間で12隻、52,840総トンの商船をモザンビーク海峡で撃沈した。これを潜水艦1隻当り1ケ月に換算すると12隻、6万総トンの撃沈能力があることになる。英国側の統計資料によると、当時この海域には月当り80~90隻(40万総トンから45万総トン)の連合国船舶が航行していた36。潜水艦1隻当りの撃沈能力が変わらないと仮定すれば(一般的に連合国側はそのような損害がでれば、即座に様々な対策を措置するので、撃沈能力が低下していくであろうが)、7隻から10隻の潜水艦をこの海域に常続的に配備しておけば、この補給動脈はほぼ切断されることになる。この数の潜水艦を常続的に配置しておくためには、この作戦には3個単位の潜水戦隊21隻から30隻充当しなければならない。日本は開戦時、60隻の潜水艦を保有していたので稼動率などを考慮すれば日本海軍の潜水艦隊全力の作戦とならざるをえないであろう。その意味でも、東の太平洋正面は防勢に転ずる「東守西攻」戦略は基本的前提として欠かせない。

 また、米国の造船実績は1942年には5,393,000総トンで月当り450,000総トンであった。

(この実績は富岡課長の報告に示された海軍軍令部の米国の造船力見積もり、月25万総トンの約1.8 倍であるけれども)白紙的にはこのインド洋正面での日本の潜水戦隊による通商破壊戦による連合国商船の撃沈量は米国の造船量に匹敵する。

 しかし、ここで重要な点は、撃沈量が建造量に迫るということにあるのではなく、この補給ルートをこの時期に切断するということにある。つまり、1942年の上半期に、このルートでインド洋地域(中東、ペルシャ湾、インド)に英国と北アメリカから連合国の船舶により戦車2,415両、航空機 1,969機が補給されていたのである。また同期間、英国からこの地域に海上補給された車両は44,425 両であり、北アメリカからは81,470 両がこのルートで補給されていたしたがって、もしこの補給動脈切断作戦が成功していたら、アフリカ戦線と東部戦線の戦況は変わっていた可能性が高い。
マルビナスに石油を運んだタンカーはもう用が無いので一部を残して、すぐ帰国させればイギリス側の体制は未だ整ってないので全船無事帰ることができます。

食糧はアルゼンチンがマルビナスをイギリスから取り戻してくれたお礼に供給してくれるので問題ありません。それに一年分位の水と食料は船に積んでますし。それでも足りなければマルビナスの羊を食べることもできます。

日本が食糧不足になったのは、陸軍に労働力を取られたからです。しかしマルビナス作戦に陸軍は参加していないので日本には労働力が十分有り、食糧不足になることは有りません。

そうなんですよ、当時の海軍首脳がウマシカであることは多くの人が指摘しています。私はそれにとどまらず、現在の高級官僚達もかっての陸海軍首脳達と同様にウマシカであると断言して憚りません。国民年金問題、健康保険問題等々、それを実証する事例ならいくらでも挙げることができます。その結果日本はシンガポールより貧しい国になったのです。

潜水艦は日本から最短距離でマルビナスまで行くのです。そしてアフリカ沿岸の輸送船を攻撃すれば良いでしょう。

船団護衛を採用すれば、その時こそわが海軍機動部隊の出番です。簡単に全滅してしまえるでしょう。


日本がアメリカと戦争を始めた時点で、当時の陸海軍首脳はウマシカなんですよ。要は、真珠湾を攻撃した方が良いか、マルビナスを占領した方が良いかということです。

マルビナスなら海軍だけでできる作戦ですから、たとえ失敗しても海軍だけの損失です。それにアメリカが参戦してくれば撤退すれば良いだけです。つまり融通が効くということです。

しかし真珠湾を攻撃すればアメリカの参戦は必至ですし、南方作戦には陸軍の参加が不可欠です。つまり途中で戦争を止められなくなり、原爆投下で終わるしかないということです。

南アメリカとアフリカとの間に潜水艦を配置して通商破壊すれば、イギリスやアメリカはパナマ運河を通って南極大陸を回って、中東に行くしかなくなります。遠回り過ぎてダメでしょう。

イ号は日本からドイツまでいけたのですよ。後続距離が足りないのはイギリスの潜水艦の方ではないですか?

太平洋の島々は無理に守る必要はないでしょう。アメリカ軍と戦う気が無いのですから、無理に守る必要が有りません。


食糧は一年分位なら持って行けますよ。野菜はフォークランドにも有るでしょう。日本人は海草を食べることもできます。昆布とか。

ですからアメリカが参戦して来たらマルビナスから撤退すると申し上げているのです。

石油さえ有れば海軍は動けるのですから、海軍力はまだ交渉のカードになります。

燃料は帰りの分くらいは持って行ってるのです。ですから帰ることはできますよ。撤退戦も無いでしょう。アメリカの要求通り撤退するのですから、アメリカも攻撃する理由が無いし、攻撃して損害を出すのは無意味なことです。

満州に撤退すればいいでしょう。満州国は中国の一部ではなく、独立国家だとアメリカも当時は認めていたのですから。

当時はソ連はドイツとの戦争で忙しく、中国は内戦状態ですから、どこの国も攻めて来ないでしょう。


アメリカと交渉して、ハルノートを受け入れ、さらに三国同盟を破棄し、小早川秀秋みたいにドイツとイタリアに宣戦布告すると言えば、外様大名としてアメリカやイギリスと交易できるでしょう。
イギリス海軍だって昔はただの海賊だったんですよ。ドレーク海峡のドレークが良い例です。

当然、独ソ戦はドイツに勝たせるのが目的ですから、ウラジオへの援助物資は認めませんし、インド洋経由での支援も通商破壊するわけです。

満州から撤退したらソ連が攻めてくると言えばアメリカも満州から撤退せよとは言わないでしょう。

満州にも日本にもアメリカ資本の導入を認めるのです。マクドナルドとか。

イギリスは度量の深い大国です。そうでなければあれだけの大帝国を築けません。小早川秀秋を許した徳川家康のように許してくれるでしょう。

私は太平洋戦争は時代を一つ飛び越えて宇宙戦争として考えるべきだと思うのです。宇宙では星と星との間が余りにも離れている為、補給を考えることができません。もちろん「ワープ航法」とか「超光速」とかが可能なら別ですが。それらはSFの中で可能なだけで現代科学では否定されています。

従って一つの星、この場合、マルビナス星団を占領する場合、占領する期間に必要な全ての物資を持って行くしかないのです。従ってその途中の星々が敵に占領されても、あるいはこちらから占領しなくても、そんなことは問題ではないのです。最初から補給など当てにしてないのですから。

ここがこの作戦が時代を先取りしたところなのです。従っておっしゃるような「継戦能力は距離の二乗に比例する」という今までの常識は、この作戦には当てはまらないのです。

南アメリカとアフリカとの間に潜水艦を配置して通商破壊すれば、イギリスやアメリカはパナマ運河を通って南極大陸を回って、中東に行くしかなくなります。遠回り過ぎてダメでしょう。

当時、イギリスは中東に大量の物資を運ぶ必要が有ったのです。ロンメルと戦っていたからです。そしてソ連を支援する必要もありました。ですからマルビナスとアフリカ大陸との間で通商破壊されると困るはずなのです。
確かに東条首相は自殺しようとして、太平洋戦争と同じようにやり損ねられましたが、しかし例え自殺に成功されていたとしても、そんなことは実際に300万人もの犠牲者を出した国民にとってはどうでも良いことなのです。

自殺する位なら、最初から負けると分かっている戦争などするなよというのが国民の本音ではないでしょうか。

日本が敗北したとき、どこで何をしてるかを考える暇が有ったら、日本が敗北しないようにするには、どうすれば良いかを考えるのが作戦参謀の仕事でしょう。

拿捕商船乗組員は海賊ドレークのように、食糧と燃料の交換に使うのです。

「継戦能力は距離の二乗に反比例するというのをご存知か?」ということだと思います。

確かに地球の反対側での作戦は困難を極めるでしょう。マルビナスは地の果て、世界の果てとも言うべき所です。しかしそれはイギリスにとっても同じなのです。日本より多少近いだけです。イギリスやアメリカにとってもマルビナスの位置は難しい位置なのです。

マルビナスは期間限定の作戦です。一年間です。一年間粘ってイギリスが取り返しに来なかったらあきらめて撤退すれば良いのです。

以下のコメントを読んで下さい。マダガスカルを通る輸送船はどこから出港したのか?イギリス本国でしょう。イギリス本国からケープタウンを回り、中東に向かったのです。従って南アフリカの西岸沖で通商破壊すれば良いわけです。
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荒川 海上輸送力の戦い
http://www.nids.go.jp/dissemination/kiyo/pdf/bulletin_j3-3_3.pdf

 前述の甲支隊4隻は、6月、初めの1週間で12隻、52,840総トンの商船をモザンビーク海峡で撃沈した。これを潜水艦1隻当り1ケ月に換算すると12隻、6万総トンの撃沈能力があることになる。英国側の統計資料によると、当時この海域には月当り80~90隻(40万総トンから45万総トン)の連合国船舶が航行していた36。潜水艦1隻当りの撃沈能力が変わらないと仮定すれば(一般的に連合国側はそのような損害がでれば、即座に様々な対策を措置するので、撃沈能力が低下していくであろうが)、7隻から10隻の潜水艦をこの海域に常続的に配備しておけば、この補給動脈はほぼ切断されることになる。この数の潜水艦を常続的に配置しておくためには、この作戦には3個単位の潜水戦隊21隻から30隻充当しなければならない。日本は開戦時、60隻の潜水艦を保有していたので稼動率などを考慮すれば日本海軍の潜水艦隊全力の作戦とならざるをえないであろう。その意味でも、東の太平洋正面は防勢に転ずる「東守西攻」戦略は基本的前提として欠かせない。

 また、米国の造船実績は1942年には5,393,000総トンで月当り450,000総トンであった。

(この実績は富岡課長の報告に示された海軍軍令部の米国の造船力見積もり、月25万総トンの約1.8 倍であるけれども)白紙的にはこのインド洋正面での日本の潜水戦隊による通商破壊戦による連合国商船の撃沈量は米国の造船量に匹敵する。

 しかし、ここで重要な点は、撃沈量が建造量に迫るということにあるのではなく、この補給ルートをこの時期に切断するということにある。つまり、1942年の上半期に、このルートでインド洋地域(中東、ペルシャ湾、インド)に英国と北アメリカから連合国の船舶により戦車2,415両、航空機 1,969機が補給されていたのである。また同期間、英国からこの地域に海上補給された車両は44,425 両であり、北アメリカからは81,470 両がこのルートで補給されていたしたがって、もしこの補給動脈切断作戦が成功していたら、アフリカ戦線と東部戦線の戦況は変わっていた可能性が高い。

軍人は行けと言われればどこへでも行くしかないでしょう。マルビナスで役に立てるか分かりませんが。

当時は地中海通れなかったんでしょう。ドイツの急降下爆撃機スツーカとかがいましたし。

以下の記事は、防衛研究所戦史部主任研究官の荒川憲一氏によって書かれたものです。
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 しかし、ここで重要な点は、撃沈量が建造量に迫るということにあるのではなく、この補給ルートをこの時期に切断するということにある。つまり、1942年の上半期に、このルートでインド洋地域(中東、ペルシャ湾、インド)に英国と北アメリカから連合国の船舶により戦車2,415両、航空機 1,969機が補給されていたのである。また同期間、英国からこの地域に海上補給された車両は44,425 両であり、北アメリカからは81,470 両がこのルートで補給されていたしたがって、もしこの補給動脈切断作戦が成功していたら、アフリカ戦線と東部戦線の戦況は変わっていた可能性が高い。
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シンガポール攻略には陸軍に頭を下げて頼まねばならない。その結果作戦が海軍の都合だけでできなくなる。戦争を辞めたくても止められなくなる。敵味方が余りに血を流し過ぎたから。

独ソ戦でドイツが勝てば、アメリカは枢軸国側と妥協せざるを得ません。独ソ戦でドイツを勝たせるにはどうすれば良いか?ということです。そのためのマルビナス占領なのです。

アメリカが宣戦布告してきたら撤退して、それを理由に陸軍を説得するのです。アメリカと戦っても海軍は勝てない。石油も無い。どうしようもない。と言えば陸軍は「それでは仕方がない」と言って中国から撤退するでしょう。
私はアメリカとは戦争しないと申し上げています。ですから戦力比を言われるなら、日独伊三国同盟海軍VS英国海軍で比較してもらいたい。
日本艦隊は大西洋でイギリス艦隊と艦隊決戦を行えば良いでしょう。勝つか負けるかは、勝敗は時の運です。

勝てばイギリスは降伏するので、日本は石油が手に入るでしょう。負ければ内閣が責任を取って辞任し、石油が無いので中国との戦争も継続できなくなったと言って、陸軍に中国からの撤退を命令することができます。
1939.9.3以前なら、ドイツも日本もイギリスとは戦争状態にないのですから、シンガポールで、お金さえ払えば給油してもらえるでしょう。スエズ運河の通航も可能です。
イギリスとの戦争は植民地を解放するために必要だったのです。
まず、今までの議論を整理してみましょう。

1)大西洋に日本主力艦隊を送る。
2)送る時期は1939.9.3以前の方が途中で燃料を補給できるので望ましい。
3)第二次大戦が勃発すると日本主力艦隊はイギリス艦隊と艦隊決戦を行う。
4)勝てば石油を得られるが負ければ日本海軍も石油も無い。
5)海軍も石油も無いので中国での戦争継続は不可能だと陸軍を説得できる。
6)陸軍はそれでは仕方ないと言って中国から兵を引き揚げる。
7)めでたし、めでたし。わーい(嬉しい顔)指でOK

どうしてバカバカしいのですか?日本は海軍を失っただけで、平和を取り戻すことができるのですよ?東京を爆撃され、広島と長崎に原爆を落とされて平和になるより、よっぽどましではないでしょうか?
イギリスが石油を売ってくれないなら、ドイツに頼んでドイツ補給艦からの洋上補給という手段が有ります。ちょうど海上自衛隊がインド洋でやっている、あのやり方ですね。

ヒットラーはいつ第二次大戦が始まるか知っています。
もっとも、ヒットラーは1939.9.3にイギリスとフランスが宣戦布告してきたのが意外だったようですが。

ですから日本海軍はあらかじめヒットラーに、イギリスとの戦争が始まれば日本海軍主力艦をイギリスとの海上決戦に使っても良いと、伝えておくのです。

ドイツは海軍力が不足していたので、この申し出を受けるでしょう。そして大西洋に回航するための石油も供給してくれるはずです。

イギリスは日本海軍の動きを変だなと思うでしょうが、オーストリアをドイツに割譲し、ドイツがポーランドに侵攻しても、西部戦線で何もしないほど戦争を嫌がっていたのですから、日本艦隊の邪魔はしないでしょう。
当然、内閣は総辞職でしょう。しかしそれは日本では良く有ることです。今だってしょちゅう内閣は変わっているのですから。

海軍が無くなっても、中国もソ連も何もしてきませんよ。これらの国はもともと大した海軍は無いのですから。アメリカ、イギリスにしてもドイツのことで頭が一杯で日本のことまで構ってられないでしょう。
アメリカが宣戦布告してきたら降伏するしかないでしょう。戦っても最後は原爆を落とされるだけですから。
ですから、ギャンブルだと申し上げています。しかしこのギャンブルは真珠湾攻撃よりもリスクの少ないギャンブルなのです。

真珠湾攻撃は国を失いますが、イギリスとの海上決戦は海軍を失うだけです。
日本はサッカーに負けたからといって、暴動を起こす国民性では有りませんし、遠征先で、海軍が負けたからといって、暴動にはならんでしょう。

大西洋で海軍が負けても、日本には海軍基地航空隊が無傷で残っています。それにいざとなったら、生存可能型人間魚雷が有ります。

確かに日本の艦船は長距離航行するようには造られてないから改造する必要が有りますね。しかしこれは簡単で、燃料等裁量を増やせば良いだけのことです。つまり両舷側に燃料タンクを溶接して増設するのです。これは余裕浮力の増加にもなります。ただマイナス面として船幅が増加して航行速度が低下しますが、これはあきらめるしかありません。

それから1939.9.3以前ならイギリスも手出しはできないはずです。まだ戦争は始まっていないのですから。燃料についてもドイツとの交渉がまとまれば、必要な分の燃料をあらかじめ日本に運んでおけば良いわけです。これには日本のタンカーを使えば良いでしょう。平和時ですから護衛無しでもイギリスから攻撃される心配は有りません。というよりそれに賭けているわけです。ヒットラーがチェンバレンの臆病さと平和主義に賭けてオーストリアを併合したようなものです。

疑り深いヒットラーが何隻かの日本艦を質に入れよと要求するなら、それに応じても良いでしょう。

そうしてヨーロッパまで航海する燃料が貯まれば出撃ですが、これは1939.9.3以後でも良いでしょう。航路はドレーク海峡を通ります。イギリスは恐らく北海を戦場に選ぶでしょう。というのもドイツの戦艦ビスマルクやシュペーが北海に出てくるのを阻止したいでしょうから。つまり北海には何隻かのイギリス艦を貼り付けておく必要があるわけです。

しかし日本艦隊が北海に近づけばイギリスは日本に宣戦布告して、戦闘になるでしょう。ドイツ艦隊も潜水艦を含めて総出撃となります。もちろん質に取られていた日本艦も出撃です。

日本艦隊の強みは航空母艦の艦載機の性能で勝っていることです。当時のゼロ戦に勝る艦上戦闘機は有りません。従って制空権は日本側が持つことになり、イギリス側は艦載機の波状攻撃を受け、戦力が大幅に削られるでしょう。その後、砲撃戦となっても、日本側には長距離酸素魚雷、甲標的、そして水中直進砲弾が有ります。

唯一の心配はレーダーが無いことですが、これはドイツ側がカバーしてくれるでしょう。従って、この海上決戦は日本とドイツ側の勝ちに終わると思います。
日本帝国艦隊がムルマンスクに向けて出港するのは、第二次大戦が始まって一年後か、一年半後がいいでしょう。その頃ならゼロ戦も甲標的も完成してるし、ビスマルクも完成しています。

燃料の問題は、船速を1/2にすれば解決すると思います。船速を1/2にすれば水の抵抗は1/4になるわけですから、単純に計算すれば航続距離は4倍に伸びます。つまり、ゆっくりとムルマンスクまで行けばいいわけです。

日本からは宣戦布告しないのですから、宣戦布告して攻撃して来るのはイギリスからです。日本艦隊がゆっくり航行していてもイギリスの潜水艦は攻撃してこないでしょう。もともとイギリスは潜水艦に頼る国ではないし、潜水艦の数も少ないですから。結局、北海での海上決戦になると思います。

大和の訓練はムルマンスクへの航海中にやればいいんですよ。航海中に対ソ戦が始まるので、イギリスが攻撃してきたら、イギリスとソ連に宣戦布告です。当然、ウラジオストクも経済封鎖です。

アメリカはウラジオストクの経済封鎖くらいでは日本に宣戦布告しません。当時の反戦運動はものすごかったのです。日本の社会党や公明党の反戦運動よりもすごいのです。

史実ではドイツのポケット戦艦シュペーが沈むのは1939年12月17日ですが、大西洋に出るのは待ってもらって、ビスマルクと共に、日本艦隊が来るのを待ってもらいます。

イギリスは艦隊決戦に絶対の自信を持っているので、アメリカが助太刀しようか?と言ってきても断るでしょう。勝利をイギリスだけで一人占めしたいからです。イギリスのプライドにかけて宣戦布告無しに潜水艦で攻撃するような卑劣なこともしないでしょう。堂々と戦って勝てる戦争だと思っているのに、そんな卑劣なことをして勝ったと言われたくないからです。

ドイツ艦隊と日本艦隊をまとめて葬り去り歴史に名を残す絶好のチャンスなのですから日本艦隊が北海に来るまでは何もしないでしょう。しかし、そのうぬぼれがイギリス海軍の悲劇となるのです。
 


日本はソ連に宣戦布告して、陸軍だけでウラジオを占領するのです。
大和は高い艦橋を持っているから横棒を取り付けて、帆を垂らせばいいんですよ。追い風だったら機関を止めても十分な推進力を得られます。他の船にもマストと帆を付けます。そうして帆船に改造すれば燃料は要りません。風だけでも8ノットは出るでしょう。北海に近づいたらマストと帆は撤去して戦闘に備えます。
燃料を確保する方法には、
1)アメリカの要求を受け入れる。
2)アメリカと戦争する。
3)大西洋でイギリスと海上決戦する。

の三つの選択肢が有ったのです。1)と2)がダメなのですから、3)しかないのではないでしょうか?

大西洋に行く燃料位は
1)速度を落とす。
2)帆船に改造する。
3)ドイツから燃料を貰う。

上記の方法で解決できるでしょう。
アメリカが参戦して来たら、ムルマンスクに行くのは止められるが、英蘭との戦争はアメリカが参戦してきても止められないという点が違うのです。

イギリスとの海上決戦に持ち込み勝つことができれば、ドイツはソ連との戦争に勝つ可能性が高くなります。そうなれば例えアメリカが参戦して来てももう遅く、アメリカはドイツと講和するしかありません。つまり日独伊三国同盟が戦勝国になるということです。
独ソ戦でのドイツの敗因は、
1)ソ連はアメリカ、イギリスからの援助物資を受け取ることができたこと。
2)ドイツはイギリスからの爆撃を受けて工業生産が低下したこと。
3)ドイツはイギリスに経済封鎖されて、海外からの輸入が止まったこと。

が原因です。ですからイギリスとの海上決戦で制海権を取れば、イギリスはドイツに敵対できなくなり、上記の1)2)3)は無くなり、独ソ戦でドイツは勝つことができ、日本は戦勝国になれるのです。
ルーズベルトは参戦しないことを公約にして大統領に当選したんですよ。ですから日本に無理難題を言って、その結果、日本は浅野内匠頭みたいになって逆上し吉良上野介に切りかかったのが真珠湾攻撃でしょう。

ですから日本から手出ししない限り、アメリカが参戦するのは難しいのです。もちろん100%は有りませんが、十分賭けるに値する確率なのです。そもそも、アメリカが参戦するならフランスにドイツが攻め込んだ時点で参戦すべきだったでしょう。
このトピは真珠湾攻撃してアメリカと戦争を始めたことの批判から始まっているのです。つまり真珠湾攻撃しなくとも日本が戦勝国になる方法は有ったのではないか?ということです。

それには三国同盟の側を勝たせるしかないのです。つまり独ソ戦でドイツを勝たせるということです。それには極東のウラジオストクやハバロフスクを陸軍に占領させるのは当然としても、海軍が遊び駒になってしまいます。貴重な戦力を遊び駒にするわけにはいきません。

そこで日本艦隊を大西洋に回航してムルマンスク占領という作戦が現実的なものになってくるのです。その途中でイギリスとの艦隊決戦になるでしょうが、それは望むところです。大西洋の制海権を奪えばイギリスは降伏し、日本もドイツも自由に石油を輸入できるようになるからです。

私は大西洋に日本艦隊主力は十分到達できると思いますが、専門家の意見を聞きたいところです。失礼ですがこのトピには私も含めて確実なことの言える専門家はいないと思います。専門家の意見を聞かない限り、日本艦隊が大西洋に行けるかどうか、はっきりした結論は出ないと思います。

三国同盟の一員である日本の勝利は独ソ戦でのドイツの勝利にかかっているのです。ドイツの味方をするのは当然です。

ドイツの味方をしないのならドイツと戦うことで石油を得ることを考えるべきです。それはソ連の味方をしてソ連から石油を得ることでしょうが、それができないならドイツの味方をするしか有りません。

日本の取るべき最善手は、アメリカの要求を飲み、中国から撤退することだと思いますが、それができず、ソ連からも石油が得られないという前提で、残った選択肢がアメリカと戦争するか、ソ連と戦争するか、どちらかを選ばなければならなくなった時、史実ではアメリカと戦争する道を選んだのですが、むしろソ連と戦争するべきだったと言っているのです。

その為には日本艦隊の大西洋回航が必要で、その為の燃料についても、当時4,300万バレルは有ったのですから、十分足りていたわけです。4,300万バレルも有って燃料が無いから大西洋に行けないという主張は受け入れられません。
燃料は有るのですから、後は全日本艦隊をムルマンスクまで航海させるのに必要な燃料を算出し、それに必要なタンカーの数を算出すれば良いわけですが、全艦隊が無理なら、戦力になりそうにない旧式艦は置いていけば良いでしょう。

計算もせずに言うなと言われそうですが、バルチック艦隊にすらできたことが日本艦隊にできないとは思えません。
当然、日本はソ連に宣戦布告してウラジオは占領するのですから、ウラジオにアメリカから物資が届いたら全て没収です。さらにイギリスとの海上決戦に勝利した日本に制海権が有るわけですから、中東経由でソ連に送ろうとしても届くはずがありません。

逆にドイツや日本には東南アジアや南米からの天然ゴムや石油、ボーキサイト、タングステンなどの戦略物資がどんどん届きます。コーヒーだって自由に飲めます。それに対してソ連はコーヒーも飲めなくなります。三国同盟側の勝利は確定でしょう。
アメリカは日本がイギリスと海上決戦で勝利した以上、日本に宣戦布告しませんよ。日本に宣戦布告するということはドイツ、イタリアにも宣戦布告するということですから、アメリカ議会が許さないでしょう。

それに日本と戦うならイギリスと日本との海上決戦の前に、イギリスの味方をして日本に宣戦布告すべきでした。そうすればイギリスとアメリカの艦隊で日本とドイツの艦隊と戦うことができたでしょう。タイミングがずれてますよ。
お互い「思います」「だろう」「でしょう」と希望的観測を言っていてもしょうがありません。私が言いたいことは真珠湾を攻撃するより、ムルマンスクを攻撃した方がはるかにましだったということです。つまりは帝国海軍の作戦参謀達はウマシカだったということです。


史実のセイロン沖海戦で勝利したように、イギリスとの海上決戦で勝利し制海権を取ることができれば、中国やソ連への援助物資を遮断することができます。必要なら日本からヨーロッパに陸軍を派遣してソ連の降伏を早めることもできます。

では仮に日本がイギリスとの海上決戦で負けた場合は、陸軍を説得して中国から引き揚げさせれば良いのです。陸軍も海軍も石油も無いと知れば中国から撤退するでしょう。

つまり東京大空襲も広島、長崎も無しに平和が実現するのですから真珠湾を攻撃するよりはるかにましなのです。

確かにジェットランド海戦では決着が付きませんでした。しかしだからといって日本とイギリスとの海上決戦も決着が付かないとは言えないでしょう。この作戦は最初から賭けだったのです。早い話がやってみなければ分からないということです。

例え決着がつかなくても、イギリスにソ連への支援を止めさせ、ドイツへの爆撃を止めさせることができればこの作戦は成功です。
 

ドイツだけでは勝てないかもしれませんが、日本が陸軍兵をムルマンスクに送ってモスクワを占領すれば勝てます。


ウラジオは陸軍で占領し、ペルシャルートはイギリス海軍を打ち破った日本海軍によって経済封鎖です。


日本がドイツを支援すれば勝てます。

独ソ戦にドイツが勝てば、日独伊三国同盟の勝利です。つまり日本が戦勝国になるということです。

日本陸軍の兵器より、ドイツ陸軍の兵器の方が優秀なので、日本兵は手ぶらで行って、ドイツから武器弾薬を供給してもらった方が良いでしょう。


ドイツ、イタリア、日本の人口を合わせれば、ソ連の人口より多くなります。モスクワを占領後、モスクワからウラル以東の工業地帯を爆撃すれば良いのです。

それにソ連の気候の厳しさはソ連軍にとっても同じです。

なぜか旧帝国海軍のウマシカな作戦参謀を擁護する人が多いなあ。どう考えても真珠湾を攻撃するよりムルマンスクを攻撃した方がいいだろう?

ウマシカな旧帝国海軍の作戦参謀を擁護するということは、自分もウマシカになるということが分かってるのかなあ?

兵站は満州からやればいいでしょう。当時のソ連軍はドイツとの戦争で手一杯でしたし、極東ソ連軍を攻撃するのはシベリア鉄道を使えなくして、アメリカからの支援物資を阻止するのが目的ですから、兵力もさほど必要では有りません。

大西洋での艦隊決戦で英国艦隊は壊滅したはずですが、インド洋に英国艦隊が残っているなら、大西洋に敵のいなくなった日本艦隊を引きかえさせて各個撃破、残敵掃討させれば良いでしょう。

日本艦隊を引きかえさせれば良いのです。英国艦隊が各地に散らばっているとすれば、一つにまとまっている日本艦隊にとって好都合なことです。各個撃破すれば良いのですから。

日本艦隊を引きかえさせれば良いのです。

戦争はやってみなければ分かりません。イギリスとの海上決戦もそうですし、ソ連との戦争もそうです。ただし、アメリカとの戦争は勝ち目がないから止めた方が良いです。ヒットラーもそれを知っていたので、アメリカとの戦争は避けようとしていました。しかし愚かにも日本海軍は真珠湾を攻撃してアメリカとの戦争を始めてしまったのです。

戦闘機のパイロットはともかく、当時の陸軍兵器は現代の兵器に比べれば単純で、兵器の操作くらいすぐ覚えられますよ。ミサイルとかなら時間がかかりますが。

兵士の数と兵器の質と量、それに兵士の士気、そして軍司令官の能力が重要です。ドイツ軍に日本軍が参戦することで、戦力でソ連を上回ることができます。

結局、アメリカを参戦させないことが鍵なんですよね。真珠湾を攻撃したらアメリカの参戦は100%です。だから真珠湾攻撃は愚かだと言っているのです。

基本的にアメリカは共産主義のソ連が嫌いなのです。ですから独ソ戦に参戦しないと思います。日本が独ソ戦に参戦しても同じでしょう。

第二次大戦開始1939年9月3日

独ソ戦開始1941年6月22日

海軍機動部隊1941年11月26日ハワイへ向けて出港、真珠湾攻撃1941年12月8日

スターリングラード攻防戦(1942年6月28日 - 1943年2月2日)

1941年11月26日にハワイに向けて出港する代わりに、ムルマンスクに向けて出港したとすると、1942年の3月か4月には北海に到達できるでしょう。未だソ連には宣戦布告しません。

イギリス海軍との海上決戦ができたとして、負ければイギリスと単独講和してお終い。勝てばソ連に宣戦布告してムルマンスクを占領し、極東ではウラジオを占領。

イギリスからソ連への援助の中止と、日本への石油の輸送を取り付ける。日本から陸軍兵60万をスエズ経由でボスポラス海峡を抜け、クリミアのヤルタに上陸させ、ちょうどスターリングラードで包囲されたドイツ軍を救出する。

30万のドイツ軍を救出することで三国同盟側が有利になり、ソ連降伏。

ソ連が降伏し第二次大戦は終了し、日本は戦勝国になる。

石油が無い場合はそうなるでしょうが、日本には当時、ムルマンスクを往復できる位の燃料は十分有ったようです。ですから3か月も有れば行けるでしょう。

確かにルーズベルトは参戦したがっていましたが、公約で参戦しないと言って当選したのですから簡単には参戦できないと思います。日本はそれに賭けるしかありません。

ジェットランドのドイツ艦隊は逃げ腰で戦ったのです。しかし日本海軍とイギリス海軍は互いに引かずに戦うことになるでしょう。イギリス海軍がドイツ海軍のように逃げ出すとは思えません。つまり日本はそれに賭けるしかありません。

冬季ではなく、夏になると思います。史実のスターリングラード攻防戦は、1942年6月28日 - 1943年2月2日ですから、日本陸軍とソ連軍の交戦は1942年の8月から10月になると思います。

トルコは親日国家ですからボスポラスを通してくれますよ。そもそもどの国が反対するのですか?この時点ではイギリスは降伏しています。ソ連は反対するでしょうがトルコは反ロシアの国ですから。

アメリカが参戦したくとも、イギリスが海上決戦で敗北した後では手遅れなのです。ルシタニア号は潜水艦で撃沈されたのでしょう?しかしイギリスが敗北した後は水上艦によって臨検できるのですから、ルシタニア号のようなことは起こりません。

まあ、3か月掛かる予定が、6か月、あるいは9か月掛かっても別にいいですよ。海上決戦が遅れるだけです。スターリングラードの救出作戦は冬になるでしょうが、史実でもその頃ドイツ軍はスターリングラードの救出作戦をやっていますから、それには間に合うでしょう。

よく考えたら、大西洋でイギリス艦隊を撃滅したら、イギリスと交渉して講和を結んだ方が得ですね。スターリングラードなんかで苦労しなくて済むし。

イギリスとの講和の条件は、
1)ドイツを裏切りドイツ艦隊を撃滅する。
2)その代わり、日本は石油を受け取る。

イギリスは艦隊を無くして困っているので、日本の提案を受け入れるでしょう。
これで日本は連合国の側で、小早川秀秋みたいに、戦勝国になれますね。


出港は1941年の秋頃でいいでしょう。戦力になる全日本艦を率いて出撃です。イギリス艦隊との決戦は1942年の春から夏、海水は温かくて海水浴には良いでしょう。

英米は中国からの撤退を要求していて、それに日本陸軍が承知しないので、英米との戦争になりかけているのです。

しかし、イギリス艦隊が無くなれば、イギリスも日本の望む条件で講和してくれるでしょう。

英空軍の行動範囲の外を航行すれば問題ないでしょう。

それではイギリスの東洋艦隊を撃滅できるだけで、イギリスの主力艦隊を撃滅できず、イギリスに日本の条件を飲ませることはできないでしょう。

その場合は、日本艦隊はイギリスに向かう船を臨検すれば、イギリスは怒って攻撃して来るでしょう。

日本艦隊は撃滅されても良いのです。撃滅されたら中国から撤退できるのですから。

この戦いは日本海軍にとって勝っても負けても良い戦いなのです。

勝てば石油が得られ、負ければ陸軍に中国から撤退させることで石油が得られる。どちらにころんでも石油が得られるのですから真珠湾を攻撃するより優れた作戦であることは明らかでしょう。

クラウゼビッツの言う通り、戦争は政治政策の延長であり、政治は結果なのです。現実の史実として有るのは真珠湾攻撃と原爆投下です。要はこれよりましな歴史を作ることができれば良いのです。

当時の状況を考えると、真珠湾攻撃の代替案として考えられる作戦としては、日本艦隊の大西洋回航に勝る作戦は無いでしょう。有ると言われるなら提案していただきたい。

どうして解体されるのですか?海軍が無くなっただけではないですか?せいぜい2万人の戦死者が出ただけでしょう。中国から引き揚げた日本陸軍300万は無傷で残っています。基地航空隊も有ります。後は防衛に徹すればイギリスに攻められる心配は有りません。ドイツは未だイギリスと戦っているわけですし。

確かに矛盾していますが、戦争はただ勝つことばかり考えていて、負けた場合のことを考えないのは作戦参謀としては失格でしょう。しかし真珠湾攻撃をした日本海軍は負けた場合のことを考えていなかったのです。その結果が原爆投下なのです。

真珠湾攻撃の代替案としては日本艦隊の大西洋回航以外考えられません。

1.はアメリカとの戦争が必然で真珠湾攻撃とさほど変わらないでしょう。
2.は万一アメリカが参戦して来たら、これも真珠湾攻撃したのと同じ結果です。
3.は石油が手に入らないし、海軍の活躍の場がありません。

日本は徳川慶喜のように謹慎していれば良いのです。場合によってはドイツに宣戦布告すれば良いでしょう。そうすれば取りつぶしは逃れられます。

アメリカがイギリスとの決戦前に参戦すれば、艦隊を引き揚げさせれば良いのです。日本側にもイギリス側にも戦死者が出て無いので、引き上げが邪魔されることはないでしょう。

しかしオーストリアを攻撃してからでは双方に戦死者が出ているので、簡単に戦争を止められないということです。この点が違うのです。

当時、大西洋に行って帰って来るだけの十分なタンカーが有ったと理解しています。タンカーの不足は航行速度を落とすなりすれば対応できると思います。

アメリカが参戦しても双方に戦死者が出て無ければアメリカは日本に無条件降伏までは要求しないだろうということです。史実の1945年8月よりも、ずっと有利な条件でアメリカとの和平に持ち込めるだろうということです。

海軍が負けただけで、中国と戦争して負けたわけではないから、中国に居る日本陸軍は人質にはなりませんよ。帰る船が無いのなら、アメリカに「船が無いので帰れないので、船を貸してくれ」と言えば良いのです。アメリカも自分が貸した船を攻撃したりしないでしょう。

日本からはアメリカに宣戦布告しませんよ。それでも攻撃して来るなら、戦争は賭けとしか言いようがありません。実のところ、今現在だって、平和憲法を持つ日本は北朝鮮からミサイルが飛んで来ないことに賭けていて、北朝鮮に何もしないのです。

艦隊決戦後、日本が勝った後で参戦したら、アメリカは笑われるだけでしょう。日本が負けた後で参戦しても意味が有りません。イギリスから馬鹿にされるだけです。

補給と休養の問題は、節約と創意工夫と根性で乗り切るしか有りません。

アメリカはそんなことはしないだろうと賭けているのです。今だってアメリカに簡単に占領される国は一杯有りますが、アメリカはそんなことはしないだろうと賭けているのです。

アメリカの要求は中国からの引き上げなのですから、帰る船が無いと言えば貸してくれるでしょう。泳いで帰るわけにはいかないんだし。

それでも賭けていることに代わりは有りません。北朝鮮の独裁者はいつ気が狂って日本に核ミサイルを打ち込めと言うか分からないのですから。

それならそれで、史実のような原爆投下で終わるより、はるかに良いのではないでしょうか?

その場合、戦争は早く終わるので、少なくとも原爆投下は無いでしょう。

戦前の軍部は真珠湾攻撃という、私でも絶対やらないような賭けに出たのですよ。この賭けの結果はご存知の通りです。この賭けに比べれば私の提唱する賭けの方がはるかに良いことは分かりきっています。


許さなかったとしても、まさか原爆を落としたりしないでしょう。第一、原爆は未だ完成してないし。

原爆投下以上の悲惨が存在する確率は非常に低いと考えます。この賭けなら私は十分に勝つ自信が有ります。

まさにその事を今まで議論してきたのです。当時の海軍の事前の研究が余りにもお粗末ではなかったのか?ということです。

結局のところ、海軍艦隊を真珠湾に向けて出港させるか、それとも大西洋に向けて出港させるかの違いです。

戦争に負けた場合のことを考えると、大西洋に向けて出港させた方が、被害がはるかに少ないのです。

つまりこの賭けは、大西洋に向けて出港させる方が、はるかに賭け金は少なく、利益は大きいのです。このことになぜ当時の作戦参謀達は気付かなかったのかを問題にしているのです。

大西洋に派遣するだけのタンカーが無いという人が居ますが、それなら戦艦は無しでも構いません。多分役に立たないでしょうから。空母部隊と巡洋艦と駆逐艦と潜水艦だけで良いでしょう。

賭けである以上、負けるかも知れません。絶対に勝つ自信はありません。しかし、例え負けたとしても真珠湾攻撃という賭けに負けるよりはましだということです。


その場合は、少なくとも、フィリピンを始めとする、東南アジアや南洋諸島の人々に迷惑をかけなかっただけましではないでしょうか。それに降伏が早まって、原爆投下も無いでしょうし。


それなら巡洋艦も置いて行きます。代わりに甲標的を大量生産して持って行けば良いでしょう。駆逐艦の両脇に吊るして発進させれば良いでしょう。


当初の予定ではムルマンスクまで行く予定でしたが、途中でイギリス艦隊との決戦になるとすれば、ムルマンスクまで行く必要もなさそうです。当然、ソ連とは交戦しません。つまり、結局、交戦するのはイギリスとだけですね。

甲標的に賭けるのです。それにこの艦隊編成は、意外と行けてますよ。空母と駆逐艦と潜水艦の編成は現代海軍の艦隊編成と同じではないですか。つまり日本海軍は時代を10年は先に行っていると後世から評価されるでしょう。

それにこの艦隊編成を見た米英の海軍は、弱い艦種ばかり集めた艦隊だと考えて舐めてかかり、逃げ回ったりはせず、自ら艦隊決戦を求めて来るでしょう。アメリカ海軍もイギリス海軍の勝ちを確信して参戦して来ないでしょう。


当時、潜水艦は無給油で日本とドイツの間を行き来していたのですよ。速度を潜水艦ぐらいに落とせば、十分大西洋に行けるでしょう。

私の最新の作戦では戦艦と巡洋艦は置いて行くのですよ。ですから全戦力全滅にはなりません。

それに負けたら、空母が無くなるのでハワイ奇襲もできず、アメリカと戦うことも無くなるでしょう。


甲標的の使い方は、機雷のような使い方です。敵の戦艦部隊を発見したら、日本の駆逐艦隊は甲標的を投下して逃げるのです。当然、戦艦部隊は追って来るでしょうから甲標的が待ち構える海の中に突入することになります。つまり甲標的は待ち構えて狙い撃てば良いのです。待ち伏せ攻撃です。この戦法は一度使うと警戒されて二度と使えないかもしれませんが、最初の攻撃は大きな戦果を挙げることができるでしょう。


山本長官はアメリカと戦うのに、空母で真珠湾を攻撃できないのだったら、自分は長官を辞めると言っていたそうですよ。

長官に辞められても困るでしょうから、日本海軍はアメリカと戦争するのを止めるでしょう。


日本海軍内部にも虎の子の戦艦や巡洋艦を大西洋に持って行くことに反対する人が大勢いたでしょう。このトピみたいに。しかしそういう人も、空母や駆逐艦や潜水艦なら、まあ良いかと許してくれるでしょう。

当時、私のような作戦参謀が居て、山本長官を説得すれば分かってもらえるでしょう。

私は十分足りてると思います。足りてないと言われるならその根拠となる数字を示して下さい。

タンカーは40万トン分の燃料を積めるとして、空母・赤城クラスの4万トンの船では0.5万トンの燃料が有れば16ノットで2万キロは走れるだろう。往復8万キロ走れば良いとして、必要な燃料は2万トンも有れば十分だ。

つまり40万トンのタンカーが有れば、赤城クラスの空母を20隻は大西洋に送れる計算になる。

空母は6隻とすれば必要な燃料は12万トン、残りの28万トンは駆逐艦や潜水艦に使って十分余裕が有る。

速度を1/2の8ノットにすれば、必要な燃料も、少なくとも1/2には減らせるだろう。

従って私の計算では航行速度8ノットなら、空母6隻、戦艦10隻、巡洋艦12隻、駆逐艦12隻、潜水艦12隻、の艦隊で北海と日本を往復可能と思われる。

結局、今までの議論で分かったことは、当時の日本海軍が所有していたタンカーでは40万トンの燃料しか運べず、それでトラック諸島と北海の間、途中戦闘も含めて、往復8万キロを航海するには、航空母艦6隻、駆逐艦12隻が限界だろうということですね。多過ぎると言われるなら、航空母艦4隻、駆逐艦8隻に減らしてもいいですが、それでもイギリス海軍に対して航空優位を保てます。セイロン沖海戦が良い例です。

不足している戦艦と巡洋艦、潜水艦はドイツ海軍と合流して補うということにすれば良いでしょう。ドイツ海軍水上艦隊には日本艦隊が北海に到着するまで、遠く離れた外洋に出ずに、ノルウェー沖で戦力を温存してもらうという設定ですから、ビスマルクやシュペーも戦力として使えます。

日本艦隊とドイツ艦隊が大西洋でイギリスに向かう船を片っ端から臨検し拿捕し、乗り組員ともども船ごとドイツの港に引っ張っていったら。さすがにイギリス海軍も黙って見ているわけにはいかなくなるでしょう。いくらイギリス艦船がドイツ商船に対してやっていることと同じことをしているだけだと言っても。

イギリスは航空母艦の恐ろしさを知らないので、持っている艦載機も複葉のシーグラディエーターしかなくオンボロです。ゼロ戦に七面鳥のように撃ち落とされるでしょう。制空権を失ったイギリス海軍に勝ち目はありません。日本とドイツ海軍の勝利は間違いなく、この海上決戦は賭けの対象にもならないでしょう。
 

しかし、考えてみれば高々、空母6隻駆逐艦12隻くらいで、当時のイギリス海軍が恐れを感じるとも思えんな。これくらいの戦力ならイギリスの味方すると言って大西洋に送ると言ってもイギリスは信用するだろう。当然石油もくれるはずだ。シンガポールを通り、スエズを通れば良い。途中、イタリアとドイツには裏で話を付けておけば攻撃される心配は無い。

そうして大西洋に出ればこっちのものだ。ドイツ艦隊と落合い、小早川秀秋みたいにイギリスを裏切るだけだ。
 

 

 

 
日本が三国同盟を解消して、イギリスを支援する為に空母4隻と駆逐艦8隻を送ると言えば断る理由は無いでしょう。第一次大戦では日本の駆逐艦が地中海でイギリスを支援した実績が有るわけですし。

当時のイギリス海軍は空母の戦力を軽視していたので、空母4隻なら例え裏切られても大したことにならないと思ったでしょう。むしろ空母などより、戦艦や巡洋艦を送ってくれと思ったことでしょう。

さて、イギリス海軍が日本、ドイツ海軍と戦うとして、日本空母の艦載機の力を軽視するイギリス海軍は、平気で自国の陸上戦闘機の勢力範囲外で艦隊決戦しようとするでしょう。

日本海軍はまず英空母の艦載機をかたずけた後、十分引きつけてから、雷撃と爆撃をすれば良いでしょう。これであらかた片付きますから、後はドイツ海軍に残敵掃討を任せば良いだけです。

その後、今度は裏でイギリス海軍と交渉して、イギリス側に寝返るから石油の禁輸を解除してくれと言えば良いでしょう。

 


ですから三国同盟は破棄するのです。しかし裏でドイツ側と交渉して、これは嘘も方便、イギリスを騙して日本艦隊を大西洋に送る為の便宜的なものだと言っておきます。

思うに、当時の海軍作戦参謀達はあなたと同じようにナイーブな人達だったのでしょう。ですからルーズベルトやスターリンに手玉にとられいいように操られてしまった。今の政治もそうですが、もう少ししたたかな政治をやってもらわねば困ります。中国や北朝鮮・韓国、アメリカやロシアにいいようにされているのは今も変わりませんから。

 


イギリスには回航する日本艦隊をUボートで攻撃されないように嘘をついて置いたと言えばいいんですよ。

言うまでもなく嘘はいけないことです。ですから私は日常生活では決して嘘は言いません。しかし戦争では相手を騙すのは常識であり、何にも悪いことではないのです。戦争で相手に嘘をついてはいけないと言うのは、戦争で相手を殺してはいけないと言うのと同じ位、馬鹿げたことです。

 


ですから足りない分はイギリス側に出してもらうんですよ。


そうです、そこが狙いなのです。日本艦隊の大西洋回航に燃料面でも協力してくれるでしょう。そしてゼロ戦の性能を知らないイギリスを油断させといて叩くのです。

 


いやあ、小早川秀秋は人気ないですねえ、実は私もこの作戦は余り好きでないですよ。しかし日本人は騙すより騙されろという美意識を持っているんでしょうねえ、だから世界一振込め詐欺で騙される人が多い。

正攻法で行くとすればやはりドレーク海峡を空母4隻と駆逐艦8隻で通って、大西洋を北上することですね。無線封鎖で航行すれば見つからないかもしれません。見つかってもイギリスに宣戦布告しているわけではないですからいきなり攻撃されることもないでしょう。

 

イタリアの半分もタンカーを持ってないのだからどうしようもありません。

しかし日本には貨物船は十分有るんですよ。ですから貨物船をタンカーに改造すればいいわけです。貨物船とタンカーの違いは早吸型給油ポンプが有るか無いかの違いだけなんですから、既存の貨物船に早吸型給油ポンプを取り付けてタンカーの数を6倍にすればいいんですよ。

タンカーが6倍もあれば、空母6隻、戦艦6隻、重巡6隻、軽巡6隻、駆逐艦24隻の大艦隊を大西洋に送ることができます。そうなれば強力な航空兵力を持つ日本艦隊は無敵です。イギリス艦隊を鎧袖一触、イギリスに有利な条件を突き付けて経済封鎖を解かせ、ドイツ艦隊をこれまた鎧袖一触、堂々と軍艦マーチの基、凱旋することができます。

 


タンカーというのはゼロ戦の増加燃料タンクのようなものですから、目的地に行く途中で、空になったタンカーは逐次艦隊から切り離し帰らせればいいんですよね。

まづ、日本艦隊はどこにも宣戦布告せずに北海まで行くのです。ですから攻撃を受けるとすればまず、相手国から先に宣戦布告することになります。当然、無線封鎖で航行しますから、発見された場合のことですが。

宣戦布告するとすればイギリスでしょうが、日本艦隊の意図が分からぬまま、宣戦布告するのは躊躇するでしょう。当然、日本政府に意図を問い合わせて来るはずです。それに対して日本政府はイギリスを助ける為だとでも言っておけばいいのです。時間稼ぎの為です。結局、イギリスは北海まで何もできないでしょう。

戦闘は航空攻撃で勝敗が決しますから日本側に死傷者はほとんど出ないでしょう。

戦闘機の傘が艦隊防空能力そのものですよ。そして当時、ゼロ戦を有する日本艦隊より強力な艦隊防空能力を持った海軍は存在しなかったのです。

ミッドウェーはアンラッキーでした。戦争ですから油断してたら何が起こるかわかりません。ミッドウェーは十分勝てる戦いだったのですが、作戦ミスでドーントレスにやられてしまった。

ドーントレスなどゼロ戦の敵ではなかったのですが。ましてやソードフィシュなどゼロ戦の相手では有りません。複葉機など第一次大戦の代物です。

イギリス海軍が南大西洋で日本海軍に宣戦布告して迎え撃つなら、それもいいでしょう。北海より空母の艦載機の運用はやりやすいかもしれません。イギリス海軍にしても、ドイツ艦隊や、イタリア艦隊が残っていますから、全艦隊を日本艦隊に向けて使うことはできないでしょうし。

 


確かに日本艦隊にはレーダーが必要ですね。ミッドウェーで負けたのはレーダーが無かったからです。

ドイツに頼んで、レーダーを装備した潜水艦を南大西洋に派遣してもらうといいでしょう。あるいは潜水艦にレーダーの部品を積んできてもらって、それを航海中に空母に取り付ければ良いのです。そうすれば日本空母も立派なレーダー装備艦になれます。もちろんレーダーの操作はドイツ人に頼まなければなりませんが。

私は自分でBSアンテナ取り付けたことがありますよ。レーダーの設置はそれよりは難しいでしょうが、日本人がやるのではなく、ドイツの専門家にやってもらうのです。はるばる日本からドイツにとって目の上のたんこぶだったイギリス海軍をやっつけに来てもらっているのですから、それくらいサービスして当然でしょう。そして航海中にレーダーの操作を覚えれば良いのです。

日本軍が先にイギリス空母を発見して沈めてしまえば良いのですよ。当時のイギリスにはまともな艦上戦闘機は無いのですから。

あるいはイギリスの艦載機の攻撃範囲の外に空母を置いて、戦艦や巡洋艦をおとりの餌として前に出し、それめがけて飛んでくるソードフィッシュなんかをゼロ戦にバッタバッタと撃ち落とさせるのが良いでしょう。この作戦が一番確実で安全ですね。艦載機を無くした空母なんてただの浮かぶ箱です。駆逐艦の値打ちも有りません。

 


WW1についてはイギリスの味方をして果たして良かったのか疑問ですね。むしろドイツの味方をして、ドイツ東洋艦隊に東アジアで存分に活躍してもらった方が将来的には日本の為になったと思います。

いずれイギリスと戦うことになるとすれば、イギリスの力を弱めておいた方が良いと思うんですよね。そうすればWW2で日本はイギリスやアメリカに苦しめられることも無かったかもしれません。

日本とイギリスとの艦隊決戦に戻れば、日本艦隊が空母6、戦艦6、重巡6、軽巡6とすれば、イギリス側は空母4、戦艦10、重巡10、軽巡10位でしょうか。

イギリスは戦艦の数で勝っているから勝ちだと思うでしょうが、この戦いは日本側の勝ちでしょう。やはり制空権を取った方が強い。戦艦同志の砲撃戦になる前に勝負はついてますね。

正攻法でいくなら、つまり裏切り無しなら、イギリス海軍を壊滅させた後、イギリスにこちらの条件を飲ませ、ドイツと共にソ連を倒すしかないでしょう。

極東のウラジオを占領するだけでなく、クリミヤのヤルタに陸軍60万を上陸させて、スターリングラードから油田地帯の占領し、さらにモスクワを目指すのです。

イギリスが戦線離脱し、イギリスからドイツへの爆撃が無くなるのでドイツ軍に有利に進みます。

イギリス海軍の邪魔は無いのですから、スエズを通って送るのです。兵力は中国戦線の兵力を縮小すればいいでしょう。

日本がイギリス側に立って戦うには、イギリスが日本の大陸権益を認めてくれなければなりません。しかしイギリスが認めないだろうと当時は考えられていたのだと思います。

つまり例え日本がイギリスに協力しても、イギリスは日本に石油を送らないだろうと考えられていたのです。その見方が正しいかどうかは私にはわかりません。

いずれにせよ、日独伊三国同盟側の勝利ということで皆さんの意見は一致したようです。これで日本も戦勝国ですね。日本艦隊の大西洋回航は真珠湾攻撃より良いということが証明されたわけです。

空母6、戦艦6、重巡6、軽巡6、駆逐艦24が多過ぎると言われるなら、
空母6、戦艦6、重巡6、駆逐艦6にすればいいでしょう。隻数は半分にできて、戦力はさほど変わりません。

クリミヤのヤルタに上陸させる60万の陸兵はどうやって運ぶのか?船はどうするのか?ということですが、この時点ではイギリスは降伏しているわけですから、イギリスの貨物船を使えば良いわけです。つまりイギリスの降伏で貨物船とタンカーの不足問題は完全解決したわけです。

やはり正義は孤ならず、熱心に真実を説いていたら賛同者は必ず現れるものなのですね。
 

 

日本には「大元帥」という称号は有りませんよ。天皇陛下を除いては。つまり日本人は分を知っているということです。

この「分を知っている」という日本人の徳性が最終的に日本を完全な破壊から救ったのです。しかしドイツやイタリアは大元帥に相当する総統という称号を作ってしまったため、国土が完全に地上戦の戦場になってしまった。ここがドイツやイタリアと日本との違いですね。

 


ここは軍事コミュですから、領土とか賠償とか、そんなつまらないことを話し合うコミュではありません。

要は日本は戦勝国になったということです。それが証明されたことでこのトピの目的は果たされたと言って良いでしょう。

そこは賭けですね。私はイギリスは海軍で持っている国だと思うので、海軍をやられたら持たないと思いますが。


現実的な提案ありがとうございます。結局タンカーが足りないんですよね。日本は。イタリアの半分もタンカーを持ってないのだからどうしようもありません。

しかし日本には貨物船は十分有るんですよ。ですから貨物船をタンカーに改造すればいいわけです。貨物船とタンカーの違いは早吸型給油ポンプが有るか無いかの違いだけなんですから、既存の貨物船に早吸型給油ポンプを取り付けてタンカーの数を6倍にすればいいんですよ。

タンカーが6倍もあれば、空母6隻、戦艦6隻、重巡6隻、軽巡6隻、駆逐艦24隻の大艦隊を大西洋に送ることができます。そうなれば強力な航空兵力を持つ日本艦隊は無敵です。イギリス艦隊を鎧袖一触、イギリスに有利な条件を突き付けて経済封鎖を解かせ、ドイツ艦隊をこれまた鎧袖一触、堂々と軍艦マーチの基、凱旋することができます。
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これは多過ぎるのではないかと言われたので、空母6隻、戦艦6隻、重巡6隻、駆逐艦6隻に減らしても良いとも言っています。

ところでこの6の数列はイギリス人が悪魔の数列として恐れる数列だそうです。映画「オーメン」で言ってました。

二次大戦での日本、ドイツ、イタリアの三国同盟にとって、日本海軍が真珠湾を攻撃してアメリカを戦争に引き込んだのは最大の失敗でした。日本海軍が攻撃すべき場所はムルマンスクだったのです。

なぜなら独ソ戦でのドイツの勝利に三国同盟側の勝利がかかっていたからです。つまり日本はアメリカに宣戦布告するのではなく、ソ連に宣戦布告すべきだったのです。

ソ連と戦うとすれば、まず戦艦大和を始めとする全艦隊をチリ沖からマゼラン海峡を通らせて、大西洋に送り、そこから北上させてノルウェー沖まで配置すべきでしょう。イギリスと戦争を始めているわけではないですからイギリス海軍から攻撃される心配はありません。

その後、ソ連に宣戦布告してムルマンスクを砲爆撃し、ドイツ軍と協力してムルマンスクを占領します。ムルマンスクを占領すれば、アメリカとイギリスは軍事物資をソ連に送ることができなくなります。

日本を防衛するには航空兵力だけで十分です。戦艦は必要有りません。ですから戦艦は大西洋に送った方が良いのです。

当時の極東ソ連海軍の戦力というのは微々たるものです。イギリス海軍にしても、主力艦隊を極東に持ってくる余裕は無いでしょう。中国海軍に至っては日清戦争を最後に存在しないも同然でした。

ですから日本海軍の主力艦隊が極東に居ても活躍できる場所が無いのです。もちろん日本はソ連と戦うことを決めた以上、極東でもソ連を攻撃するでしょう。日本陸軍の主力100万は満州に居るのですから。

しかし問題は海軍なのです。海軍力は極東ではその力を十分に生かせません。ですから海軍力を生かすためには大西洋に海軍力をシフトする必要があるのです。

日本海軍の主力でムルマンスクを占領し、ムルマンスク占領後、ドイツ艦隊と共に大西洋に進出すれば、当然、イギリス艦隊との海上決戦となるでしょう。

この海上決戦は日本ドイツ連合艦隊の方に分が有ります。航空母艦の差が大きいからです。イギリス艦隊は日本海軍艦上爆撃機にアウトレンジされ、戦力を半減し、それでも突入して来た残存艦隊も戦艦大和、武蔵にアウトレンジされて絶滅でしょう。

日本海軍の弱点はレーダーの装備が無いことですが、それはドイツ艦隊と協力することで解消されます。さらにいざとなれば生存可能型人間魚雷の投入も可能ですし。

こうして制海権を失ったイギリスは降伏するしかなくなり、イギリスからドイツへの爆撃も無くなります。

ドイツの工業力はソ連より上なのですから、ソ連がアメリカ、イギリスからの軍事支援を受けられなくなり、ドイツがイギリスからの爆撃によって工業生産を邪魔されなければ、独ソ戦でのドイツの勝利は確定です。つまりは三国同盟側の勝利ということであり、日本は戦勝国になることができます。


生存可能型人間魚雷は実在した兵器です。
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http://www.down.ne.jp/ish/ijn/sbhist/kouhyoteki.html
甲標的(特殊潜航艇)
Kou Hyoteki ( Midget submarine )

 艦隊決戦に際し、水上艦より発進し、敵主力艦を奇襲攻撃する目的で開発された2人乗りの超小型潜航艇。
 1万トンを越える専用の母艦(<千歳><千代田>)まで建造してしまうほどの期待の秘密兵器で、呼称の「甲標的」というのも、万一、存在が露見した場合に「演習用の標的」と言い逃れる為のものだったらしい。

 昭和13年より生産が開始されたが、初期量産型の甲型は母艦からの発進が前提であった為、魚雷と同じ推進方式を採用しており、泊地攻撃には不向きであったにもかかわらず、専ら真珠湾やシドニー湾やガタルカナルなど泊地攻撃に投入され、期待されたような戦果を挙げる事ができなかった。
 その後、局地戦用への道を歩み、前進基地での使用を前提とした発電機を装備した乙型、さらに操縦装置に改良を加え乗員を3名に増した丙型、そして最終型である乗員5人の小型潜水艦である「蛟龍」(丁型)に至り、局地戦用の小型潜航艇が完成した。

 なお、甲標的は正しくは艦艇ではなく、航空機等と同列の兵器である。
 また、特殊潜航艇は「特別攻撃」であるが、一応は作戦後は乗員のみ回収する事になっており、自殺攻撃兵器ではない。(ただし、蛟龍は特攻兵器の指定を受けていた)

 終戦時には115隻の蛟龍が本土決戦用として温存され、さらに500隻の建造中であり、これらの艇の多くは終戦後、呉で解体されたが、この時の写真は有名で、空母<葛城>の写真と並び、「終戦時の画像」として方々で使用されている。(ドックに潜水艦がずらっと並んでいる写真。呉の第四船渠の画像で、両端には丙型らしき艇も混ざっている)
修理はドイツ側に頼むにかないでしょう。レーダーを取り付けてくれますから性能は向上します。

アメリカは真珠湾を攻撃しなければ攻めてきません。

イギリスとの海上決戦で、日本ドイツ連合艦隊はイギリス海軍に勝利すれば、制海権は確保できます。

私の知る限り、日本海軍主力艦隊をムルマンスクに突入させるというのは、火葬、否、仮想戦記にも無いと思います。

石油の問題が有るから短期決戦の必要が有るのです。その為のムルマンスク突入であり、イギリスとの海上決戦なのです。

日ソ不可侵条約は史実でソ連が破棄したのと同じで、破棄の理由など必要ないでしょう。
 

確かに当時の陸海軍首脳は馬鹿の集まりでした。アメリカと戦争を始めたのが証拠です。しかしアメリカではなくソ連と戦争していれば勝つ可能性が有ったのです。

当時のアメリカは反戦運動が盛んだったのです。ですからイギリスの参戦要請が有ったのにアメリカはドイツに宣戦布告していません。

ですから、アメリカが攻撃されない限りアメリカが参戦して来ない可能性が高いのです。あくまで可能性であって絶対ではないですが、歴史に絶対は有りませんから。

日本が独ソ戦に参加して、その勝利に決定的な役割を演じることができれば、ソ連に降伏条件として東シベリアの割譲を要求できるでしょうし、さらにイギリスを降伏させることができれば、降伏条件として東南アジアとインドの独立を要求できるでしょう。

つまり実際に軍をシベリアや南方へ進めなくとも、進めたのと同じ結果を得ることができるのです。
ムルマンスクを占領する陸軍はドイツ陸軍に任せれば良いでしょう。

ムルマンスク占領後、ドイツ海軍から燃料補給を受けて、ドイツ海軍と共に大西洋に出て、イギリス海軍と海上決戦を行うということです。

決戦ですから戦闘は一回限りです。当然、弾薬燃料も一回分で十分です。一回分の弾薬燃料なら有るでしょう。
確かに歴史に絶対は有りません。ただ、確実に言えることは真珠湾を攻撃するより、ムルマンスクを攻撃する方が何倍も増しだということです。
日本はあくまでもアメリカとは戦わないということです。アメリカ海軍から先に攻撃されれば別ですが。
海上決戦一回だけなら補充補給問題は、日本から連れてきた補給艦からの補充補給だけで十分でしょう。主力は日本海軍でドイツ、イタリアは補助的な役割を果たすことになるでしょう。もっともテルピッツは戦力になるでしょうが。


ドイツはムルマンスク攻撃の話を聞いて驚くでしょうが反対はしないでしょう。反対する理由は無いですし。

ヨーロッパで日本軍は地上戦はやらない方が良いでしょう。地上戦は極東で行われるでしょうが、ソ連軍主力はヨーロッパに有るわけですから、大規模なものにはならないでしょう。

当時、日本を攻撃する兵力を持っていた国はアメリカとソ連ですが、アメリカは参戦していませんし、ソ連にしても自分の足元に火が付いている状態ですから、極東のことに構っていられないでしょう。
それに日本本土の基地航空隊の存在をアメリカは無視できず、まず、制空権を取る必要が有ります。しかしそれは宣戦布告と同じです。当時のアメリカは反戦運動が盛んだったので、アメリカはしないでしょう。

日本海軍には航空母艦が有るから逃げ回るのは無理でしょう。通商破壊されれば決戦するしかありません。それに「見敵必戦」がイギリス海軍の伝統ですから逃げ回るようなことはしないでしょう。

ムルマンスク占領後、ムルマンスクに旧式戦艦を置いて、奪回するため進攻して来たソ連軍に砲撃すればムルマンスクは守れるでしょう。ムルマンスクを占領している限り、ソ連軍はアメリカとイギリスからの補給を受けられないのですから、長引けばソ連軍に不利になります。

当然、あらかじめ暗号を始めとする通信手段を確保しておく必要があるでしょう。それに5万から10万の日本陸軍兵士をムルマンスクまで連れていって、日本陸軍にムルマンスクを確保させれば間違いないでしょう。日本語が通じますから。

日独伊三国同盟側が勝てば、アメリカの態度も変わるでしょう。


ムルマンスクに日本陸軍将兵を10万人くらい上陸させれば完璧でしょう。

刺激するでしょうが、アメリカは反戦運動が盛んでしたから刺激するだけでは参戦して来ないでしょう。

中東、極東からでは距離的に十分な補給はできないと思われます。それに極東、ウラジオストクは当然、経済封鎖です。
史実の太平洋戦争では日本は輸送船のほとんどを失いました。それに比べれば、ムルマンスクへの一回限りの航行など問題では有りません。当時の日本は経済封鎖を受けていて輸送船は余っていましたから。

機雷で海上封鎖すれば良いのです。太平洋戦争では日本はこれをやられて完全に封鎖されました。
ムルマンスクへの航行は困難でしょうが、太平洋戦争での日本輸送船隊の苦労に比べれば大したことないということです。

当時のアメリカは反戦運動が活発だったのです。それに日本はアメリカを攻撃しているわけではないですから。

ソ連との不可侵条約は当然破棄です。

当時のアメリカは反戦運動が盛んだったのです。ですから直接攻撃されない限り参戦して来ないのです。もちろん100%無いとは言えませんが、戦争には絶対は有りません。

ムルマンスクに着く前にイギリス海軍が攻撃してくれば、当然イギリスに宣戦布告してイギリスとの海上決戦となるでしょう。その場合でも相手はイギリス海軍だけですから、アメリカ、イギリス連合艦隊を相手にするより楽です。

当然、日本はドイツ、イタリア艦隊にも出撃を要請することになるでしょう。
日本陸軍兵士が太平洋戦争のガダルカナルで味わった苦労に比べれば食糧は十分に有るのですから、苦労の内にも入りません。航行中に船内で筋トレとかしていれば大丈夫でしょう。
機雷は空中投下も可能です。史実では日本はこれにやられました。
戦争に100%は有りません。確かにアメリカ、イギリス連合艦隊との海戦となれば、日本艦隊も危ないでしょう。しかし、その場合は悔しいですが、反転して引き揚げれば良いのです。しかし、アメリカが参戦するかどうかは、やってみなければ分かりません。
200隻の輸送船と半年の日数が有れば十分でしょう。
少しでも被害を受けるようでは止めなければならないとすれば、そもそも戦争などできませんよ。

私が一貫して言っていることは、アメリカと戦争するかソ連と戦争するかです。アメリカとの戦争は最悪手ですから、論外として、ソ連との戦争になるとすれば何をすれば良いかということです。

ドイツに勝たせなければならないのですから、日本艦隊を大西洋に送るという発想は合理的であり当然でしょう。そしてムルマンスク攻撃も当然のことです。
アメリカと戦争するよりは勝つ可能性が有ります。
可能性と実際に宣戦布告するのとは違います。真珠湾攻撃は間違いですが、ムルマンスク攻撃は間違いとは言えません。100%アメリカとの戦争になるとは言い切れないからです。
ドイツとソ連とでは五分五分というよりドイツが勝つ可能性の方が高いです。史実ではソ連が勝ちましたが、これはソ連にイギリス、アメリカの援助が有ったことと、ドイツがイギリスからの爆撃を受けた為です。

ですからムルマンスクを占領してイギリス、アメリカからの援助を切断し、海上決戦でイギリスを降伏させればドイツが勝つ可能性は十分有るのです。
100%無いとは言ってないですよ。ただ、真珠湾を攻撃すれば100%ですが、ムルマンスクを攻撃したからといって、100%アメリカが参戦するとは言えないということです。
石油問題はソ連に短期決戦で勝てば解決します。ソ連からの石油を受け取れるからです。その為にはムルマンスクを占領することで、ドイツを支援する必要が有るのです。
確かに日本がソ連の味方をしたからといって、ドイツが100%勝つとは限りません。ただ勝つ可能性が高まるということです。戦争は可能性です。アメリカと戦争しても勝つ可能性は無いですが、ソ連との戦争なら勝つ可能性は有るということです。

ソ連との戦争が間違いだとしても、アメリカとの戦争よりは正しいということです。
戦争に100%は有りません。勝かもしれないし、負けるかもしれない。はっきりと言えることはアメリカと戦争するよりはソ連と戦争した方が勝つ可能性が高い、従って日本は、戦争するならば、アメリカとではなく、ソ連と戦争するべきだったということです。
未来のことは全て可能性でしょう。私は別トピで、当時の最善手の順番を、

1)アメリカの要求を飲み、中国から軍を引き揚げる。
2)ドイツと戦争し、見返りにソ連から石油を受け取る。
3)ソ連と戦争する。
4)アメリカと戦争する。

としております。もっとも、4)のアメリカと戦争する。は最悪手で、むしろ座して死を待つ方がましな位ですが。
ムルマンスクまでは最初の一回だけは、輸送船で運ぶしかないですが、その後はドイツ軍から供給を受けるしかないでしょう。
日本勝利のシナリオは、
1)日本海軍主力艦船によるムルマンスク突入と日本陸軍による占領。
2)日本海軍とドイツ海軍によりイギリス艦隊と大西洋で海戦して勝利する。
3)イギリスの降伏。
4)ソ連の降伏。
5)日本への経済封鎖解除

の順番でしょう。
もしそうなるなら、東京大空襲も広島、長崎も無しに降伏できるのですから良いではないですか。

私は別トピで、当時の最善手の順番を、

1)アメリカの要求を飲み、中国から軍を引き揚げる。
2)ドイツと戦争し、見返りにソ連から石油を受け取る。
3)ソ連と戦争する。
4)アメリカと戦争する。

としております。もっとも、4)のアメリカと戦争する。は最悪手で、むしろ座して死を待つ方がましな位ですが。
1)アメリカの要求を飲み、中国から軍を引き揚げる。
2)ドイツと戦争し、見返りにソ連から石油を受け取る。
3)ソ連と戦争する。
4)アメリカと戦争する。

上記の内、
1)は史実ではできなかったわけです。
2)はソ連から拒否されれば成り立ちません。
従って、残りは3)と4)ですが、史実では日本陸海軍は4)を選んでしまったわけです。しかし3)の可能性の方が勝利の可能性が高かったと思います。そのことを指摘する為のトピなのです。

はっきり言えることは真珠湾を攻撃すれば、100%アメリカとの戦争になりますが、攻撃しなければ戦争になるとは限らないということです。どちらが優れた作戦か明らかでしょう。

もし、大西洋に日本艦隊を送ってアメリカとの戦争になれば、日本の降伏が早まり、少なくとも広島、長崎は無い。

大西洋に日本艦隊を送ってもアメリカとの戦争にならなければ、日本とドイツの勝利の可能性が高まる。

どちらにころんでも史実よりましではないかということです。
確かに極東でソ連と戦っても意味が無いことを、ノモンハンで日本軍は学びました。ですからムルマンスク攻撃なのです。
日本とソ連が戦争状態になれば、国際法では日本にはソ連に向かう全ての船を攻撃する権利が生じます。それはちょうどイギリスがドイツの港に向かう船を攻撃するようなものです。従って、日本がソ連に向かうアメリカ船を攻撃したとしても当然の権利です。
アメリカの方から宣戦布告して来るなら仕方ありません。しかし日本からアメリカに宣戦布告することはないだろうということです。

日本がアメリカに宣戦布告しなければ、三国同盟側が勝つ可能性が有ります。しかし日本からアメリカに宣戦布告しては三国同盟側が勝つ可能性は有りません。

従って、真珠湾を攻撃するより、ムルマンスクを攻撃した方が良いのです。
ムルマンスクにはアメリカ、イギリスから軍事物資が送られていたからです。ここを占領し、さらに極東を経済封鎖すればソ連へ軍事物資が届かなくなります。これはソ連への打撃となり、独ソ戦でドイツが勝つ可能性が高まります。
日本海軍が大西洋に進出したとしてもアメリカが参戦するとは限りません。そこで、ドイツ海軍と協力し、イギリス艦隊との決戦によってイギリスを降伏させることができれば、ドイツへのイギリスからの爆撃が無くなり、独ソ戦でドイツが勝つ可能性が高まります。太平洋に日本海軍が居ても独ソ戦の役に立たないのです。
大西洋に日本艦隊を送れば、短期決戦によって、イギリスは降伏する可能性が有ります。そうなれば独ソ戦でドイツが短期で勝つ可能性が高まります。ドイツが勝てば、ドイツと貿易できるので日本はドイツから石油を手に入れられるのです。
確実にイギリス艦隊を葬るには、ドイツとイギリスが戦争を始めた時点で、三国同盟を破棄し、イギリス艦隊を支援するという名目で、日本艦隊をシンガポール経由で大西洋に派遣する。

そして北海に現れたドイツ艦隊とイギリス艦隊が交戦を始めたところで、関ヶ原の小早川秀秋みたいに、イギリスを裏切りイギリス艦隊に後ろから魚雷と砲弾を浴びせかければ、イギリス艦隊は宇喜多秀家みたいに壊滅。

日本は南方の石油を手に入れ、さらに日本軍の支援を得てドイツは対ソ戦に勝利。これで第二次大戦は三国同盟側の勝利の内に終了。

まあ、前提が、対米戦と対ソ戦と、どちらを選ぶかですから。日本は史実でも真珠湾は騙し撃ちだと言われてますからイギリスを騙しても同じことでしょう。

対ソ戦をやるなら日本艦隊の大西洋派遣は避けて通れません。イギリスをうまく騙せれば、三国同盟側が対ソ戦に勝つ可能性が有ります。戦争は所詮騙し合いです。名前を名乗り合っての一騎打ちなんて幻想です。

それはアメリカが参戦したからでしょう。アメリカの参戦前にイギリスに勝ってしまえば問題無しです。日本人は考えが甘いのです。ですから日本人は振り込め詐欺に騙されれる人が異常に多い。史実でソ連に不可侵条約を破られ騙されたのが良い例です。

そんなことはありません。由緒ある日本の歴史と伝統に学んだ結果なのですから。関ヶ原の勝利の後、徳川家康は小早川秀秋を大いに褒めています。当然でしょう、彼の裏切りが無かったら負けていたのは徳川家康の方だったのですから。勝てば官軍です。
ドイツも日本もお互いを利用しあっているだけです。そんなことはどいつもこいつも分かってやっていることです。日本はとりあえず石油が手に入れば良いのです。ヒトラーは人種差別主義者であり、日本人を心の底では軽蔑しています。遅かれ早かれドイツとは戦うことになるでしょう。
日本はドイツと共謀する必要が有りますが、問題はドイツの暗号も日本の暗号も解読されてしまっていることです。従ってイギリスを騙すには暗号問題を何とかしなければなりません。

そうすれば、イギリスを支援するという名目で大西洋に日本艦隊を送ることは可能でしょう。あとは頃合いを見て絶好のタイミングでイギリス艦隊を裏切り全滅させれば日本とドイツの勝ちです。イタリア艦隊もあらかじめ大西洋に進出してもらっていれば戦闘に参加できます。

イギリスのことですから、日本艦隊の裏切りを恐れて、日本艦隊に先に行かせようとするかもしれません。しかしそこが付け目です。ドイツ、イタリア艦隊が見えたら、日本艦隊はこっそりと時限式機雷をばら撒きながらドイツ、イタリア艦隊に向かって進みます。

時限式機雷ですから日本艦隊が機雷に触れても爆発しません。しかし後に続くイギリス艦隊が触れると時間が来て爆発します。その時、日本艦隊は全艦2直角反転してイギリス艦隊に魚雷と砲撃を浴びせます。ドイツ、イタリア艦隊もそれに続きます。

イギリス艦隊は機雷の中で次々と爆発し、さらに三国艦隊からの集中攻撃を受けて全滅です。

こうしてイギリスが降伏すれば、ソ連はドイツ、イタリア、日本の攻撃を受けて降伏するしかありません。

戦後、日本は東南アジアにイギリスが持っていた資源を手に入れることができます。

アメリカとは戦いたくないので、ドイツを協力して倒そうと、うまいこと言ってアメリカと手を組みます。そうすればアメリカと戦わなくて済みます。

アメリカとナチスドイツが手を組むことはありません。ナチスがユダヤ人を迫害しているからです。それはちょうど今のアメリカがイスラエルを支持しているのを見れば分かるでしょう。
 

史実では、ソ連は、ドイツがフランス、イギリスと戦っている時、何もせず傍観していました。背後からドイツを攻撃していれば、それなりの戦果を上げられたでしょうし、後にあれだけドイツに攻め込まれることもなかったでしょう。

イギリスは当然、ドイツに占領されているでしょうから、イギリスをドイツから解放しようと言えば、アメリカは日本と手を組むでしょう。なぜかと言うと他に手を組める有力な国家は無いからです。ソ連、フランスはドイツに占領され、イタリアはドイツと同じファシスト国家なのですから。
まず、戦争が始まる前に、イタリア艦隊には地中海から出ていただいて、ドイツの軍港に引きこもってもらいます。ドイツ艦隊も日本艦隊が来るまで引きこもって戦力を温存してもらいます。

そうして日本艦隊がイギリス艦隊と共に北海に現れた時点で、北海に進出してもらえば完璧です。もっともイギリスはなぜ今出て来たのか怪しむでしょうが。
陸軍と海軍では思想が全く違うのです。海軍では距離はさほど問題になりません。輸送コストが陸上の1/100だからです。つまり海上の距離は陸上の1/100なのです。

海上の100キロは地上の1キロであり、海上の1,000キロは地上の10キロに過ぎません。
戦争が始まる前の平和な時に地中海から出るのです。平和な時ですから、ジブラルタルで止められる理由は有りません。
仮想戦記ですから、余り史実にこだわらなくても良いような気もしますが、満州事変の後、三国同盟を結んだ後でもいいです。
私の言っていることは、対アメリカ戦をするくらいなら、対ソ連戦をやった方が勝つ可能性が有るということです。

それには、例えば、ドイツ軍の占領するノルウェー北部を占領するため、海軍と陸戦隊を派遣するでも良いわけです。

そして実際にはムルマンスク占領するのです。そうすれば、ソ連への軍事物資輸送は大幅に減らすことができます。イラン方面から遠回りして運ばなければならなくなるからです。これは潜水艦で阻止できます。

さらに大西洋でイギリス艦隊と決戦し勝つ可能性も有ります。この可能性はアメリカと戦って勝つ可能性より高いでしょう。
日本艦隊は極東に居ても役に立たない遊び駒だということです。ですから大西洋に回航する必要が有るのです。

対ソ連戦をやるにはそれは必然です。対ソ連戦をやって日本が戦勝国になるにはそうする以外に無いでしょう。少なくとも対アメリカ戦よりはるかに合理的です。しかし史実では、日本帝国陸海軍は不合理な対アメリカ戦を選んでしまったのです。

そもそも各個撃破作戦は基本中の基本です。ドイツ、イタリアがソ連と戦っている以上、日本はソ連と戦争を始めるのが戦争の常識です。対アメリカ戦を始めるのは、全くあさっての方向を向いた、ど素人の作戦です。

各個撃破作戦に基づけば対ソ連戦に三国の戦力を集中するしかありません。それも極東ではダメで主戦場であるヨーロッパの必要が有ります。

三国対ソ連の戦いに持ち込めば三国同盟側に勝つ可能性が有ります。これが第二次大戦で日本が勝つ方法です。
 

ムルマンスクまで行って、ムルマンスクを占領すれば作戦一回分の燃料位、ドイツが供給してくれるでしょう。イギリス艦隊との決戦は作戦一回分の燃料が有れば十分です。
便宜的に三国同盟を解消し、イギリスの味方をすると言って、英米を騙すのです。そうすれば英米から攻撃されずに大西洋に行くことができます。シンガポールに立ち寄って、後払いで払うから燃料を入れてくれと言って燃料を入れてもらうのです。もちろん払いませんが、それは黙っています。

イギリスにはドイツぐんをやっつけに行くと言えば、燃料くらい入れてくれるでしょう。イギリスは、漢字は読めないが英語は話せる麻生さんと同じで金持ちなんですから。

そうやって大西洋に出て、イギリスのどこかの港に寄港し、燃料が無くなったから満タンにしてくれと言って、もう一度燃料を騙し盗ります。そうして一緒にドイツ海軍をやっつけに行こうと言ってイギリス海軍を誘って出撃し、ドイツ海軍と出会った所で、イギリス海軍を小早川秀秋みたいに裏切って全滅させます。

その後、ムルマンスクを占領すれば良いでしょう。完璧です。不利コメ詐欺師も真っ青です。

第一次大戦では日本は駆逐艦隊をヨーロッパに派遣しています。そういう実績が有るのですから、もう一度イギリスを助けたいといって、連合艦隊を大西洋に送る交渉くらいはできるでしょう。

たださすがに全日本艦隊を送るとなると警戒されるかも。相手がイギリス艦隊だけなら大西洋で決戦するのも有りでしょう。日本は空母で勝っているので十分勝算が有ります。
南米、ホーン岬と南極大陸との間のドレーク海峡を通って、大西洋に出れば良いのです。ちょうど第一次大戦でドイツ東洋艦隊がたどったルートですね。

http://www3.kiwi-us.com/~ingle/topix/spees%20squadron.html
ドイツ東洋艦隊(シュペー艦隊)

開戦後最も活発な動きをみせたのはドイツ東洋艦隊(シュペー)だった。ドイツの本国艦隊(外洋艦隊)を別にして艦隊で活動できる能力を保持していたのは東洋艦隊だけだった。シュペーは日本の参戦を知るや、西太平洋での活動を断念しただちに根拠地の青島(租借地)を離れた。またインド洋の通商破壊をめざしエムデンを分離し、マレー半島に向かわせた。

青島を離れたシュペーはカロリン諸島ポナペ島に一旦向かった。シュペーの艦隊は当初3隻、巡洋艦グナイゼナウ・シャルンホルスト(2隻同型8.2インチ8門)と軽巡ニュールンベルグからなっていた。ドレスデンはメキシコ東海岸、ライプチッヒはメキシコ西海岸に開戦時いたが、シュペーに合流すべく南太平洋に向かっていた。

9月14日にサモア島にシュペー艦隊は到着した。8月23日に日本が参戦した結果、北太平洋はすでに危険となっていた。しかし南太平洋ではオーストラリア巡洋戦艦オースラトリア(12インチ8門)以外にシュペー艦隊に対抗しうる艦はないと判断された。シュペー艦隊は艦歴も若く優速で、巡洋艦または巡洋戦艦しか追いつけず、また日本はド級巡洋戦艦2隻と旧式(巡洋)戦艦4隻しか保有していなかった。

虎の子の巡洋戦艦を失うとあとはなく鞍馬・筑波と巡洋艦浅間で(第一)南遣支隊を組成した。だが果たして対抗できたかわからない。遭遇しなくてよかったのではないか。巡洋戦艦とされた鞍馬・筑波は12インチ4門と火力不十分でまたスピードがなかった。原因は仕様をなぜか一ランク落としているためだ。排水量トンが一回り小さく、またエンジンも小さかった。

この一ランク落とし建艦政策の失敗は戦後微妙に影を落とすことになる。とにかく事実として日清戦争以降で日本艦隊は最悪の状態にあった。しかしシュペーは太平洋よりも大西洋に回る他ないと判断を固めた。このあたりは日本の影に怯えたせいで艦隊の存在そのものに価値があるといえるのかもしれない。

シュペーはサモアから東へ直進し、チリを南下する計画を立てた。

9月23日、グナイゼナウとシャルンホルストはタヒチ島を砲撃した。このとき前後して9月20日西アフリカ艦隊のケーニヒスベルクがザンジバルでイギリスの軽巡ペガサスを撃沈そしてエムデンは9月21日マドラスを艦砲射撃した。いずれも南太平洋での通商破壊を目指す動きにみえた。ニュージーランド政府はこれに脅威を感じ、ANZAC部隊の派遣を遅らせることを決定した。更にオーストラリア政府は前言を撤回し日本に艦隊を急派するよう要請した。

オーストラリア政府は、日本の参戦に最も反対した経緯があった。白人の支配する領域が日本の進出により減少する、またドイツとヤミ交渉して太平洋の静謐を期するという二つの理由からだった。だがこのような剥き出しの人種主義と現実離れした軍事分析は本国では全く相手にされていない。またのちにパリ講和会議でアメリカのウィルソンはオーストラリア首相を名指しで愚か者と指摘したことも忘れてはならない。

また日本にとりこれらイギリス自治領は直接の外交交渉の対象でなく、非常に煩わしい相手だった。大国がすると理不尽でも小国が極端な人種主義をとると何か理由があるように受け止められるが、これは誤りだろう。

オーストラリアはこのように日本が自国の安全保障をも危機に陥れながら同盟国イギリスとの協調を貫いたにもかかわらず、日本人にたいする人種差別を撤廃しなかった。すなわち日英通商貿易条約の批准を拒否し終始ビジネスマンの入国すら拒否した。日本はイギリス人と同じ待遇をオーストラリア人に与えていたのだから、不平等を通り越して狡猾といわざるをえない。オーストラリアの白豪主義は恥じいるべき歴史である。

オーストラリアの要請も同盟国のイギリス経由だと受け入れざるを得ず、第2南遣支隊、戦艦薩摩、巡洋艦平戸・矢矧を結成し派遣するに決した。この時点ではアメリカが中立でかつイギリスにたいし中立船舶の自由通航で抗議していたため、日本はアメリカへの警戒も解くことができなかった。このため躊躇したがイギリスの要求が従来の日本の主張に合致するため断れなかった。更にエムデン対策をも要求されインド洋艦隊を結成、旧式(巡洋)戦艦伊吹、巡洋艦筑摩・日進を派遣した。

(以下略)

第一次大戦当時の、石炭を燃料とする艦船にできることが、第二次大戦当時の艦船にできないはずはないでしょう。

シュペーのドイツ東洋艦隊はフォークランド諸島海戦でイギリス艦隊に敗北しましたが、日本艦隊はそれほど簡単にはいかないでしょう。
 

アメリカ海軍との戦闘は考えていません。あくまでもアメリカ海軍は参戦しないという前提ですから。シュペーの艦隊がアメリカ海軍との戦闘を考えていなかったのと同じです。シュペーはニューヨークで石炭補給すら考えていたと思います。

イギリスがドイツに宣戦布告するのが1939.9.3ですね。しかし、
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第二次世界大戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フランスとイギリスはドイツに宣戦布告したものの、その軍隊をポーランド方面に進めることはせず、この年の間、西部戦線に大きな戦闘はおこらなかったこと(まやかし戦争)もあり、イギリス国民の間には、「クリスマスまでには停戦だろう」と言う、根拠の無い期待が広まっていた。また、ヒトラーは戦前宥和政策に終始しており、反共産主義という点で一致していたイギリスとフランスが本気で宣戦布告してくるとは想定していなかった。
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つまり、イギリスは戦争する気が無いのですよ。後から言えば、ドイツ軍が東部にに兵力を集中しているこの時、イギリス、フランス軍は西部戦線で行動を起こすべきでした。それをしなかったために、今度はドイツ軍に西部に兵力を集中されてマジノ線を突破され、イギリス軍は大陸から追い出されてしまう。

そして、この時、ドイツ軍が西部戦線に兵力を集中している時、スターリンは東部戦線で行動を起こすべきでした。それをしなかったために、今度は東部に兵力を集中されて、さんざんな目に遭わされる。つまりヒトラーにいいいように各個撃破されてしまうわけです。

まあ、後からなら何とでも言えますが、日本艦隊が大西洋に入ったからと言って、やる気のないイギリスが日本艦隊と戦うかどうか?

さらに言えば、日本艦隊は1939.9.3以前にドイツのキール軍港に入ってしまえば、イギリスから邪魔されることもないわけです。

しかし、これらは後知恵で、1939.9.3以後に大西洋に入ったとすれば、イギリス海軍との戦闘になることも想定しないといけませんから、シンガポールは通れず、南米ホーン岬の沖、ドレーク海峡を通ることになるでしょう。
日本が第二次大戦の戦勝国となるには、ギャンブルを打つしかないということです。ちょうどヒットラーがギャンブルを打ったように。ヒトラーはポーランドに侵攻しても英仏軍は西部戦線で行動を起こさないことに賭けて勝利し、さらに西部戦線に兵力を集中してもスターリンは東部戦線で行動を起こさないことに賭けて勝利しました。ヒットラーはこの二つの賭けのどちらに負けていても独裁者の地位を追われていたでしょう。

ですから、日本は海軍主力艦隊を大西洋に送っても、アメリカ海軍は行動を起こさないことに賭けるしか第二次大戦に勝つ方法はないのです。結局のところ戦争は賭けなのです。真珠湾攻撃にしても賭けでした。もし真珠湾まで行く途中で発見されたら奇襲は成功せませんし、アメリカ太平洋艦隊が真珠湾を出払っていても奇襲は空振りとなり成功しませんでした。

大西洋に日本主力艦隊を送ることが賭けだからダメだと言われるなら、真珠湾攻撃も賭けだからダメだということになります。

少なくともヒットラーはソ連と戦争になることを知っていました。ソ連との不可侵条約は最初から守るつむりなど無かったのです。

ですから1939.9.3以前に日本艦隊をドイツに招待してもおかしくないでしょう。

日本の指導者達がアメリカとの戦争を決断するのに至った過程を十分に残していないのが問題なのだと思います。

国の存亡に関わる決断なのですから、当然何十時間、何百時間もの議論が戦わされたのでしょう。しかし、その議論が見えてこないのです。

お前ら、本当に、真剣に、あらゆる角度からあらゆる可能性を考慮した上で、アメリカとの戦争を決断したのか?ということです。

そして、戦争を始めるにしても情勢は刻々と変化しますから、その変化に応じてどのように対応するかもあらかじめ考えておかねばなりません。それらのことを本当に考えて戦争を始めたのか?ということです。

まさか最初から一億玉砕するつむりで戦争を始めたわけではないでしょう。どこまで敵軍がせまって来たら降伏するかも考えておかねばなりません。

ドイツが降伏したらどうするのか?ソ連が参戦したらどうするのか?あらかじめ考えていた上で戦争を始めるべきなのです。

しかし、そういったことを考えた上で戦争を始めたという形跡が見えないのです。戦争は一つのプロジェクトなのですから当然、戦争の見通しについての何百ページもの報告書が書かれて然るべきでしょう。

会社でも一つのプロジェクトを始めるには、その準備に膨大な予算と人員を割いて検討するはずです。プロジェクトが成功するか、失敗するかで会社の命運が決まってしまうのですから当然のことです。

しかしアメリカとの戦争を始めるに際しての、何百ページもの報告書はどこに有るのでしょうか?もちろん戦争を始める前にそれを国民に見せることはできないでしょうが、戦後何十年と経てば国家機密の指定を解除して国民に見せなければなりません。

そうでなければ何百万人もの犠牲者を出した国民に説明がつかず、納得も得られません。会社で言えば株主の納得が得られないということです。なぜアメリカと戦争した方が良いと判断されたのか?その報告書、何百ページの報告書はどこに有るのでしょう?


囲碁や将棋のプロだって、何手か先を必死で何時間も考えてから着手しています。あの時点でアメリカとの戦争が最善手だというのは納得いきません。

石油の獲得が目的なら他にも有ったのではないでしょうか?例えばソ連に石油を売ってくれるよう交渉するとかです。
 

日本がソ連と戦争すれば各個撃破作戦となります。軍事的には一応合理的判断と言えるでしょう。つまりドイツとイタリアと日本でソ連を攻撃することになるわけですから。この時点ではアメリカは参戦していないわけですから数的有利を得られます。ただソ連とは不可侵条約を結んでいましたが、ドイツがソ連との条約を破ったように、条約を守って国が滅んでは本末転倒なわけです。

ドイツとの戦争についても同じです。ドイツとの条約を守って国が滅んでは意味が有りません。実際歴史ではそうなってしまいました。

戦争をしないという選択肢はアメリカの要求を飲むことですが、アメリカの要求は中国からの撤退ですから、軍事的には可能であり、合理的です。というのも中国との戦争は泥沼のゲリラ戦となっていて、戦争を続けるのは無意味になっていたからです。中国から撤退できなかったのは軍事的理由ではなく、軍人たちが面子にこだわっていたからです。勝利なき撤退となって責任を取らされるのが嫌だったのでしょう。
 


アメリカと戦争する方がソ連と戦争するより楽だと言われるのですか?

当時のソ連はドイツと全力で戦っていました。ドイツの味方をしてドイツに勝たせるという作戦は合理的かと思います。

ドイツがソ連に勝てばドイツの敗北は無くなるでしょう。ドイツの敗北が無くなるということはドイツと同盟を結んでいる日本の敗北も無くなるということです。つまり日本の命運はドイツがソ連に勝利することにかかっていたわけですから、全力を挙げてドイツを支援すべきだったのです。

ソ連と戦いたくないならドイツと戦うべきでした。カスピ海の石油をシベリア鉄道を使って送ってもらえたでしょう。

ドイツとも戦いたくないと言うなら中国から撤退してアメリカの経済制裁を解除してもらうしかないでしょう。これが最善手でしょうが、軍を撤退させるというのは事実上の敗北を受け入れるということですから、なかなかできないことです。アメリカだってベトナムやイラクから撤退するのは難しいのですから。

しかし、歴史では日本はアメリカと戦争する道を選んでしまうのですが、これは最悪手としか思えません。南方の資源が欲しいだけなら真珠湾もフィリピンも攻撃せずに、石油地帯だけを占領する方がまだましだったでしょう。

アメリカを攻撃したわけではないのだから、アメリカも宣戦布告して来ないだろうという希望的観測の作戦で、予想に反してアメリカが宣戦布告してくれば完全な失敗となり、戦争は1年か2年で終わるでしょうから、少なくとも広島や長崎への原爆投下は無かったでしょう。

第二次大戦中のドイツとソ連の戦線に軍隊を送るのはソ連の協力が有れば難しくないでしょう。シベリア鉄道を使えば良いのですから。船を使うならパナマ運河を通って、ムルマンスクに上陸するルートが良いでしょう。途中、ドイツのUボートの危険が有るので駆逐艦を随伴させる必要が有ります。夏場なら北極海航路が使えるでしょう。砕氷船が必要ですが。

逆に、ドイツを支援しようとして、独ソ戦に兵力を送る方が大変です。その場合、パナマ運河は通れないでしょうし、イギリスも大西洋を通らせてくれないでしょう。もちろんシベリア鉄道は使えませんし。

アメリカの要求を飲めないのならハルノートは無視でいいでしょう。要は、石油をどこから手に入れるか?ということですよね?石油さえ手に入れば時間を稼げるわけでしょう?

ですからソ連から買えばいいだろうということです。ソ連とは不可侵条約を結んでいて敵ではないのですから石油を売ってくれるでしょう。石油を売ってくれた見返り兵力を送れないなら武器弾薬などの軍事物資を送っても良いわけです。

そうすればソ連も石油を売らないとは言わないでしょう。もし売らないと言えば、それを理由にソ連と戦争すれば良いわけです。ソ連だってドイツと日本の両方から攻められたくないでしょうから、石油を売ってくれるでしょう。

石油が手に入れば時間を稼げるので、その間の国際情勢を見て新たな方策を考えれば良いでしょう。アメリカやイギリスにしてもドイツと戦っているソ連を支援している日本を攻撃するはずは無いですし、いわゆるABCD包囲網と言われる経済制裁も解除してくれるかもしれません。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E9%96%A3%E7%B7%8F%E5%8A%9B%E6%88%A6%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


総力戦研究所はアメリカとの戦争は最悪の選択だという報告書を東条内閣に提出していたわけですよね。

それではなぜ、東条内閣はそれを無視したのか?ということですよね。論理的に考えてアメリカと戦争できず、中国から撤退もできないとすれば、後はドイツかソ連と戦争するかしか選択肢は残ってないでしょう。

ソ連と戦争を始めても石油は手に入らないのですから、ドイツと戦争するしかないのではないでしょうか?少なくともソ連と交渉してみるべきだったでしょう。ソ連と交渉したがダメだったという記録は有るのですか?

石油を運ぶ最も安価な方法はパイプラインですね。実際ロシアはウラジオストクまでパイプラインを引いていますが、当時はパイプラインは完成してなかった。

船で運ぶしかないとすると、ムルマンスクから運ぶ必要があります。結局、アメリカ、イギリスと協力してドイツのUボートと戦うことになります。

そうなれば、日本はアメリカにドイツと共同で戦っているのだから、経済封鎖を解除してくれと要求することができるでしょう。大西洋で協力しながら太平洋では対立しているというのは変な話ですから。
日本にとって、ソ連が最大の脅威で、その為に三国同盟を結んだのだとすれば、ドイツとイタリアがソ連と戦争を始めた以上、日本もそれに参加してソ連と戦争するのが筋でしょう。ソ連を攻撃する千載一遇のチャンスなのですから。

なぜ、ドイツとソ連との戦争を傍観していたのか?確かに日ソ不可侵条約を結んでいましたが、結果的にはこの条約は何の役にも立たなかったことは歴史が証明しています。終戦間際にソ連に攻め込まれ、60万にもの日本人が何年も強制労働に就かされ、10万もの死者を出したのですから。しかも北方領土は占領されたままです。

ドイツもソ連と不可侵条約を結んでいましたが、ドイツはそれを破ってソ連に攻め込んでいることを見ても、条約などなんの役にも立たないことは当時の政府も知っていたはずです。

しかし、日本政府はソ連と戦わずにアメリカと戦い、その結果アメリカを戦争に引き込んでドイツの敗北を早めてしまった。一番得をしたのはソ連でしょう。ソ連が最大の脅威だったのに、なぜ、そのソ連を助けたのか?やっていることが支離滅裂です。
ソ連と戦争する目的はドイツに勝たせるためです。日本がソ連と戦争を始めればソ連軍はドイツ軍相手に使っていた兵力を引き抜いて日本軍に向けて使わなければならなくなります。

ドイツ軍にとってはソ連軍の兵力が減るわけですから、それだけドイツ軍が勝つ可能性が高まります。ドイツがソ連に勝てばアメリカとイギリスはドイツと講和するしかないでしょう。そうなれば日本はドイツから石油を始めとする資源を輸入できます。

ソ連がドイツと日本を同時に敵としないということを最優先事項としていたのなら、日本はソ連を攻撃しないことを条件に、石油を輸入できたのではないでしょうか?

日本が政治的に混迷し、アメリカと戦争を始めたとすれば、つまり当時の指導者は、何が何やら分けが分からぬままに、ソ連に操られて、いつの間にかアメリカと戦争を始めて、そして負けてしまったとすれば、どう言い訳しようとも、当時の指導者は馬鹿の集まりとしか言いようがありません。

私が当時の日本側外交官だったとして、ソ連側の外交官と交渉したとすれば、その会話は次のようなものになるでしょう。

私「貴国がナチスドイツと国家存亡を賭けて激しい戦いをしているのは承知している。我が国、大日本帝国はあなた方、ソ連側に立って戦うこともできるし、ドイツ側に立っても戦うことができる。つまり、我々は公明党のようにキャスティングボードを握っているわけだ。もし貴国が我が国に石油を供給してくれるならば、貴国の側について戦っても良い」

ソ連「公明党って何ですか?石油を供給せよと言われても、どれくらい必要なのか?カスピ海の油田から極東までは遠くコストがかかり過ぎる」

私「戦争中なのだからコストは無視してやってもらいたい。それから公明党のことは知らなくてよろしい」

ソ連「コストは無視するとしても、戦争中でもあり、石油の輸送に集中することはできない。とても要求されるような石油の量を極東に送ることはできないだろう」

私「不可能なことを要求しても意味が無い。可能な限りで結構。足りない分はイギリス領ボルネオと、オランダ領インドネシアから輸入したい。しかし現在、経済封鎖を受けていてボルネオ、インドネシアからは輸入できない。貴国がイギリス、オランダと交渉して、日本が石油を輸入できるようにしてもらいたい」

ソ連「確かに現在イギリスとアメリカは軍事物資をムルマンスクに送ってくれている。彼らが我々を援助するのはドイツに勝たせたくないからだ。ドイツが我々に勝てばドイツに勝つことのできる国は無くなってしまうからだ。日本が我々の側に付いて戦ってくれるなら、我々は味方だ。イギリス、オランダに日本に石油を輸出するよう交渉してみよう」

私「その交渉がうまくいくことを期待している。石油が手に入るなら我々はあなた方の味方だ」

米英がドイツを勝たせない為にソ連を支援していたのは事実です。もし日本がドイツの側に立ってソ連と戦えば、ドイツを勝たせない為の米英の努力が無駄になるので、米英は日本がドイツと戦うのなら、日本に石油を売ってくれるはずです。

日本は警戒はされていたでしょうが、少なくとも第二次大戦で英米が一番恐れていたのは、ドイツがソ連に勝利することです。ソ連に勝利したドイツは原爆を作るかもしれません。

そうなればヒットラーのドイツは無敵になります。なにしろドイツにはV1という巡航ミサイルが有り、V2という弾道ミサイルが有るのですから。

関ヶ原以来、勝利する側に付くというのが戦争の常識ですから、ドイツが勝利するならドイツに付くしかないでしょう。米英がどうしても日本に石油を売らないというなら、日本はドイツに付き、ドイツと一緒にソ連を攻めてドイツを勝利させるしか有りません。

関ヶ原ではご存知の通り、小早川の裏切りによって、勝敗が決しました。

独ソ戦についても、日本の動き次第でどうなるか分かりません。日本の真珠湾攻撃というのは、ドイツ軍にとっては裏切り行為でしかありません。真珠湾攻撃の結果、アメリカが参戦することになったからです。日本の真珠湾攻撃を一番喜んだのはスターリンとチャーチルとルーズベルトでしょう。

もっとも日本にしてみれば、日本に相談も無くドイツとソ連は不可侵条約を結び、その結果、日本の内閣は潰れ、その後、これまた日本に相談もなくヒトラーが独ソ戦を始めた為に、再び日本の内閣が潰れで、ドイツに完全に振り回され、その度に内閣が潰れていたわけですから、とてもドイツと相談して決められないという心理状態だったのでしょう。

しかし日本が取るべき選択は、戦うならば、ドイツと戦うかソ連と戦うかいずれかであって、アメリカとの戦争は最悪の選択です。

ソ連と戦うとすれば、まず戦艦大和を始めとする全艦隊をチリ沖からマゼラン海峡を通らせて、大西洋に送り、そこから北上させてノルウェー沖まで配置すべきでしょう。イギリスと戦争を始めているわけではないですからイギリス海軍から攻撃される心配はありません。

その後、ソ連に宣戦布告してムルマンスクを砲爆撃し、ドイツ軍と協力してムルマンスクを占領します。ムルマンスクを占領すれば、アメリカとイギリスは軍事物資をソ連に送ることができなくなります。

その後日本海軍はムルマンスクを拠点にして、ドイツ海軍と協力しアメリカとイギリスの間の通商破壊作戦を実施します。これでイギリスは降伏です。

日本陸軍は、中国戦線を縮小して、それによって余った50万の兵力で、中国のタクラマカン砂漠を越え、カザフスタンを通ってカスピ海に進軍し、カスピ海の油田地帯を占領後、ドイツ軍と協力してスターリングラードで包囲されたドイツ軍を救出します。つまり極東ソ連軍を置いてけぼりにする作戦です。

これによってソ連軍は石油を失い、さらにスターリングラードも占領されては降伏するしかないでしょう。こうして日本とドイツはソ連戦に勝利することができるのです。

田母神将軍はアメリカの軍人からは評価されると思います。自分の職を投げ打って安全保障について警告を発したわけですから。軍人にとって最も恥ずべきことは、自分の保身と国の安全保障とを天秤にかけ、自己保身を優先し、国の安全保障を犠牲にすることです。軍人は「鳥も鳴かずば撃たれまいに」であってはいけないのです。

田母神論文が間違っているかどうかは議論によって決着を付ければ良いことです。それより問題なのは軍人が自由にものを言えないような雰囲気を作ることです。自由にものを言えなくなれば私が上記に書いたような自由な戦略や作戦を考えることができなくなり、アメリカとの戦争という間違った選択をしてしまうことになるからです。

第二次大戦の勝敗を決定したのは独ソ戦だというのは常識です。ですから日本がドイツの側に立って戦い、第二次大戦の戦勝国になるには、独ソ戦に参加してドイツを勝たせることに全力を上げるしかないのです。

将棋で絶対やってはいけないことは王より飛車をかわいがることです。第二次大戦でドイツ側に立って戦うと決めた以上、味方の王はドイツであり、敵の王はソ連なのです。ドイツが独ソ戦に勝つか負けるかによって、日本の命運も決まるのです。ですから日本の全海軍力をドイツの為に使うことが正しいのです。なぜなら王はドイツであり、日本の艦隊は飛車に過ぎないからです。

日本を防衛するには航空兵力だけで十分です。戦艦は必要有りません。ですから戦艦は大西洋に送った方が良いのです。

ただし、私は最善手の順番は、
1)アメリカの要求を飲み、中国から軍を引き揚げる。
2)ドイツと戦い、ソ連から石油を受け取る。
3)ソ連と戦う。
4)アメリカと戦う。

の順番だと思っています。いずれにしてもアメリカと戦うのは最悪手です。

確かに長期戦は無理でしょう。ですから短期決戦に賭けるしかありません。

さすがに日本陸軍兵士50万人を北京からスターリングラードまで歩いて行かせるのは無理かもしれません。時間もかかるし、補給の問題が有ります。しかし船に乗せてムルマンスクまで行くことなら可能でしょう。

陸軍の歩兵50万を船に乗せて、海軍主力艦隊と共にムルマンスクに突入させれば良いのです。ムルマンスク上陸後、50万の歩兵で一気にモスクワを占領すれば戦争は終わりです。もちろんドイツ軍と協力してですが。

日本海軍にも片道でムルマンスクに行く位の燃料なら有るでしょう。ただ日本海軍の艦船は長距離を航行するようには設計されてないので、船腹に増加燃料タンクを取り付ける必要が有りますが。

日本は海に囲まれているので航空戦力だけで守ることが可能です。戦争は皮を切らせて肉を切り、肉を切らせて骨を切るものですから、犠牲を恐れていては何もできません。

スターリンが最も恐れていることは日本が極東で軍事行動を起こすことではなく、ヨーロッパで軍事行動を起こすことです。日本がいくら極東で大暴れしようともスターリンは気にもかけないでしょう。

あくまでも主戦場はヨーロッパであり、ヨーロッパで第二次大戦の決着が着くのです。ですからヨーロッパに軍を送る必要が有るのです。ヨーロッパのドイツ軍が負けてしまったら、今度はソ連とイギリス、アメリカは日本戦に集中して来るでしょう。そうなっては日本は勝てないからです。


あまり利口でない人たちは、一般に自分の及びえない事柄についてはなんでもけなす。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」

当時の極東ソ連海軍の戦力というのは微々たるものです。イギリス海軍にしても、主力艦隊を極東に持ってくる余裕は無いでしょう。中国海軍に至っては日清戦争を最後に存在しないも同然でした。

ですから日本海軍の主力艦隊が極東に居ても活躍できる場所が無いのです。

これが日本海軍にとって最も恐ろしいことだったのです。なぜなら国民から「海軍は中国との戦いで、ほとんど役に立っていないのに予算は一丁前に取っている。無駄ではないか。海軍の予算を削って陸軍に回せ」と言われるからです。

軍隊といえども官僚の集団に過ぎません。そして官僚の考えていることは今も昔も変わりません。自分達の予算を減らされることを最も恐れるのです。「国益より省益」です。そのことは農水省や国土省の予算を削減しようとすると、国益を無視して反対する官僚がいるのを見れば分かります。

当時の海軍も同じだったのです。そこで海軍が考えたのがアメリカとの戦争です。アメリカと戦争を始めれば海軍が活躍できる場所ができます。誰も海軍は活躍していないとは言わなくなるでしょう。そんなことをすれば国が滅ぶという冷静な考えは「国益より省益」という、海軍省の予算獲得を優先する思想に吹き飛ばされてしまったのです。

しかし現在の我々は昔の海軍省の官僚達を笑うことはできません。いまでも「国益より省益」という考えが横行しているからです。

将棋をやったことが有る者なら誰でも知っていることですが、勝つ為には「遊び駒」を作らないことが重要です。対ソ連戦において、日本海軍艦隊は極東に居る限り遊び駒です。ソ連との戦争で日本海軍艦隊を最も有効に使う方法は何か?と考えれば論理的帰結としてムルマンスク突入しか有りません。

ムルマンスクを最後までドイツ軍は陥落させることができませんでした。これが独ソ戦でドイツが敗北する大きな要因なのです。ソ連はムルマンスクを確保することによって、イギリスとアメリカからの軍事物資の援助を受け取ることができたからです。

日本海軍主力艦隊と50万の陸軍部隊をムルマンスクに突入させれば、ムルマンスクを陥落させることができます。もちろんドイツ軍の協力も必要ですが。

ムルマンスクを陥落させればドイツが独ソ戦で勝つ可能性が大きくなります。そしてムルマンスクを拠点に、日本海軍はドイツ海軍と協力して通商破壊戦をやれば、ドイツがイギリスに勝つことも可能です。

ですから日本海軍のムルマンスク突入は、対ソ連戦で日本とドイツが勝つ為の論理的帰結なのです。

ドイツは燃料問題を人造燃料で解決していました。ムルマンスクの日本海軍はドイツから燃料補給を受ければよいのです。

ドイツは優れたレーダー技術も持っていましたからこれも取り付ければよいでしょう。

最善手は、      1)アメリカの要求を飲み、中国から軍を引き揚げる。
それができなければ、2)ドイツと戦い、ソ連から石油を受け取る。
それができなければ、3)ソ連と戦う。
それができなければ、4)アメリカと戦う。

ということです。しかし、4)のアメリカと戦うというのは最悪手なので、むしろ何もせずに座して死を待った方がましな位ですが。

50万人の歩兵は10万人に減らしてもいいでしょう。それでもムルマンスクを占領するには十分です。ムルマンスクの占領に第二次大戦の帰趨がかかっているのです。日本帝国陸海軍はムルマンスクを帝国陸海軍終焉の地とする覚悟と根性が無いのなら最初から戦争に参加すべきでは無かったのです。たとえ帝国陸海軍が全滅したとしても、ムルマンスクの占領には、お釣りが来るほど価値が有るのです。

ですから、ヨーロッパまで遠征出来る分の石油が有る段階で、ヨーロッパに艦隊を送って置くのです。

アメリカとの戦争は最悪手、大失策、愚策だと申し上げています。

もちろん日本はソ連と戦うことを決めた以上、極東でもソ連を攻撃するでしょう。日本陸軍の主力100万は満州に居るのですから。

しかし問題は海軍なのです。海軍力は極東ではその力を十分に生かせません。ですから海軍力を生かすためには大西洋に海軍力をシフトする必要があるのです。

日本海軍の主力でムルマンスクを占領し、ムルマンスク占領後、ドイツ艦隊と共に大西洋に進出すれば、当然、イギリス艦隊との海上決戦となるでしょう。

この海上決戦は日本ドイツ連合艦隊の方に分が有ります。航空母艦の差が大きいからです。イギリス艦隊は日本海軍艦上爆撃機にアウトレンジされ、戦力を半減し、それでも突入して来た残存艦隊も戦艦大和、武蔵にアウトレンジされて絶滅でしょう。

日本海軍の弱点はレーダーの装備が無いことですが、それはドイツ艦隊と協力することで解消されます。さらにいざとなれば生存可能型人間魚雷の投入も可能ですし。

こうして制海権を失ったイギリスは降伏するしかなくなり、イギリスからドイツへの爆撃も無くなります。

ドイツの工業力はソ連より上なのですから、ソ連がアメリカ、イギリスからの軍事支援を受けられなくなり、ドイツがイギリスからの爆撃によって工業生産を邪魔されなければ、独ソ戦でのドイツの勝利は確定です。
ドイツがポーランドに侵攻する前なら石油は自由に輸入できたのですから、ヨーロッパに遠征するだけの石油の輸入は可能だったでしょう。

日本海軍がどれだけの石油を確保していたかは推測だけで話しているので、お互い確定的なことは言えませんね。

要は、ソ連と戦争するなら、ムルマンスク突入までは、イギリスとの開戦は避けることです。もちろんアメリカとの戦争など論外です。アメリカと戦争になれば、どんな作戦も通用しません。

海上自衛隊は世界各国の艦艇に石油をタダで供給するくらいの給油艦を持ってますよ。海上自衛隊ですら給油艦を持っているのですから、帝国海軍が給油艦を持ってないことはないでしょう。

それに駆逐艦でも低速で航行すれば省エネで航行できます。速度を1/2にすれば航続距離は4倍に延ばすことができます。

アメリカが宣戦布告するのは真珠湾攻撃の後ですよ。従って真珠湾攻撃が無ければアメリカの宣戦布告は有りません。


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