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イギリスが艦隊決戦を求めて来ないなら、
空母6、戦艦6、駆逐艦6、潜水艦18の編成にして、通商破壊すれば良いでしょう。 ___________________________________ 防衛研究所戦史部主任研究官の荒川憲一氏 海上輸送力の戦い http:// 前述の甲支隊4隻は、6月、初めの1週間で12隻、52,840総トンの商船をモザンビーク海峡で撃沈した。これを潜水艦1隻当り1ケ月に換算すると12隻、6万総トンの撃沈能力があることになる。英国側の統計資料によると、当時この海域には月当り80~90隻(40万総トンから45万総トン)の連合国船舶が航行していた36。潜水艦1隻当りの撃沈能力が変わらないと仮定すれば(一般的に連合国側はそのような損害がでれば、即座に様々な対策を措置するので、撃沈能力が低下していくであろうが)、7隻から10隻の潜水艦をこの海域に常続的に配備しておけば、この補給動脈はほぼ切断されることになる。この数の潜水艦を常続的に配置しておくためには、この作戦には3個単位の潜水戦隊21隻から30隻充当しなければならない。日本は開戦時、60隻の潜水艦を保有していたので稼動率などを考慮すれば日本海軍の潜水艦隊全力の作戦とならざるをえないであろう。その意味でも、東の太平洋正面は防勢に転ずる「東守西攻」戦略は基本的前提として欠かせない。 また、米国の造船実績は1942年には5,393,000総トンで月当り450,000総トンであった。 (この実績は富岡課長の報告に示された海軍軍令部の米国の造船力見積もり、月25万総トンの約1.8 倍であるけれども)白紙的にはこのインド洋正面での日本の潜水戦隊による通商破壊戦による連合国商船の撃沈量は米国の造船量に匹敵する。 しかし、ここで重要な点は、撃沈量が建造量に迫るということにあるのではなく、この補給ルートをこの時期に切断するということにある。つまり、1942年の上半期に、このルートでインド洋地域(中東、ペルシャ湾、インド)に英国と北アメリカから連合国の船舶により戦車2,415両、航空機 1,969機が補給されていたのである。また同期間、英国からこの地域に海上補給された車両は44,425 両であり、北アメリカからは81,470 両がこのルートで補給されていたしたがって、もしこの補給動脈切断作戦が成功していたら、アフリカ戦線と東部戦線の戦況は変わっていた可能性が高い。 訂正します。上記の論文にある通り、潜水艦18隻では足りないですね。潜水艦60隻、つまり日本の潜水艦の全力投入が必要です。 それはそうでしょうが、パナマを通り、南極大陸を左回り、南極環流に逆らって回り、中東に行くのは距離が長くなり現実的ではないです。それこそ補給は「距離の二乗に反比例」して難しくなるわけですから。 燃料はドイツのUタンカーに持ってきてもらうんですよ。それにUボートも30隻ほど一緒に来てもらえれば、それだけ日本の潜水艦も減らせますし。 1941年11月に出れば2月にはマルビナスに着くでしょう。潜水艦部隊は先行して出港すればいいわけです。夜は浮上航行、昼間は潜航してれば誰にも分からないし。 海軍陸戦隊1個中隊を使うのです。 ドイツがソ連に勝てばドイツはロシアに勝ったナポレオンのようなものです。イギリスには勝てなくなります。 ですから石油が完全に無くなるので戦争の継続が不可能になるのです。 兵士達のほとんどは帰って来ますよ。私は無謀な作戦を行った当時の陸海軍首脳のウマシカとは違うんです。私は自分を客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです。 もしナポレオンがロシアに勝っていれば、イギリスはナポレオンに勝てなかっただろうということです。 アメリカ船は仮装巡洋艦で臨検すれば良いのです。積み荷が武器だったらマルビナスに連行です。 こういうことは専門家に任すべきでしょうが、面白そうだから適当に数字入れてみますね。 第一段階。 まず、フォークランドまでの距離を算出しろ。 20,000Km 第二段階 戦艦6、空母6、駆逐艦6、潜水艦60(まあこの数字もあっちゃこっちゃ行ってるがこれが最新かな?)の各艦の航続距離および巡航速度から必要日数及び必要燃料量を算出しろ。 90日 100,000トン 並びに乗員数×航海日数で必要食料量を算出しろ。 50,000人 5,000トン 第三段階 戦艦6、空母6、駆逐艦6、潜水艦60の各艦の搭載燃料量から追加燃料搬送量を算出しろ。 100,000トン 第四段階 追加燃料搬送量を搬送するのに必要な輸送船および油送船の総トン数を算出しろ。 並びに必要食料量を搬送するのに必要な輸送船の総トン数を算出しろ。 油送船200,000トン 油送船10,000トン 第五段階 燃料食料を1941年当時の日本の所有船舶にどう割り振るか算出せよ(ちなみに10万トンタンカーなんぞ世の中にないんだからな) 40隻 第六段階 割り振った所有船舶の航続距離および巡航速度から必要燃料量を算出しろ。 並びに乗員数×航海日数で必要食料量を算出しろ。 燃料40,000トン 食料50トン 第七段階 燃料食料を1941年当時の日本の所有船舶にどう割り振るか再度算出せよ。 60隻 7ノットに落とせば、後続距離は4万キロはいくでしょう。余裕を見て6ノットでいいかと思います。それでも3か月もあればマルビナスに行けるでしょう。つまり無給油でマルビナスに行けるということです。 生存不可能型人間魚雷と生存可能型人間魚雷のどちらに乗りたいか?と聞かれたら間違いなく、生存可能型に乗りたいと答えるでしょう。 最後の5千キロは20ノット位で進むべきでしょう。さらに先遣隊として陸戦隊を乗せた駆逐艦を、3隻ばかり派遣してマルビナスを占領しておけばよいでしょう。イギリス艦隊が駆けつけてくれば機動部隊で攻撃すれば良いのです。 当然、パイロットの訓練の為に定期的に速度を上げる必要が有るでしょう。 私が専門家でないことは常識ですよ。先の燃料計算でも艦内燃料タンクは空で計算したので、タンカーの運ぶ燃料が多くなってしまっています。 防衛研究所戦史部主任研究官、荒川憲一氏の、 海上輸送力の戦い http:// などを読めば良いでしょう。 もちろん、防衛庁の人は私のように先輩をウマシカなどとは言いません。例え本当はそう思っていたとしてもです。ですから私のような素人が専門家の代わりにウマシカだと言ってあげねばならないのです。専門家、素人、それぞれに役割が有るのです。 もし専門家の方が、私の作戦には実行不可能な問題が有ると言われるのなら指摘してもらえればありがたいです。実際、数々の批判を受けて、最初の作戦から大幅に変更されています。そして作戦はますます実現性のあるものになっているのです。 前提として、相手は空母だけという事でしたが、まあ、実際には当然大量の駆逐艦が随伴しているでしょう。ですから、結局、可潜戦艦対駆逐艦の戦いになると思います。 可潜戦艦の有利な点は、 (1)予算を全て可潜戦艦につぎ込んだので、駆逐艦より数が多い。 (2)手持ちの魚雷を全て敵艦隊に発射した後で、砲撃戦ができるので先制攻撃ができるし、攻撃を受けても魚雷が誘爆する心配がない。 (3)魚雷はもう無いのだから潜っていても戦えず、潜っている意味が無い。逆に潜っていては一方的に駆逐艦や艦載機の爆雷攻撃を受けてしまう。先に発射した魚雷を敵艦がかわすのをじゃまする意味でも浮上して戦った方がよく、浮上する前に浮上海面に煙幕を張っておけば、浮上直後に敵の攻撃を受ける心配がなく、射撃準備の時間をかせげる。 (4)戦いは10km以内の近接戦闘となり、その場合、射程距離は重要ではなく、150ミリ砲でも十分駆逐艦と戦える。ちょうど陸上における戦車戦のように、砲を前方に向けて敵に突進する形になり、正面面積の小さい可潜戦艦に有利。 逆に可潜戦艦の不利な点は、 (1)理想は敵艦隊を包囲してから一斉攻撃だが、潜水しての艦隊行動が難しい。 (2)潜水中の艦速度は遅いが、浮上しても高速は望めない。 (3)潜水可能とする為に武装その他で大きな犠牲を払っているので、水上艦として見れば全般的性能が劣る。 知的障害者云々と知的障害者をここに持ち出されるのはいかがなものか? 読者の中には知的障害者を家族や親類、友人、知人として持っている人もいるわけですから、そういう人はこの記事を見て不快に思われるでしょう。 60隻あれば良いのですから足りないことはないでしょう。最も戦史のように沈められれば足りなくなりますが。 ____________________________________ http:// 日英米輸送船 連合国の輸送の要 大西洋では、太平洋を遥かに上回る輸送船が沈んだ。 枢軸側が失った船舶は、 ドイツが700隻324万総トン、 イタリアが600隻393万総トン、 合計1300隻717万総トンであった。 太平洋での 日本の喪失量2600隻843万総トンと 合計3900隻1560万総トンに上った。 連合国の米英はというと、更に大量の船舶を失っている。 イギリスは2426隻1133万総トン、 他の連合国が2724隻1024万総トン、 合計5150隻2157万総トンになった。 枢軸国側の損失理由の首位は航空攻撃であり、連合国側のそれは、ほとんどがUボートによる雷撃であった。 開戦当初、イギリスが保有していた商船は4000隻2100万総トンであった。第二次世界大戦の勃発から1年間でイギリスは150万総トンの商船(全体の7%)を失ったが、それはイギリスの年間造船量80万総トンを大きく上回るものであった。 国別船舶喪失量(1000総トン以上の商船について) 国名 隻数 総トン(単位:10000総トン) イギリス 2426 1133 日本 2568 843 イタリア 600 393 アメリカ 391 491 ドイツ 700 324 その他 2233 633 合計 9018 37170 イギリスの苦境を掬ったのが、アメリカの生産力であった。 アメリカは参戦と同時に従来の造船所に加え全国に合計160基の建造用船台を建設し、電気溶接とブロック式建造を取り入れた戦時急造型輸送船の建造にのりだした。 7000総トンのリバティー船の起工から完成までの所要時間は従来の1/15というスピードで、一基の船台で年間20隻以上が建造可能であった。 しかも、日本の戦時標準型の輸送船と比べると二重底もある優秀な船舶であった。 リバティ船の建造はアメリカ参戦前から開始され、第一号の「パトリック・ヘンリー」は1941年9月に進水した。アメリカの戦時標準船の建造には、総建設費130億ドル(約500億円。1940年の日本のGNP393億円の約1.3倍。マンハッタン計画の6.5倍の金額)が投じられた。 戦時標準船の建造は貨物船「リバティ」が2708隻2918万総トン、大型貨物船「ヴィクトリー」が414隻あまり、「T-2」タンカーが200隻近く建造された。これら戦時標準船は1943年1月までに500隻、 1日1.3隻の割で生産された。 最終的には、1941~1945年までに各種合計5171隻3850万総トンの輸送船が建造された(民間船全体で5600万トン)。 連合国の兵員輸送 フランス・ノルウェーなどの各国海運会社は、保有する船舶をイギリスやアメリカの諸港に避難させる措置をとったものが多く、そのために1万総トン以上の客船だけでも170隻238万総トンが枢軸国の手に落ちずに連合国側に確保された。 これらの船のほとんどはアメリカ・イギリスの手によって兵員輸送船として使用されることとなった。 これだけの船舶が軍隊の輸送に使用された場合、一度に50万人以上輸送できるだけに、連合国にとっては重要な戦力となった。 客船の兵員輸送能力は、目安として1万総トンクラスで3000人(約1個連隊)、3万総トンクラスであれば5000人程度であった。8万総トンクラスのクイーン・メリーやクイーン・エリザベスなどは一度に15000人以上(一個師団以上)を輸送できた。 客船は92隻135万総トンが戦争中に失われたが、1万総トン以下の客船も含めれば、連合国の兵員輸送に貨物船を使う必要がなかったのは頷ける。 アメリカは、兵員輸送専用の輸送船の建造にも着手し、1万総トン以上の5種類54隻を建造した。兵員輸送能力は20万人に達した。 一方、日本はというと、1万総トン以上の客船は19隻のみで、そのうち11隻は護衛空母、特設巡洋艦、特設潜水空母、病院船として海軍に徴用された。結果、日本軍は兵員の輸送に劣悪な環境で低速の貨物船を使わざるを得なかった。クイーン・メリーやクイーン・エリザベスなどは、航海速力28nt、最高速力30ntであったため、Uボートにとっても捕捉は困難だった。 空母6、戦艦6、重巡6、駆逐艦6、潜水艦60、でいいと思いますよ。 イギリス海軍のM1をそのままデッドコピーするのではなく、改良すべきでしょう。30センチ砲を10度迎角を付けて、砲軸を固定して取り付けます。砲軸線の延長線上に艦の重心が来るようにすれば、砲撃の反動で艦が揺れる事は無くなります。ちょうど、ゴルフボールをクラブヘッドのスイートスポット(重心)で打つようなもので、ブレが無くなります。それに30センチ砲をM1より低い位置に装備できるので、安定性も確保できると思います。 迎角10度の砲撃で、5,000m 先に着弾するとし、それより遠くへ砲撃する時は、艦の後部タンクに注水して艦尾を沈め、それによって艦首を持ち上げて迎角を付けてより遠くを砲撃します。5,000m より近くを砲撃したい時は、前部タンクに注水して迎角を小さくするか、発射薬を減らして撃てば良いでしょう。 潜水中は砲全体を水密砲塔の中に格納し、浮上すると同時に砲塔前部の蓋を開け、その穴から30センチ砲の砲口を突き出して砲撃します。潜水中は砲全体が水密砲塔の中に有るので、砲の操作員を浮上前に配置でき、浮上後直ちに砲撃可能です。砲は砲撃の反動でスライド後退しますが、砲軸は固定されていますから自動装填が可能で1分間に6発の速射ができます。砲弾数は200発は搭載可能でしょう。潜水艦が予備魚雷を、たくさん搭載しないのは、重量よりもスペースの関係だと思います。 こうしてM1が持っていた安定性の問題、浮上してすぐに撃てない問題、速射の問題が解決できます。常に敵に前部を向けて砲撃する事になるので、装甲は前部だけでよく、さらに正面面積が小さいので、敵弾に当たる確率も小さいです。 あまり利口でない人たちは、一般に自分のおよび得ない事柄についてはなんでもけなす。 あまり賢くない人は、自分が理解できない事については何でもけなす。 ラ・ロシュフコー もともとトピから外れた書き込みにばかりですが・・・ 公算射撃とは遠距離射撃に使われるものでしょうが、10,000m以下では公算射撃の必要は無いでしょう。ちょうど戦車砲が公算射撃しないようなものです。 ____________________________________ M級潜水艦 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 排水量 水上:1,594t、水中:1,945t 全長 90.14m 最大速力 水上:15kt ( 27.78km/h ) 水中:9.5kt (17.59km/h ) 航続距離 水上:15kt-2498海里 ( 4,627km ) 水中:8kt-9海里 ( 16.7km ) 乗員 64名 兵装 305mm単装砲:1基 76.2mm単装砲:1基 457mm魚雷発射管:艦首4基 魚雷:8本 M級潜水艦 (M Class Submarines) は、イギリス海軍が建造・保有した潜水艦。大口径火砲を搭載する潜水艦として第一次世界大戦後に4隻が建造されたが、活躍の場がないまま第二次世界大戦までに2隻が事故により沈没喪失し、1隻は竣工すらしなかった。 潜水艦の構造的制約や、あるいは利点などを活かして、他の軍艦には見られないような奇抜な潜水艦が設計されることは、古今東西よく見られることであった。「モニター潜水艦」と呼ばれるM級潜水艦も、そうした試みの産物の一つである。 第一次世界大戦当時の潜水艦は、まだ技術的未熟さから潜航深度、速力、攻撃火力、航続距離といった、軍艦としては死活問題となる性能の全てに問題があった。そのため技術者たちは、潜水艦に大口径砲を搭載させ、目標艦船の傍らで急速浮上後すかさず主砲で砲撃、これに致命傷を与えようと構想した。こうしてK級潜水艦の建造計画から4隻を抜き出し、大幅な設計変更を加えM級潜水艦として着工した。 ____________________________________ 上記にあるように、 「潜水艦に大口径砲を搭載させ、目標艦船の傍らで急速浮上後すかさず主砲で砲撃、これに致命傷を与えようと」 するには最適の艦かと思います。 例えば、これなら対潜網で守られた艦船にも攻撃を加えることができます。 もしイギリス海軍がこの潜水戦艦を持っていれば、マルビナスの日本艦隊も安心できなかったでしょう。 潜水戦艦は一度浮上したら戦闘が終わるまで潜航しません。それに攻撃を受けた水上艦は砲塔を目標に動かさねばなりませんし、さらに砲弾を装てんし、照準をつけなければなりません。 つまり急に撃つことはできません。それに対して潜水戦艦は浮上直後から6発/分の連射ができ、それも10,000m以下の近距離射撃ですから、そのほとんどが当たるでしょう。つまり水上艦が射撃可能な状態になる頃には致命的なダメージを受けている可能性が大です。 前述したように、大潜網で守られている艦船に対しては魚雷を撃っても網に捕まって効果が有りません。 それに魚雷は高価で持っている本数も少なく、次装てんに時間がかかります。10,000mも離れると命中率も不確かです。 それに対して砲弾なら魚雷に比べサイズが小さいので、200発は持てる利点が有ります。 PCが発達して、リアルなシュミレーションゲームが出てくれば私の言っていることも検証され、正しいことが証明されるでしょう。 つまり、リアルなシミュレーションゲームが出てくるまで、私の言っていることが間違いだと証明できないということですね。 襲撃する潜水戦艦も一隻ではありません。当然150mm砲とかの小口径砲を積んだ潜水戦艦も用意します。つまり相手と同じ数の隻数をそろえて一勢攻撃するのです。 当然、潜水戦艦は大幅な余裕浮力を持たせる設計にします。このような余裕浮力の大きな潜水艦なら一発位の砲弾では沈みません。欠点としては、なかなか沈まないので急速潜航ができないということですが、潜水戦艦は一度浮上したら戦闘が終わるまで潜航しないというか、恐らく被弾のダメージで潜航できなくなっているので問題有りません。 隠密性の利点を相手に近ずくことに使っていますから、隠密性の利点を捨てたわけではありません。 結局、魚雷か砲弾かという話だと思います。 魚雷は高価で複雑な武器で故障も多く取扱が難しく、10,000mも離れていては命中率も低く、またかさばるので大量に積むことができず、陸上の目標は攻撃できず、対潜網で守られている船にも攻撃できないなどの欠点が有ります。 それに対して、砲弾は安価で単純な構造なので故障が少なく、取扱も簡単でメンテナンスも容易で、10,000mくらいの距離なら容易に命中させることができ、かさばらないので大量に積むことができ、陸上、海上、どちらの目標にも使用可能といった利点が有ります。 アドミラル・グラーフ・シュペー (装甲艦) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 排水量: 基準:12,100 t, 満載:16,200 t 全長: 186 m (610 ft) 全幅: 21.6 m (71 ft) 最大速: 28.5 ノット (53 km/h) 航続距離: 20ノット時で8,900 海里 (16,500 km at 37 km/h) または 10ノット時で19,000海里 (35,000 km at 18.5 km/h) 乗員: 1,150名 ____________________________________ 以下の艦から選ぼうと思います。戦艦は長門しか分かりませんでした。 ____________________________________ 戦艦 長門 重巡洋艦 金剛、比叡、榛名、霧島、高雄、愛宕、摩耶、鳥海、妙高、那智、足柄、羽黒 軽巡洋艦 最上、三隈、鈴谷、熊野、利根、筑摩、長良、五十鈴、名取、由良、鬼怒、阿武隈 駆逐艦 海風、山風、吹雪、白雪、初雪、他 空母 飛龍、蒼龍、翔鶴、瑞鶴、赤城、加賀 シュペーはディーゼルでしたが、ビスマルクは蒸気タービンで、日本艦と同じです。 ____________________________________ ビスマルク (戦艦) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 性能諸元 排水量 基準:41,700トン 常備:45,950トン 満載:50,300トン 全長 241.55m (水線長)251.0m 全幅 36.0m 喫水 9.3m(基準時)、10.2m(満載時) 機関 ワーグナー式高圧重油専焼缶12基 ブラウン・ボベリ式ギヤード・タービン3基3軸 138,000hp(標準蒸気圧時出力) 150,170 hp (110MW) (高加圧時出力)= 30.1ノット (54km/h) (公試時) 最大速 30.8ノット(公試時) 航続距離 16ノット/9,280海里 19ノット/8,525海里 24ノット/6,640海里 28ノット/4,500海里 乗員 2,092名 (士官103名, 兵員1,962名 , 27名の高官)(1941年時) 兵装 38.1cm(47口径)連装砲4基 15cm(55口径)連装砲6基 10.5cm(65口径)連装高角砲8基 37mm(83口径)連装機関砲8基 http:// からコピペしたのですが、間違ってるようですね。こういうことも有るわけですね。wikの方がまだ信頼できますね。 マルビナスからなら潜水艦を使ったドイツとの連絡も容易ですから、ドイツから技術情報を入手しやすくなります。 wikiから、 http:// 急設網艦 白鷹 [II] 初鷹型 : 初鷹 - 蒼鷹 [II] 改初鷹型 : 若鷹 潜水艦母艇 硯海 歴山 椅子山 特設航空母艦 春日丸型 : 春日丸(→大鷹) - 八幡丸(→雲鷹) 飛鷹型 : 飛鷹 - 橿原丸(→隼鷹) 特設水上機母艦 香久丸型 : 香久丸 - 衣笠丸 神川丸型 : 神川丸 - 聖川丸 - 君川丸 - 國川丸 相良丸型 : 相良丸 - 讃岐丸 山陽丸 特設航空機運搬艦 五州丸 - 葛城丸 - 富士川丸 - 小牧丸 - りおん丸 - 慶洋丸 - 加茂川丸 - 最上川丸 - 名古屋丸 - 関東丸 特設巡洋艦 報国丸 - 愛国丸 - 護国丸 赤城丸 - 浅香丸 - 粟田丸 能代丸 金剛丸 - 清澄丸 金龍丸 浮島丸 盤谷丸 - 西貢丸(兼敷設艦) 金城山丸(兼敷設艦) 特設敷設艦 日祐丸 - 新興丸 - 高栄丸 - 辰宮丸 - 辰春丸 - 天洋丸 - 最上川丸 - 永城丸 - 光隆丸 特設急設網艦 西安丸 - 須磨の浦丸 特設潜水母艦 靖国丸 - 名古屋丸 - さんとす丸 - りおでじゃねろ丸 - 平安丸 - 日枝丸 - 筑紫丸 私はヒットラーがイギリスやソ連と戦争を始めたのは理解できる。もし日本がソ連と戦争を始めたとしても理解できる。しかしソ連と戦争せずにアメリカと戦争を始めたのは理解し難い。 今まで議論を進めて得られた結論は真珠湾を攻撃するよりマルビナスを攻撃すべきだったということだ。この結論は私一人の手柄ではなく、このトピの皆さんとの共同作業で得られた結論だ。 私自身を含めこのトピのほとんどの人は素人であり、その素人が当時の専門家に勝ったということだ。もっともそれは後だしジャンケンであり、後から言えることだというのはその通りだ。 しかし専門家には説明責任がある。戦争に負けて300万人の犠牲者が出ました。で終わりに出来る問題ではない。なぜマルビナスでは無く真珠湾を攻撃したのか説明する責任が有る。はっきり言って日本の専門家は説明責任を果たしていない。 誰でも失敗はする。私も同様だ。それは私の今までの書き込みを見れば分かる。従って失敗したからと言って攻めはしない。日本の官僚達が自分達の犯した失敗を認め、その失敗を国民に説明するならば問題は無い。 しかし日本の官僚達は過去も現在も失敗を認めず、失敗の説明もしない。それゆえ私は彼らはウマシカであると言わざるを得ない。 イギリスは北大西洋で手一杯なのだから、南大西洋にまで手が回らないだろう。つまりイギリスは枢軸国側に譲歩するしかないということだ。 このトピの皆さんで対抗策が有ると言う人がいるなら対抗策を示していただきたい。アメリカの参戦は除きます。アメリカが参戦したらマルビナスから撤退するだけですから。 もしアメリカの参戦という答えしか無いとしたら、アメリカの参戦に賭けるしかイギリスには手が無いということです。 死者は私の作戦の方が圧倒的に少ないですよ。アメリカが参戦したら、マルビナスから撤退するのですから。 沖縄や硫黄島のような玉砕戦法なんかしませんよ。一つ聞きますが玉砕戦法のどこが作戦なのですか?マルビナス作戦の方が玉砕戦法よりも100万倍もいいですよ。 PR 私は特定の病気を持つ人を差別する気はないので、私はアスペルガーなんかではないですよ、とかは言いません。そんなことを言うとアスペルガーの人が傷つくでしょうから。私自身はアスペルガーで有ろうが無かろうが、どっちでも良いと思っています。それにここはアスペルガーを議論するコミュでもトピでもありませんし。 大西洋に艦隊を送って負けた場合、恐らくイギリス、アメリカ、さらにはソ連との、いわゆる連合国との交渉になるでしょう。 この段階では日本はまだ陸上戦闘はしてないので、死傷者が少ない分、連合国の怒りもさほどではないでしょう。それに日本は海軍の主力を失っただけで、陸軍は無傷なのですから、これを交渉のカードとして使えるはずです。 つまり、中国からの撤退を受け入れ、さらに三国同盟を破棄し、ソ連に陸軍を派遣してソ連を支援するなどです。つまり日本は最終的には連合国の一員になるわけですから戦勝国になれるわけです。 ____________________________________ 薩英戦争 1863年8月15日~8月17日(文久3年7月2日~7月4日) 生麦事件を原因として、イギリス東洋艦隊7隻が鹿児島湾に侵入しを市街地を砲撃し、薩摩藩もこれに応戦した戦い 双方ともに損害が大きく、11月に和議を結ぶ 薩摩藩は生麦事件の償金支払と犯人捜査を約す この事件で近代的軍事力の威力を知った薩摩藩は積極的開国に藩論を転換、一方のイギリスも薩摩藩の実力を評価したため、以後両者は接近し提携するにいたる 参加したイギリス艦 フリゲイト「ユリアラス」(HMS Euryalus) スループ「パーシウス」(HMS Perseus) 砲艦「レースホース」(HMS Racehorse) スループ「アーガス」(HMS Argus) 砲艦「コケット」(HMS Coquette) ガンボート「ハボック」(HMS Havoc) コルベット「パール」(HMS Pearl) ____________________________________ 薩摩とイギリスはこの戦争後かえって仲が良くなっている。従って日本とイギリスが1942の春に戦ったとしても、かえって仲が良くなる可能性がある。 日本が勝てば、その時点でイギリスと交渉すれば良い。必ずしもドイツとと組み続ける必要はない。 フォークランド諸島を占領するのです。シュペーの艦隊が攻撃し損なった島であり、アルゼンチンがマルビナス諸島と呼び、占領してイギリスとフォークランド紛争を起こした島ですね。 フォークランドに行き、占領するのはさほど難しくないでしょう。対潜水艦用の機雷を設置して潜水艦から守ることも可能です。ここを根拠地にしてイギリス商船を沈めれば、当然イギリスは艦隊を差し向けて来るでしょう。それを迎え撃てば良いのです。 しかし、このトピとは関係の無いことで盛り上がってるな。人間は難しいよ。私自身にも私自身が分からない。誰も自分自身を知らない。ソクラテスが「汝自身を知れ」と言ったのはこの問題が一生の問題であることを表している。他人の事を分かったような気になる前に自分自身のことをもっと知るべきだろう。 ですから、ムルマンスクからフォークランドに変更したのです。距離はほぼ半分です。日本領だったギルバート諸島からなら距離は1/3でしょう。大した距離ではありません。フォークランドとギルバート諸島との間を往復して補給すれば良いのです。 食糧は近くの、中立国のアルゼンチンから買えば良いでしょう。アルゼンチンの牛肉は安くてうまいです。フォークランドの領有権は本当はアルゼンチンが持っているそうですから、この戦争が終わればアルゼンチンにフォークランドを返してやると言えば協力してくれるでしょう。 フォークランドはイギリス領ですから占領しても問題ないでしょう。中立国から輸入するのは自由ですから、アルゼンチンから燃料、食糧を輸入するのも自由です。もちろんイギリスは邪魔しに来るでしょうが。 マレーやシンガポール攻略はフォークランドを占領するより、はるかに困難ですよ。これらの国は面積も人口も相手方の兵力も全然違います。 フォークランドを占領する意味はイギリスの通商破壊です。アジアからイギリスに向かう物資はこの海域を通りますから、イギリスは必ずフォークランドを取り返そうとするでしょう。 つまりイギリス海軍をおびき出すという目的をより少ないコストで達成できるのです。 最初はムルマンスクでしたが、本当にムルマンスク作戦を実行してたら途中で立ち往生しなければならないところでした。まさにベンジャミン・フランクリンが言ったように批判者は最高の友です。 このトピのような議論が1941年の日本海軍作戦会議室でなされなかったことが悔やまれます。 当時は地中海は戦場ですよ。北アフリカでロンメル将軍のドイツ軍、イタリア軍とモントゴメリー将軍のイギリス軍が戦っていました。とても安全に通れる海路ではなかったのです。それにオーストラリアからの船はここを通りますし。 マゼラン海峡でしょう。シンガポールを通れませんから当然です。 ギルバート諸島は日本領と勘違いしてました。ではやはりトラック諸島からですね。一つに固まらずにバラバラに出港してフォークランドで集合するようにすれば例え何隻か発見されても気にされないかもしれません。 第二次大戦でチャーチルが最も恐れていたのがドイツのUボートでした。Uボートの通商破壊を恐れていたのです。同じ島国の日本もそれは同じで、アメリカの潜水艦と飛行機から投下された機雷で海運が完全に止まってしまったのが致命的でした。 イギリスと日本との戦争は同じ弱点を抱えた者同士の戦いとなるでしょう。フォークランドを拠点にした通商破壊はイギリスにとって許しがたいものでしょうから早期に反撃して来るに違いありません。第一次大戦のシュペーの東洋艦隊の例を見ても、第二次大戦の戦艦シュペーの例を見ても。 つまり日本の望み通り、主力艦による海上短期決戦という作戦が成功するわけです。 イギリスが強力な東洋艦隊をシンガポールに保持し配置し続けているとすれば、それはフォークランドの日本海軍にとって有利な情報です。フォークランドに向かうイギリス艦隊の戦力がそれだけ減るわけですから。つまりフォークランド沖海戦で日本海軍が勝つ可能性が高くなるわけです。 英国東洋艦隊は北上し、台湾や沖縄あたりを攻撃するかもしれませんが、それはイギリスにとって大きなミスです。一式陸攻を始めとする強力な陸上機の爆撃と雷撃を受けることになるからです。 結局、英国東洋艦隊は日本近海に近ずけず、それではというわけで通商破壊でもしようかと思っても、もともと日本は経済封鎖されていて、アメリカと日本を結ぶ航路も、東南アジアと日本を結ぶ航路も、航行する日本船は無いのですから、攻撃する目標が無く、通商破壊したくてもできないのです。 つまり英国東洋艦隊も英国陸軍も、宝の持ち腐れ、将棋で言う遊び駒なのです。 http:// http:// http:// http:// _________________________________________________________________________ 当時日本には4,300万バレルの石油が備蓄されていたようです。これだけの石油を全てタンカーに載せてフォークランドに持って行くことは不可能です。従って日本にも飛行機を飛ばす位の燃料は有ったわけです。 全艦トラック諸島から出発するのは無理なようですね。それなら残りは本土から出発させるしかないでしょう。 日本領の南洋諸島の補給がイギリス船にたよっていたとは驚きですね。現在では船員は人件費が安い外国人が多いですから。当時もイギリス人の人件費は日本人より高かったと思うのですが、その辺どうなんでしょう?船はイギリス国籍だが、船員は日本人とか有るんじゃあないでしょうか? ともかく、フォークランドに燃料を運べるのは一回か二回でしょう。それまでに海上決戦で決着がつくと思います。長期戦になればフォークランドはもちろん、南洋諸島の維持もできません。 100機位の艦載機なら本土防空部隊のゼロ戦で十分対応できるでしょう。問題は艦載機の数ではなく艦載機の質です。当時イギリスにはゼロ戦に対抗できる艦上戦闘機は無かったのです。 もちろん、それでも一隻くらいは日本に近づいて砲撃してくるのがいるかもしれませんが、それだけでは戦局に大きな影響を与えることはできないでしょう。 これまでの議論で分かったことは、タンカーを含む輸送船の重要さです。当然、イギリスにとってもそれは同じでしょう。日本が輸送船の数の不足に悩んでいたのと同じようにイギリスも輸送船の数の不足に悩んでいたはずです。 イギリスが日本を直接攻撃するような作戦を実施するには、それなりの輸送船が必要です。それらはヨーロッパから引っ張って来なければならないでしょう。そんな余裕は無いと思います。一隻でも多くの輸送船を必要としているヨーロッパから輸送船を引っ張ってくるようなことをイギリスはしないと思います。 それより、フォークランドを拠点にイギリスの貨物船を沈めたり拿捕したりしている日本海軍を何とかしようとするでしょう。極東のことなどよりも、大西洋という自分の庭先で、しかも自分の領土を占領されている事態を何とかしようとするでしょう。自分の足元で火がついているのに遠い極東のことなどに構っていられないということです。 イギリス東洋艦隊だけなら何とかなると思いますが、アメリカまで参戦するとなると、話が違ってきますね。ただ、アメリカは議会の力の強い民主主義国家ですからいきなり日本に宣戦布告して来ることはないでしょう。例えばイラクに対しても十分な時間を与えてクエートから撤退しなければ攻撃すると警告してから攻撃しています。 同様に日本に対してもフォークランドから撤退しなければ宣戦布告すると言ってくるでしょう。しかしそれは議会、つまりアメリカの世論が戦争に賛成すればの話です。フォークランドの占領はイギリスの通商破壊でドイツやイタリアがやりたくてもできなかったことを日本がやったわけですからドイツやイタリアは日本を支持するでしょう。 つまりドイツやイタリアはアメリカが日本に宣戦布告するならドイツとイタリアはアメリカに宣戦布告すると言って来るはずです。それを受けたアメリカ市民がどう反応するか?アメリカにはドイツとイタリアからの移民が多いのです。彼らはドイツとイタリアを支持するでしょう。つまり日本に宣戦布告することに反対するでしょう。ですからアメリカが日本に宣戦布告する可能性は非常に低いと思います。 しかし、それでもアメリカ議会が何日何時までにフォークランドから日本が撤退しなければ日本に宣戦布告すると決議したなら、日本は撤退するのが賢明でしょう。撤退しないのなら真珠湾攻撃したのと同じ結果になるのですから。つまり敗戦しかないのですから。 従って日本が仮装巡洋艦を使ってイギリスの船を拿捕してその貨物ごと日本に引っ張っていっても何の問題もないでしょう。仮装巡洋艦は日本丸のような帆船でも良いのです。こうしてイギリスは船と貨物を減らし、逆に日本は船と貨物を増やすことができるわけです。ちょうど将棋の駒みたいなものですね。 しかしこんな方法は長続きしないでしょうから、戦争は短期決戦で終わらせる必要が有ります。そしてフォークランド作戦によって、短期決戦が実現できるのです。 今までフォークランド作戦と呼んでいたが、アルゼンチンも領有権を主張しているわけだから、イギリスとの戦争になった今、イギリスの味方をする必要は無い。アルゼンチンが主張するようにこの島をマルビナス諸島と呼ぶことにしよう。従ってこの作戦名はマルビナス作戦だ。 これで少なくともマルビナスの食糧問題は解決する。何ならアルゼンチンの海兵隊員をマルビナスに連れて来てもよい。これでアルゼンチンは三国同盟の味方であり、アメリカはますます参戦しにくくなる。アメリカが参戦すればアルゼンチンに敵対することになるからだ。燃料もアルゼンチンから供給してもらえばよい。 結論として、マルビナスを占領することは真珠湾を攻撃するよりはるかに優れた作戦だということが分かる。占領は一個中隊の海軍陸戦隊員だけで十分だから陸軍に頭を下げる必要は無く海軍だけで実行可能だ。 つまり、当時の海軍作戦参謀達はウマシカ確定で良いだろう。山本長官にしても航空攻撃を評価した先見性は認めるが、真珠湾攻撃を主張した時点で指揮官失格と言わざるを得ない。 しかし実際のところ、70年も前の陸海軍首脳達がウマシカであったとしても、現在の我々にはどうでも良いことです。問題はこのウマシカの伝統が現在にも受け継がれていることなのです。 先の田母神将軍の騒動はその典型的事例です。田母神様は本当に日本の安全保障問題について危機を持ってあのような論文を書かれたのです。しかし国会ではそれについてまともな議論がされず、TV中継すらされませんでした。 今の自民公明、そして野党も、安全保障問題に関してはウマシカと言わざるを得ません。 もちろん知っています。ルーズベルトは日本を挑発しアメリカに宣戦布告させて、第二次大戦に参戦しようとしていたのです。しかしその謀略にまんまと乗せられてしまったのではウマシカと言わざるをえません。真珠湾攻撃に代わりにマルビナス作戦を実行していればルーズベルトの上を行くことができたのです。 過去の先人達を尊敬することは大切ですが、だからといって批判をためらってはいけません。なぜなら後世の批判に耐えるようなもので無ければ真に偉大な人物とは言えないからです。 私は単に麻生首相が馬鹿という字をウマシカとしか読めないからウマシカと言っているのではありません。現在の失業者の急増を見れば、今やるべき政策は失業対策に1兆円を注ぎ込むことであって、地方に道路を建設することではないはずです。道路財源の1兆円は失業者に10万円づつ配ることに使われるべきです。 彼らは私のようにmixiで批判されなかったから間違えたのです。どんなに頭の良い人も批判されなければ成長しません。軍人は偉くなればなるほど偉そうになって他人の批判を受け付けなくなります。 特に自分の部下の言うことは聴きません。部下の言うことを聴いていては上官としての面子が無いと思うようになるのでしょう。ヒットラーがその代表です。日本やイタリアの指導者も似たようなものです。 イギリス人は有りったけの潜水艦をマルビナスの周辺に集めたそうですね?イギリスの潜水艦は地中海で大活躍していたのですよ?それをはるばる大西洋の南の果てまで持ってきたのですか?イタリア人やドイツ人は大喜びですね。それだけでもマルビナスを占領した甲斐が有るというものです。 地中海をドイツやイタリアの貨物船は安心して通れますね。北アフリカに武器弾薬、戦車を陸揚げできますね。マルタはドイツに占領されるでしょう。エジプトも危ないですね。中東の石油地帯も占領されるでしょう。 日本艦隊はマルビナスに居るだけでこれだけの成果を上げたわけです。大したものです。 ドイツには必殺兵器フリッツXが有るのですよ。英国艦隊なんかイチコロですよ。ともかくイギリスが地中海に有力な艦隊を貼り付けてるとすれば、南大西洋の制海権は日本に有るわけで、日本海軍はイギリス船の拿捕のし放題、マルビナスは拿捕したイギリス船であふれかえることになるでしょう。 空母を出撃させる必要はないでしょう。イギリス商船がアフリカ近海を張りつくように航海するのなら、我がイ号潜水艦の格好の目標になりますね。何隻ものイギリス商船がイ号潜水艦の攻撃によって海の藻となるでしょう。それにイギリスがどれだけ耐えられるか? 空中投下式生存可能型人間魚雷はフリッツXより優秀ですよ。人間が乗るのだから当然でしょう。 私は真珠湾攻撃よりも、マルビナスを占領した方が良いことを証明しようとしているわけです。そうすれば山本長官を含めた海軍首脳達がウマシカであることを証明できますから。 日本はマルビナスを拠点にドイツのUボートを支援すればよいのです。後はドイツのUボートが勝手にイギリス船を沈めてくれます。そうすればそのうちマルビナスを取り返しにイギリス艦隊が出てくるでしょう。 艦隊決戦になれば日本艦隊の勝ちですから、後はイギリスとの交渉次第で何とでもなるでしょう。 ドイツ、イタリアは待望の石油を得て、当然、その石油は日本にも供給されるから石油問題は解決。これで三国同盟の勝利は決定でしょう。 http:// 4,300万バレル有るのですから、日本から出撃する潜水艦に使う分くらいは有りますよ。4,300万バレルの石油を全てタンカーでマルビナスに持って行くことは不可能です。 荒川 海上輸送力の戦い http:// 前述の甲支隊4隻は、6月、初めの1週間で12隻、52,840総トンの商船をモザンビーク海峡で撃沈した。これを潜水艦1隻当り1ケ月に換算すると12隻、6万総トンの撃沈能力があることになる。英国側の統計資料によると、当時この海域には月当り80~90隻(40万総トンから45万総トン)の連合国船舶が航行していた36。潜水艦1隻当りの撃沈能力が変わらないと仮定すれば(一般的に連合国側はそのような損害がでれば、即座に様々な対策を措置するので、撃沈能力が低下していくであろうが)、7隻から10隻の潜水艦をこの海域に常続的に配備しておけば、この補給動脈はほぼ切断されることになる。この数の潜水艦を常続的に配置しておくためには、この作戦には3個単位の潜水戦隊21隻から30隻充当しなければならない。日本は開戦時、60隻の潜水艦を保有していたので稼動率などを考慮すれば日本海軍の潜水艦隊全力の作戦とならざるをえないであろう。その意味でも、東の太平洋正面は防勢に転ずる「東守西攻」戦略は基本的前提として欠かせない。 また、米国の造船実績は1942年には5,393,000総トンで月当り450,000総トンであった。 (この実績は富岡課長の報告に示された海軍軍令部の米国の造船力見積もり、月25万総トンの約1.8 倍であるけれども)白紙的にはこのインド洋正面での日本の潜水戦隊による通商破壊戦による連合国商船の撃沈量は米国の造船量に匹敵する。 しかし、ここで重要な点は、撃沈量が建造量に迫るということにあるのではなく、この補給ルートをこの時期に切断するということにある。つまり、1942年の上半期に、このルートでインド洋地域(中東、ペルシャ湾、インド)に英国と北アメリカから連合国の船舶により戦車2,415両、航空機 1,969機が補給されていたのである。また同期間、英国からこの地域に海上補給された車両は44,425 両であり、北アメリカからは81,470 両がこのルートで補給されていたしたがって、もしこの補給動脈切断作戦が成功していたら、アフリカ戦線と東部戦線の戦況は変わっていた可能性が高い。 食糧はアルゼンチンがマルビナスをイギリスから取り戻してくれたお礼に供給してくれるので問題ありません。それに一年分位の水と食料は船に積んでますし。それでも足りなければマルビナスの羊を食べることもできます。 日本が食糧不足になったのは、陸軍に労働力を取られたからです。しかしマルビナス作戦に陸軍は参加していないので日本には労働力が十分有り、食糧不足になることは有りません。 そうなんですよ、当時の海軍首脳がウマシカであることは多くの人が指摘しています。私はそれにとどまらず、現在の高級官僚達もかっての陸海軍首脳達と同様にウマシカであると断言して憚りません。国民年金問題、健康保険問題等々、それを実証する事例ならいくらでも挙げることができます。その結果日本はシンガポールより貧しい国になったのです。 潜水艦は日本から最短距離でマルビナスまで行くのです。そしてアフリカ沿岸の輸送船を攻撃すれば良いでしょう。 船団護衛を採用すれば、その時こそわが海軍機動部隊の出番です。簡単に全滅してしまえるでしょう。 日本がアメリカと戦争を始めた時点で、当時の陸海軍首脳はウマシカなんですよ。要は、真珠湾を攻撃した方が良いか、マルビナスを占領した方が良いかということです。 マルビナスなら海軍だけでできる作戦ですから、たとえ失敗しても海軍だけの損失です。それにアメリカが参戦してくれば撤退すれば良いだけです。つまり融通が効くということです。 しかし真珠湾を攻撃すればアメリカの参戦は必至ですし、南方作戦には陸軍の参加が不可欠です。つまり途中で戦争を止められなくなり、原爆投下で終わるしかないということです。 南アメリカとアフリカとの間に潜水艦を配置して通商破壊すれば、イギリスやアメリカはパナマ運河を通って南極大陸を回って、中東に行くしかなくなります。遠回り過ぎてダメでしょう。 イ号は日本からドイツまでいけたのですよ。後続距離が足りないのはイギリスの潜水艦の方ではないですか? 太平洋の島々は無理に守る必要はないでしょう。アメリカ軍と戦う気が無いのですから、無理に守る必要が有りません。 食糧は一年分位なら持って行けますよ。野菜はフォークランドにも有るでしょう。日本人は海草を食べることもできます。昆布とか。 ですからアメリカが参戦して来たらマルビナスから撤退すると申し上げているのです。 石油さえ有れば海軍は動けるのですから、海軍力はまだ交渉のカードになります。 燃料は帰りの分くらいは持って行ってるのです。ですから帰ることはできますよ。撤退戦も無いでしょう。アメリカの要求通り撤退するのですから、アメリカも攻撃する理由が無いし、攻撃して損害を出すのは無意味なことです。 満州に撤退すればいいでしょう。満州国は中国の一部ではなく、独立国家だとアメリカも当時は認めていたのですから。 当時はソ連はドイツとの戦争で忙しく、中国は内戦状態ですから、どこの国も攻めて来ないでしょう。 アメリカと交渉して、ハルノートを受け入れ、さらに三国同盟を破棄し、小早川秀秋みたいにドイツとイタリアに宣戦布告すると言えば、外様大名としてアメリカやイギリスと交易できるでしょう。 当然、独ソ戦はドイツに勝たせるのが目的ですから、ウラジオへの援助物資は認めませんし、インド洋経由での支援も通商破壊するわけです。 満州から撤退したらソ連が攻めてくると言えばアメリカも満州から撤退せよとは言わないでしょう。 満州にも日本にもアメリカ資本の導入を認めるのです。マクドナルドとか。 イギリスは度量の深い大国です。そうでなければあれだけの大帝国を築けません。小早川秀秋を許した徳川家康のように許してくれるでしょう。 私は太平洋戦争は時代を一つ飛び越えて宇宙戦争として考えるべきだと思うのです。宇宙では星と星との間が余りにも離れている為、補給を考えることができません。もちろん「ワープ航法」とか「超光速」とかが可能なら別ですが。それらはSFの中で可能なだけで現代科学では否定されています。 従って一つの星、この場合、マルビナス星団を占領する場合、占領する期間に必要な全ての物資を持って行くしかないのです。従ってその途中の星々が敵に占領されても、あるいはこちらから占領しなくても、そんなことは問題ではないのです。最初から補給など当てにしてないのですから。 ここがこの作戦が時代を先取りしたところなのです。従っておっしゃるような「継戦能力は距離の二乗に比例する」という今までの常識は、この作戦には当てはまらないのです。 南アメリカとアフリカとの間に潜水艦を配置して通商破壊すれば、イギリスやアメリカはパナマ運河を通って南極大陸を回って、中東に行くしかなくなります。遠回り過ぎてダメでしょう。 当時、イギリスは中東に大量の物資を運ぶ必要が有ったのです。ロンメルと戦っていたからです。そしてソ連を支援する必要もありました。ですからマルビナスとアフリカ大陸との間で通商破壊されると困るはずなのです。 自殺する位なら、最初から負けると分かっている戦争などするなよというのが国民の本音ではないでしょうか。 日本が敗北したとき、どこで何をしてるかを考える暇が有ったら、日本が敗北しないようにするには、どうすれば良いかを考えるのが作戦参謀の仕事でしょう。 拿捕商船乗組員は海賊ドレークのように、食糧と燃料の交換に使うのです。 「継戦能力は距離の二乗に反比例するというのをご存知か?」ということだと思います。 確かに地球の反対側での作戦は困難を極めるでしょう。マルビナスは地の果て、世界の果てとも言うべき所です。しかしそれはイギリスにとっても同じなのです。日本より多少近いだけです。イギリスやアメリカにとってもマルビナスの位置は難しい位置なのです。 マルビナスは期間限定の作戦です。一年間です。一年間粘ってイギリスが取り返しに来なかったらあきらめて撤退すれば良いのです。 以下のコメントを読んで下さい。マダガスカルを通る輸送船はどこから出港したのか?イギリス本国でしょう。イギリス本国からケープタウンを回り、中東に向かったのです。従って南アフリカの西岸沖で通商破壊すれば良いわけです。 ____________________________________ 荒川 海上輸送力の戦い http:// 前述の甲支隊4隻は、6月、初めの1週間で12隻、52,840総トンの商船をモザンビーク海峡で撃沈した。これを潜水艦1隻当り1ケ月に換算すると12隻、6万総トンの撃沈能力があることになる。英国側の統計資料によると、当時この海域には月当り80~90隻(40万総トンから45万総トン)の連合国船舶が航行していた36。潜水艦1隻当りの撃沈能力が変わらないと仮定すれば(一般的に連合国側はそのような損害がでれば、即座に様々な対策を措置するので、撃沈能力が低下していくであろうが)、7隻から10隻の潜水艦をこの海域に常続的に配備しておけば、この補給動脈はほぼ切断されることになる。この数の潜水艦を常続的に配置しておくためには、この作戦には3個単位の潜水戦隊21隻から30隻充当しなければならない。日本は開戦時、60隻の潜水艦を保有していたので稼動率などを考慮すれば日本海軍の潜水艦隊全力の作戦とならざるをえないであろう。その意味でも、東の太平洋正面は防勢に転ずる「東守西攻」戦略は基本的前提として欠かせない。 また、米国の造船実績は1942年には5,393,000総トンで月当り450,000総トンであった。 (この実績は富岡課長の報告に示された海軍軍令部の米国の造船力見積もり、月25万総トンの約1.8 倍であるけれども)白紙的にはこのインド洋正面での日本の潜水戦隊による通商破壊戦による連合国商船の撃沈量は米国の造船量に匹敵する。 しかし、ここで重要な点は、撃沈量が建造量に迫るということにあるのではなく、この補給ルートをこの時期に切断するということにある。つまり、1942年の上半期に、このルートでインド洋地域(中東、ペルシャ湾、インド)に英国と北アメリカから連合国の船舶により戦車2,415両、航空機 1,969機が補給されていたのである。また同期間、英国からこの地域に海上補給された車両は44,425 両であり、北アメリカからは81,470 両がこのルートで補給されていたしたがって、もしこの補給動脈切断作戦が成功していたら、アフリカ戦線と東部戦線の戦況は変わっていた可能性が高い。 軍人は行けと言われればどこへでも行くしかないでしょう。マルビナスで役に立てるか分かりませんが。 当時は地中海通れなかったんでしょう。ドイツの急降下爆撃機スツーカとかがいましたし。 以下の記事は、防衛研究所戦史部主任研究官の荒川憲一氏によって書かれたものです。 _________________________________________________________________________ しかし、ここで重要な点は、撃沈量が建造量に迫るということにあるのではなく、この補給ルートをこの時期に切断するということにある。つまり、1942年の上半期に、このルートでインド洋地域(中東、ペルシャ湾、インド)に英国と北アメリカから連合国の船舶により戦車2,415両、航空機 1,969機が補給されていたのである。また同期間、英国からこの地域に海上補給された車両は44,425 両であり、北アメリカからは81,470 両がこのルートで補給されていたしたがって、もしこの補給動脈切断作戦が成功していたら、アフリカ戦線と東部戦線の戦況は変わっていた可能性が高い。 ____________________________________ シンガポール攻略には陸軍に頭を下げて頼まねばならない。その結果作戦が海軍の都合だけでできなくなる。戦争を辞めたくても止められなくなる。敵味方が余りに血を流し過ぎたから。 独ソ戦でドイツが勝てば、アメリカは枢軸国側と妥協せざるを得ません。独ソ戦でドイツを勝たせるにはどうすれば良いか?ということです。そのためのマルビナス占領なのです。 アメリカが宣戦布告してきたら撤退して、それを理由に陸軍を説得するのです。アメリカと戦っても海軍は勝てない。石油も無い。どうしようもない。と言えば陸軍は「それでは仕方がない」と言って中国から撤退するでしょう。
私はアメリカとは戦争しないと申し上げています。ですから戦力比を言われるなら、日独伊三国同盟海軍VS英国海軍で比較してもらいたい。
勝てばイギリスは降伏するので、日本は石油が手に入るでしょう。負ければ内閣が責任を取って辞任し、石油が無いので中国との戦争も継続できなくなったと言って、陸軍に中国からの撤退を命令することができます。 1)大西洋に日本主力艦隊を送る。 2)送る時期は1939.9.3以前の方が途中で燃料を補給できるので望ましい。 3)第二次大戦が勃発すると日本主力艦隊はイギリス艦隊と艦隊決戦を行う。 4)勝てば石油を得られるが負ければ日本海軍も石油も無い。 5)海軍も石油も無いので中国での戦争継続は不可能だと陸軍を説得できる。 6)陸軍はそれでは仕方ないと言って中国から兵を引き揚げる。 7)めでたし、めでたし。 どうしてバカバカしいのですか?日本は海軍を失っただけで、平和を取り戻すことができるのですよ?東京を爆撃され、広島と長崎に原爆を落とされて平和になるより、よっぽどましではないでしょうか? ヒットラーはいつ第二次大戦が始まるか知っています。 もっとも、ヒットラーは1939.9.3にイギリスとフランスが宣戦布告してきたのが意外だったようですが。 ですから日本海軍はあらかじめヒットラーに、イギリスとの戦争が始まれば日本海軍主力艦をイギリスとの海上決戦に使っても良いと、伝えておくのです。 ドイツは海軍力が不足していたので、この申し出を受けるでしょう。そして大西洋に回航するための石油も供給してくれるはずです。 イギリスは日本海軍の動きを変だなと思うでしょうが、オーストリアをドイツに割譲し、ドイツがポーランドに侵攻しても、西部戦線で何もしないほど戦争を嫌がっていたのですから、日本艦隊の邪魔はしないでしょう。 海軍が無くなっても、中国もソ連も何もしてきませんよ。これらの国はもともと大した海軍は無いのですから。アメリカ、イギリスにしてもドイツのことで頭が一杯で日本のことまで構ってられないでしょう。 真珠湾攻撃は国を失いますが、イギリスとの海上決戦は海軍を失うだけです。 大西洋で海軍が負けても、日本には海軍基地航空隊が無傷で残っています。それにいざとなったら、生存可能型人間魚雷が有ります。 確かに日本の艦船は長距離航行するようには造られてないから改造する必要が有りますね。しかしこれは簡単で、燃料等裁量を増やせば良いだけのことです。つまり両舷側に燃料タンクを溶接して増設するのです。これは余裕浮力の増加にもなります。ただマイナス面として船幅が増加して航行速度が低下しますが、これはあきらめるしかありません。 それから1939.9.3以前ならイギリスも手出しはできないはずです。まだ戦争は始まっていないのですから。燃料についてもドイツとの交渉がまとまれば、必要な分の燃料をあらかじめ日本に運んでおけば良いわけです。これには日本のタンカーを使えば良いでしょう。平和時ですから護衛無しでもイギリスから攻撃される心配は有りません。というよりそれに賭けているわけです。ヒットラーがチェンバレンの臆病さと平和主義に賭けてオーストリアを併合したようなものです。 疑り深いヒットラーが何隻かの日本艦を質に入れよと要求するなら、それに応じても良いでしょう。 そうしてヨーロッパまで航海する燃料が貯まれば出撃ですが、これは1939.9.3以後でも良いでしょう。航路はドレーク海峡を通ります。イギリスは恐らく北海を戦場に選ぶでしょう。というのもドイツの戦艦ビスマルクやシュペーが北海に出てくるのを阻止したいでしょうから。つまり北海には何隻かのイギリス艦を貼り付けておく必要があるわけです。 しかし日本艦隊が北海に近づけばイギリスは日本に宣戦布告して、戦闘になるでしょう。ドイツ艦隊も潜水艦を含めて総出撃となります。もちろん質に取られていた日本艦も出撃です。 日本艦隊の強みは航空母艦の艦載機の性能で勝っていることです。当時のゼロ戦に勝る艦上戦闘機は有りません。従って制空権は日本側が持つことになり、イギリス側は艦載機の波状攻撃を受け、戦力が大幅に削られるでしょう。その後、砲撃戦となっても、日本側には長距離酸素魚雷、甲標的、そして水中直進砲弾が有ります。 唯一の心配はレーダーが無いことですが、これはドイツ側がカバーしてくれるでしょう。従って、この海上決戦は日本とドイツ側の勝ちに終わると思います。 燃料の問題は、船速を1/2にすれば解決すると思います。船速を1/2にすれば水の抵抗は1/4になるわけですから、単純に計算すれば航続距離は4倍に伸びます。つまり、ゆっくりとムルマンスクまで行けばいいわけです。 日本からは宣戦布告しないのですから、宣戦布告して攻撃して来るのはイギリスからです。日本艦隊がゆっくり航行していてもイギリスの潜水艦は攻撃してこないでしょう。もともとイギリスは潜水艦に頼る国ではないし、潜水艦の数も少ないですから。結局、北海での海上決戦になると思います。 大和の訓練はムルマンスクへの航海中にやればいいんですよ。航海中に対ソ戦が始まるので、イギリスが攻撃してきたら、イギリスとソ連に宣戦布告です。当然、ウラジオストクも経済封鎖です。
二次大戦での日本、ドイツ、イタリアの三国同盟にとって、日本海軍が真珠湾を攻撃してアメリカを戦争に引き込んだのは最大の失敗でした。日本海軍が攻撃すべき場所はムルマンスクだったのです。
アメリカとナチスドイツが手を組むことはありません。ナチスがユダヤ人を迫害しているからです。それはちょうど今のアメリカがイスラエルを支持しているのを見れば分かるでしょう。
そもそも各個撃破作戦は基本中の基本です。ドイツ、イタリアがソ連と戦っている以上、日本はソ連と戦争を始めるのが戦争の常識です。対アメリカ戦を始めるのは、全くあさっての方向を向いた、ど素人の作戦です。
第一次大戦当時の、石炭を燃料とする艦船にできることが、第二次大戦当時の艦船にできないはずはないでしょう。
日本の指導者達がアメリカとの戦争を決断するのに至った過程を十分に残していないのが問題なのだと思います。
日本がソ連と戦争すれば各個撃破作戦となります。軍事的には一応合理的判断と言えるでしょう。つまりドイツとイタリアと日本でソ連を攻撃することになるわけですから。この時点ではアメリカは参戦していないわけですから数的有利を得られます。ただソ連とは不可侵条約を結んでいましたが、ドイツがソ連との条約を破ったように、条約を守って国が滅んでは本末転倒なわけです。 アメリカと戦争する方がソ連と戦争するより楽だと言われるのですか? 当時のソ連はドイツと全力で戦っていました。ドイツの味方をしてドイツに勝たせるという作戦は合理的かと思います。 ドイツがソ連に勝てばドイツの敗北は無くなるでしょう。ドイツの敗北が無くなるということはドイツと同盟を結んでいる日本の敗北も無くなるということです。つまり日本の命運はドイツがソ連に勝利することにかかっていたわけですから、全力を挙げてドイツを支援すべきだったのです。 ソ連と戦いたくないならドイツと戦うべきでした。カスピ海の石油をシベリア鉄道を使って送ってもらえたでしょう。 ドイツとも戦いたくないと言うなら中国から撤退してアメリカの経済制裁を解除してもらうしかないでしょう。これが最善手でしょうが、軍を撤退させるというのは事実上の敗北を受け入れるということですから、なかなかできないことです。アメリカだってベトナムやイラクから撤退するのは難しいのですから。 しかし、歴史では日本はアメリカと戦争する道を選んでしまうのですが、これは最悪手としか思えません。南方の資源が欲しいだけなら真珠湾もフィリピンも攻撃せずに、石油地帯だけを占領する方がまだましだったでしょう。 アメリカを攻撃したわけではないのだから、アメリカも宣戦布告して来ないだろうという希望的観測の作戦で、予想に反してアメリカが宣戦布告してくれば完全な失敗となり、戦争は1年か2年で終わるでしょうから、少なくとも広島や長崎への原爆投下は無かったでしょう。 第二次大戦中のドイツとソ連の戦線に軍隊を送るのはソ連の協力が有れば難しくないでしょう。シベリア鉄道を使えば良いのですから。船を使うならパナマ運河を通って、ムルマンスクに上陸するルートが良いでしょう。途中、ドイツのUボートの危険が有るので駆逐艦を随伴させる必要が有ります。夏場なら北極海航路が使えるでしょう。砕氷船が必要ですが。 逆に、ドイツを支援しようとして、独ソ戦に兵力を送る方が大変です。その場合、パナマ運河は通れないでしょうし、イギリスも大西洋を通らせてくれないでしょう。もちろんシベリア鉄道は使えませんし。 アメリカの要求を飲めないのならハルノートは無視でいいでしょう。要は、石油をどこから手に入れるか?ということですよね?石油さえ手に入れば時間を稼げるわけでしょう? ですからソ連から買えばいいだろうということです。ソ連とは不可侵条約を結んでいて敵ではないのですから石油を売ってくれるでしょう。石油を売ってくれた見返り兵力を送れないなら武器弾薬などの軍事物資を送っても良いわけです。 そうすればソ連も石油を売らないとは言わないでしょう。もし売らないと言えば、それを理由にソ連と戦争すれば良いわけです。ソ連だってドイツと日本の両方から攻められたくないでしょうから、石油を売ってくれるでしょう。 石油が手に入れば時間を稼げるので、その間の国際情勢を見て新たな方策を考えれば良いでしょう。アメリカやイギリスにしてもドイツと戦っているソ連を支援している日本を攻撃するはずは無いですし、いわゆるABCD包囲網と言われる経済制裁も解除してくれるかもしれません。 >http:// 総力戦研究所はアメリカとの戦争は最悪の選択だという報告書を東条内閣に提出していたわけですよね。 それではなぜ、東条内閣はそれを無視したのか?ということですよね。論理的に考えてアメリカと戦争できず、中国から撤退もできないとすれば、後はドイツかソ連と戦争するかしか選択肢は残ってないでしょう。 ソ連と戦争を始めても石油は手に入らないのですから、ドイツと戦争するしかないのではないでしょうか?少なくともソ連と交渉してみるべきだったでしょう。ソ連と交渉したがダメだったという記録は有るのですか? 石油を運ぶ最も安価な方法はパイプラインですね。実際ロシアはウラジオストクまでパイプラインを引いていますが、当時はパイプラインは完成してなかった。 船で運ぶしかないとすると、ムルマンスクから運ぶ必要があります。結局、アメリカ、イギリスと協力してドイツのUボートと戦うことになります。 そうなれば、日本はアメリカにドイツと共同で戦っているのだから、経済封鎖を解除してくれと要求することができるでしょう。大西洋で協力しながら太平洋では対立しているというのは変な話ですから。 なぜ、ドイツとソ連との戦争を傍観していたのか?確かに日ソ不可侵条約を結んでいましたが、結果的にはこの条約は何の役にも立たなかったことは歴史が証明しています。終戦間際にソ連に攻め込まれ、60万にもの日本人が何年も強制労働に就かされ、10万もの死者を出したのですから。しかも北方領土は占領されたままです。 ドイツもソ連と不可侵条約を結んでいましたが、ドイツはそれを破ってソ連に攻め込んでいることを見ても、条約などなんの役にも立たないことは当時の政府も知っていたはずです。 しかし、日本政府はソ連と戦わずにアメリカと戦い、その結果アメリカを戦争に引き込んでドイツの敗北を早めてしまった。一番得をしたのはソ連でしょう。ソ連が最大の脅威だったのに、なぜ、そのソ連を助けたのか?やっていることが支離滅裂です。 ドイツ軍にとってはソ連軍の兵力が減るわけですから、それだけドイツ軍が勝つ可能性が高まります。ドイツがソ連に勝てばアメリカとイギリスはドイツと講和するしかないでしょう。そうなれば日本はドイツから石油を始めとする資源を輸入できます。 ソ連がドイツと日本を同時に敵としないということを最優先事項としていたのなら、日本はソ連を攻撃しないことを条件に、石油を輸入できたのではないでしょうか? 日本が政治的に混迷し、アメリカと戦争を始めたとすれば、つまり当時の指導者は、何が何やら分けが分からぬままに、ソ連に操られて、いつの間にかアメリカと戦争を始めて、そして負けてしまったとすれば、どう言い訳しようとも、当時の指導者は馬鹿の集まりとしか言いようがありません。 私が当時の日本側外交官だったとして、ソ連側の外交官と交渉したとすれば、その会話は次のようなものになるでしょう。 私「貴国がナチスドイツと国家存亡を賭けて激しい戦いをしているのは承知している。我が国、大日本帝国はあなた方、ソ連側に立って戦うこともできるし、ドイツ側に立っても戦うことができる。つまり、我々は公明党のようにキャスティングボードを握っているわけだ。もし貴国が我が国に石油を供給してくれるならば、貴国の側について戦っても良い」 ソ連「公明党って何ですか?石油を供給せよと言われても、どれくらい必要なのか?カスピ海の油田から極東までは遠くコストがかかり過ぎる」 私「戦争中なのだからコストは無視してやってもらいたい。それから公明党のことは知らなくてよろしい」 ソ連「コストは無視するとしても、戦争中でもあり、石油の輸送に集中することはできない。とても要求されるような石油の量を極東に送ることはできないだろう」 私「不可能なことを要求しても意味が無い。可能な限りで結構。足りない分はイギリス領ボルネオと、オランダ領インドネシアから輸入したい。しかし現在、経済封鎖を受けていてボルネオ、インドネシアからは輸入できない。貴国がイギリス、オランダと交渉して、日本が石油を輸入できるようにしてもらいたい」 ソ連「確かに現在イギリスとアメリカは軍事物資をムルマンスクに送ってくれている。彼らが我々を援助するのはドイツに勝たせたくないからだ。ドイツが我々に勝てばドイツに勝つことのできる国は無くなってしまうからだ。日本が我々の側に付いて戦ってくれるなら、我々は味方だ。イギリス、オランダに日本に石油を輸出するよう交渉してみよう」 私「その交渉がうまくいくことを期待している。石油が手に入るなら我々はあなた方の味方だ」 米英がドイツを勝たせない為にソ連を支援していたのは事実です。もし日本がドイツの側に立ってソ連と戦えば、ドイツを勝たせない為の米英の努力が無駄になるので、米英は日本がドイツと戦うのなら、日本に石油を売ってくれるはずです。 日本は警戒はされていたでしょうが、少なくとも第二次大戦で英米が一番恐れていたのは、ドイツがソ連に勝利することです。ソ連に勝利したドイツは原爆を作るかもしれません。 そうなればヒットラーのドイツは無敵になります。なにしろドイツにはV1という巡航ミサイルが有り、V2という弾道ミサイルが有るのですから。 関ヶ原以来、勝利する側に付くというのが戦争の常識ですから、ドイツが勝利するならドイツに付くしかないでしょう。米英がどうしても日本に石油を売らないというなら、日本はドイツに付き、ドイツと一緒にソ連を攻めてドイツを勝利させるしか有りません。 関ヶ原ではご存知の通り、小早川の裏切りによって、勝敗が決しました。 独ソ戦についても、日本の動き次第でどうなるか分かりません。日本の真珠湾攻撃というのは、ドイツ軍にとっては裏切り行為でしかありません。真珠湾攻撃の結果、アメリカが参戦することになったからです。日本の真珠湾攻撃を一番喜んだのはスターリンとチャーチルとルーズベルトでしょう。 もっとも日本にしてみれば、日本に相談も無くドイツとソ連は不可侵条約を結び、その結果、日本の内閣は潰れ、その後、これまた日本に相談もなくヒトラーが独ソ戦を始めた為に、再び日本の内閣が潰れで、ドイツに完全に振り回され、その度に内閣が潰れていたわけですから、とてもドイツと相談して決められないという心理状態だったのでしょう。 しかし日本が取るべき選択は、戦うならば、ドイツと戦うかソ連と戦うかいずれかであって、アメリカとの戦争は最悪の選択です。 ソ連と戦うとすれば、まず戦艦大和を始めとする全艦隊をチリ沖からマゼラン海峡を通らせて、大西洋に送り、そこから北上させてノルウェー沖まで配置すべきでしょう。イギリスと戦争を始めているわけではないですからイギリス海軍から攻撃される心配はありません。 その後、ソ連に宣戦布告してムルマンスクを砲爆撃し、ドイツ軍と協力してムルマンスクを占領します。ムルマンスクを占領すれば、アメリカとイギリスは軍事物資をソ連に送ることができなくなります。 その後日本海軍はムルマンスクを拠点にして、ドイツ海軍と協力しアメリカとイギリスの間の通商破壊作戦を実施します。これでイギリスは降伏です。 日本陸軍は、中国戦線を縮小して、それによって余った50万の兵力で、中国のタクラマカン砂漠を越え、カザフスタンを通ってカスピ海に進軍し、カスピ海の油田地帯を占領後、ドイツ軍と協力してスターリングラードで包囲されたドイツ軍を救出します。つまり極東ソ連軍を置いてけぼりにする作戦です。 これによってソ連軍は石油を失い、さらにスターリングラードも占領されては降伏するしかないでしょう。こうして日本とドイツはソ連戦に勝利することができるのです。 田母神論文が間違っているかどうかは議論によって決着を付ければ良いことです。それより問題なのは軍人が自由にものを言えないような雰囲気を作ることです。自由にものを言えなくなれば私が上記に書いたような自由な戦略や作戦を考えることができなくなり、アメリカとの戦争という間違った選択をしてしまうことになるからです。 第二次大戦の勝敗を決定したのは独ソ戦だというのは常識です。ですから日本がドイツの側に立って戦い、第二次大戦の戦勝国になるには、独ソ戦に参加してドイツを勝たせることに全力を上げるしかないのです。 将棋で絶対やってはいけないことは王より飛車をかわいがることです。第二次大戦でドイツ側に立って戦うと決めた以上、味方の王はドイツであり、敵の王はソ連なのです。ドイツが独ソ戦に勝つか負けるかによって、日本の命運も決まるのです。ですから日本の全海軍力をドイツの為に使うことが正しいのです。なぜなら王はドイツであり、日本の艦隊は飛車に過ぎないからです。 日本を防衛するには航空兵力だけで十分です。戦艦は必要有りません。ですから戦艦は大西洋に送った方が良いのです。 ただし、私は最善手の順番は、 1)アメリカの要求を飲み、中国から軍を引き揚げる。 2)ドイツと戦い、ソ連から石油を受け取る。 3)ソ連と戦う。 4)アメリカと戦う。 の順番だと思っています。いずれにしてもアメリカと戦うのは最悪手です。 確かに長期戦は無理でしょう。ですから短期決戦に賭けるしかありません。 さすがに日本陸軍兵士50万人を北京からスターリングラードまで歩いて行かせるのは無理かもしれません。時間もかかるし、補給の問題が有ります。しかし船に乗せてムルマンスクまで行くことなら可能でしょう。 陸軍の歩兵50万を船に乗せて、海軍主力艦隊と共にムルマンスクに突入させれば良いのです。ムルマンスク上陸後、50万の歩兵で一気にモスクワを占領すれば戦争は終わりです。もちろんドイツ軍と協力してですが。 日本海軍にも片道でムルマンスクに行く位の燃料なら有るでしょう。ただ日本海軍の艦船は長距離を航行するようには設計されてないので、船腹に増加燃料タンクを取り付ける必要が有りますが。 日本は海に囲まれているので航空戦力だけで守ることが可能です。戦争は皮を切らせて肉を切り、肉を切らせて骨を切るものですから、犠牲を恐れていては何もできません。 スターリンが最も恐れていることは日本が極東で軍事行動を起こすことではなく、ヨーロッパで軍事行動を起こすことです。日本がいくら極東で大暴れしようともスターリンは気にもかけないでしょう。 あくまでも主戦場はヨーロッパであり、ヨーロッパで第二次大戦の決着が着くのです。ですからヨーロッパに軍を送る必要が有るのです。ヨーロッパのドイツ軍が負けてしまったら、今度はソ連とイギリス、アメリカは日本戦に集中して来るでしょう。そうなっては日本は勝てないからです。 あまり利口でない人たちは、一般に自分の及びえない事柄についてはなんでもけなす。 ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」 当時の極東ソ連海軍の戦力というのは微々たるものです。イギリス海軍にしても、主力艦隊を極東に持ってくる余裕は無いでしょう。中国海軍に至っては日清戦争を最後に存在しないも同然でした。 ですから日本海軍の主力艦隊が極東に居ても活躍できる場所が無いのです。 これが日本海軍にとって最も恐ろしいことだったのです。なぜなら国民から「海軍は中国との戦いで、ほとんど役に立っていないのに予算は一丁前に取っている。無駄ではないか。海軍の予算を削って陸軍に回せ」と言われるからです。 軍隊といえども官僚の集団に過ぎません。そして官僚の考えていることは今も昔も変わりません。自分達の予算を減らされることを最も恐れるのです。「国益より省益」です。そのことは農水省や国土省の予算を削減しようとすると、国益を無視して反対する官僚がいるのを見れば分かります。 当時の海軍も同じだったのです。そこで海軍が考えたのがアメリカとの戦争です。アメリカと戦争を始めれば海軍が活躍できる場所ができます。誰も海軍は活躍していないとは言わなくなるでしょう。そんなことをすれば国が滅ぶという冷静な考えは「国益より省益」という、海軍省の予算獲得を優先する思想に吹き飛ばされてしまったのです。 しかし現在の我々は昔の海軍省の官僚達を笑うことはできません。いまでも「国益より省益」という考えが横行しているからです。 将棋をやったことが有る者なら誰でも知っていることですが、勝つ為には「遊び駒」を作らないことが重要です。対ソ連戦において、日本海軍艦隊は極東に居る限り遊び駒です。ソ連との戦争で日本海軍艦隊を最も有効に使う方法は何か?と考えれば論理的帰結としてムルマンスク突入しか有りません。 ムルマンスクを最後までドイツ軍は陥落させることができませんでした。これが独ソ戦でドイツが敗北する大きな要因なのです。ソ連はムルマンスクを確保することによって、イギリスとアメリカからの軍事物資の援助を受け取ることができたからです。 日本海軍主力艦隊と50万の陸軍部隊をムルマンスクに突入させれば、ムルマンスクを陥落させることができます。もちろんドイツ軍の協力も必要ですが。 ムルマンスクを陥落させればドイツが独ソ戦で勝つ可能性が大きくなります。そしてムルマンスクを拠点に、日本海軍はドイツ海軍と協力して通商破壊戦をやれば、ドイツがイギリスに勝つことも可能です。 ですから日本海軍のムルマンスク突入は、対ソ連戦で日本とドイツが勝つ為の論理的帰結なのです。 ドイツは燃料問題を人造燃料で解決していました。ムルマンスクの日本海軍はドイツから燃料補給を受ければよいのです。 ドイツは優れたレーダー技術も持っていましたからこれも取り付ければよいでしょう。 最善手は、 1)アメリカの要求を飲み、中国から軍を引き揚げる。 それができなければ、2)ドイツと戦い、ソ連から石油を受け取る。 それができなければ、3)ソ連と戦う。 それができなければ、4)アメリカと戦う。 ということです。しかし、4)のアメリカと戦うというのは最悪手なので、むしろ何もせずに座して死を待った方がましな位ですが。 50万人の歩兵は10万人に減らしてもいいでしょう。それでもムルマンスクを占領するには十分です。ムルマンスクの占領に第二次大戦の帰趨がかかっているのです。日本帝国陸海軍はムルマンスクを帝国陸海軍終焉の地とする覚悟と根性が無いのなら最初から戦争に参加すべきでは無かったのです。たとえ帝国陸海軍が全滅したとしても、ムルマンスクの占領には、お釣りが来るほど価値が有るのです。 ですから、ヨーロッパまで遠征出来る分の石油が有る段階で、ヨーロッパに艦隊を送って置くのです。 アメリカとの戦争は最悪手、大失策、愚策だと申し上げています。 もちろん日本はソ連と戦うことを決めた以上、極東でもソ連を攻撃するでしょう。日本陸軍の主力100万は満州に居るのですから。 しかし問題は海軍なのです。海軍力は極東ではその力を十分に生かせません。ですから海軍力を生かすためには大西洋に海軍力をシフトする必要があるのです。 日本海軍の主力でムルマンスクを占領し、ムルマンスク占領後、ドイツ艦隊と共に大西洋に進出すれば、当然、イギリス艦隊との海上決戦となるでしょう。 この海上決戦は日本ドイツ連合艦隊の方に分が有ります。航空母艦の差が大きいからです。イギリス艦隊は日本海軍艦上爆撃機にアウトレンジされ、戦力を半減し、それでも突入して来た残存艦隊も戦艦大和、武蔵にアウトレンジされて絶滅でしょう。 日本海軍の弱点はレーダーの装備が無いことですが、それはドイツ艦隊と協力することで解消されます。さらにいざとなれば生存可能型人間魚雷の投入も可能ですし。 こうして制海権を失ったイギリスは降伏するしかなくなり、イギリスからドイツへの爆撃も無くなります。 ドイツの工業力はソ連より上なのですから、ソ連がアメリカ、イギリスからの軍事支援を受けられなくなり、ドイツがイギリスからの爆撃によって工業生産を邪魔されなければ、独ソ戦でのドイツの勝利は確定です。 ドイツがポーランドに侵攻する前なら石油は自由に輸入できたのですから、ヨーロッパに遠征するだけの石油の輸入は可能だったでしょう。 日本海軍がどれだけの石油を確保していたかは推測だけで話しているので、お互い確定的なことは言えませんね。 要は、ソ連と戦争するなら、ムルマンスク突入までは、イギリスとの開戦は避けることです。もちろんアメリカとの戦争など論外です。アメリカと戦争になれば、どんな作戦も通用しません。 海上自衛隊は世界各国の艦艇に石油をタダで供給するくらいの給油艦を持ってますよ。海上自衛隊ですら給油艦を持っているのですから、帝国海軍が給油艦を持ってないことはないでしょう。 それに駆逐艦でも低速で航行すれば省エネで航行できます。速度を1/2にすれば航続距離は4倍に延ばすことができます。 アメリカが宣戦布告するのは真珠湾攻撃の後ですよ。従って真珠湾攻撃が無ければアメリカの宣戦布告は有りません。 |
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