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私は特定の病気を持つ人を差別する気はないので、私はアスペルガーなんかではないですよ、とかは言いません。そんなことを言うとアスペルガーの人が傷つくでしょうから。私自身はアスペルガーで有ろうが無かろうが、どっちでも良いと思っています。それにここはアスペルガーを議論するコミュでもトピでもありませんし。

もうすぐ12月8日が来るわけですが、要は1941年12月の時点で、真珠湾に艦隊を送った方が良かったか、それとも大西洋に送った方が良かったかということです。

当然、歴史は変わるわけですが、日本が戦勝国になる可能性は大西洋に艦隊を送った方が高いだろうということです。

仮に敗北しても人的損失が少ない状態で早期に降伏となるだろうと。
 


大西洋に艦隊を送って負けた場合、恐らくイギリス、アメリカ、さらにはソ連との、いわゆる連合国との交渉になるでしょう。

この段階では日本はまだ陸上戦闘はしてないので、死傷者が少ない分、連合国の怒りもさほどではないでしょう。それに日本は海軍の主力を失っただけで、陸軍は無傷なのですから、これを交渉のカードとして使えるはずです。

つまり、中国からの撤退を受け入れ、さらに三国同盟を破棄し、ソ連に陸軍を派遣してソ連を支援するなどです。つまり日本は最終的には連合国の一員になるわけですから戦勝国になれるわけです。
日本とイギリスが戦争したのは第二次大戦が始めてではない。薩英戦争がある。

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薩英戦争
1863年8月15日~8月17日(文久3年7月2日~7月4日)
生麦事件を原因として、イギリス東洋艦隊7隻が鹿児島湾に侵入しを市街地を砲撃し、薩摩藩もこれに応戦した戦い
双方ともに損害が大きく、11月に和議を結ぶ
薩摩藩は生麦事件の償金支払と犯人捜査を約す
この事件で近代的軍事力の威力を知った薩摩藩は積極的開国に藩論を転換、一方のイギリスも薩摩藩の実力を評価したため、以後両者は接近し提携するにいたる

参加したイギリス艦

フリゲイト「ユリアラス」(HMS Euryalus)
スループ「パーシウス」(HMS Perseus)
砲艦「レースホース」(HMS Racehorse)
スループ「アーガス」(HMS Argus)
砲艦「コケット」(HMS Coquette)
ガンボート「ハボック」(HMS Havoc)
コルベット「パール」(HMS Pearl)
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薩摩とイギリスはこの戦争後かえって仲が良くなっている。従って日本とイギリスが1942の春に戦ったとしても、かえって仲が良くなる可能性がある。

日本が勝てば、その時点でイギリスと交渉すれば良い。必ずしもドイツとと組み続ける必要はない。

フォークランド諸島を占領するのです。シュペーの艦隊が攻撃し損なった島であり、アルゼンチンがマルビナス諸島と呼び、占領してイギリスとフォークランド紛争を起こした島ですね。

フォークランドに行き、占領するのはさほど難しくないでしょう。対潜水艦用の機雷を設置して潜水艦から守ることも可能です。ここを根拠地にしてイギリス商船を沈めれば、当然イギリスは艦隊を差し向けて来るでしょう。それを迎え撃てば良いのです。


しかし、このトピとは関係の無いことで盛り上がってるな。人間は難しいよ。私自身にも私自身が分からない。誰も自分自身を知らない。ソクラテスが「汝自身を知れ」と言ったのはこの問題が一生の問題であることを表している。他人の事を分かったような気になる前に自分自身のことをもっと知るべきだろう。

ですから、ムルマンスクからフォークランドに変更したのです。距離はほぼ半分です。日本領だったギルバート諸島からなら距離は1/3でしょう。大した距離ではありません。フォークランドとギルバート諸島との間を往復して補給すれば良いのです。

食糧は近くの、中立国のアルゼンチンから買えば良いでしょう。アルゼンチンの牛肉は安くてうまいです。フォークランドの領有権は本当はアルゼンチンが持っているそうですから、この戦争が終わればアルゼンチンにフォークランドを返してやると言えば協力してくれるでしょう。

フォークランドはイギリス領ですから占領しても問題ないでしょう。中立国から輸入するのは自由ですから、アルゼンチンから燃料、食糧を輸入するのも自由です。もちろんイギリスは邪魔しに来るでしょうが。

マレーやシンガポール攻略はフォークランドを占領するより、はるかに困難ですよ。これらの国は面積も人口も相手方の兵力も全然違います。

フォークランドを占領する意味はイギリスの通商破壊です。アジアからイギリスに向かう物資はこの海域を通りますから、イギリスは必ずフォークランドを取り返そうとするでしょう。

つまりイギリス海軍をおびき出すという目的をより少ないコストで達成できるのです。

最初はムルマンスクでしたが、本当にムルマンスク作戦を実行してたら途中で立ち往生しなければならないところでした。まさにベンジャミン・フランクリンが言ったように批判者は最高の友です。

このトピのような議論が1941年の日本海軍作戦会議室でなされなかったことが悔やまれます。

当時は地中海は戦場ですよ。北アフリカでロンメル将軍のドイツ軍、イタリア軍とモントゴメリー将軍のイギリス軍が戦っていました。とても安全に通れる海路ではなかったのです。それにオーストラリアからの船はここを通りますし。

マゼラン海峡でしょう。シンガポールを通れませんから当然です。

ギルバート諸島は日本領と勘違いしてました。ではやはりトラック諸島からですね。一つに固まらずにバラバラに出港してフォークランドで集合するようにすれば例え何隻か発見されても気にされないかもしれません。

第二次大戦でチャーチルが最も恐れていたのがドイツのUボートでした。Uボートの通商破壊を恐れていたのです。同じ島国の日本もそれは同じで、アメリカの潜水艦と飛行機から投下された機雷で海運が完全に止まってしまったのが致命的でした。

イギリスと日本との戦争は同じ弱点を抱えた者同士の戦いとなるでしょう。フォークランドを拠点にした通商破壊はイギリスにとって許しがたいものでしょうから早期に反撃して来るに違いありません。第一次大戦のシュペーの東洋艦隊の例を見ても、第二次大戦の戦艦シュペーの例を見ても。

つまり日本の望み通り、主力艦による海上短期決戦という作戦が成功するわけです。

イギリスが強力な東洋艦隊をシンガポールに保持し配置し続けているとすれば、それはフォークランドの日本海軍にとって有利な情報です。フォークランドに向かうイギリス艦隊の戦力がそれだけ減るわけですから。つまりフォークランド沖海戦で日本海軍が勝つ可能性が高くなるわけです。

英国東洋艦隊は北上し、台湾や沖縄あたりを攻撃するかもしれませんが、それはイギリスにとって大きなミスです。一式陸攻を始めとする強力な陸上機の爆撃と雷撃を受けることになるからです。

結局、英国東洋艦隊は日本近海に近ずけず、それではというわけで通商破壊でもしようかと思っても、もともと日本は経済封鎖されていて、アメリカと日本を結ぶ航路も、東南アジアと日本を結ぶ航路も、航行する日本船は無いのですから、攻撃する目標が無く、通商破壊したくてもできないのです。

つまり英国東洋艦隊も英国陸軍も、宝の持ち腐れ、将棋で言う遊び駒なのです。
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http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=37301016&comm_id=35238&page=all

http://www5a.biglobe.ne.jp/~nkgw/history33.htm

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1320719753

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1218068772
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当時日本には4,300万バレルの石油が備蓄されていたようです。これだけの石油を全てタンカーに載せてフォークランドに持って行くことは不可能です。従って日本にも飛行機を飛ばす位の燃料は有ったわけです。

全艦トラック諸島から出発するのは無理なようですね。それなら残りは本土から出発させるしかないでしょう。

日本領の南洋諸島の補給がイギリス船にたよっていたとは驚きですね。現在では船員は人件費が安い外国人が多いですから。当時もイギリス人の人件費は日本人より高かったと思うのですが、その辺どうなんでしょう?船はイギリス国籍だが、船員は日本人とか有るんじゃあないでしょうか?

ともかく、フォークランドに燃料を運べるのは一回か二回でしょう。それまでに海上決戦で決着がつくと思います。長期戦になればフォークランドはもちろん、南洋諸島の維持もできません。

100機位の艦載機なら本土防空部隊のゼロ戦で十分対応できるでしょう。問題は艦載機の数ではなく艦載機の質です。当時イギリスにはゼロ戦に対抗できる艦上戦闘機は無かったのです。

もちろん、それでも一隻くらいは日本に近づいて砲撃してくるのがいるかもしれませんが、それだけでは戦局に大きな影響を与えることはできないでしょう。


これまでの議論で分かったことは、タンカーを含む輸送船の重要さです。当然、イギリスにとってもそれは同じでしょう。日本が輸送船の数の不足に悩んでいたのと同じようにイギリスも輸送船の数の不足に悩んでいたはずです。

イギリスが日本を直接攻撃するような作戦を実施するには、それなりの輸送船が必要です。それらはヨーロッパから引っ張って来なければならないでしょう。そんな余裕は無いと思います。一隻でも多くの輸送船を必要としているヨーロッパから輸送船を引っ張ってくるようなことをイギリスはしないと思います。

それより、フォークランドを拠点にイギリスの貨物船を沈めたり拿捕したりしている日本海軍を何とかしようとするでしょう。極東のことなどよりも、大西洋という自分の庭先で、しかも自分の領土を占領されている事態を何とかしようとするでしょう。自分の足元で火がついているのに遠い極東のことなどに構っていられないということです。

イギリス東洋艦隊だけなら何とかなると思いますが、アメリカまで参戦するとなると、話が違ってきますね。ただ、アメリカは議会の力の強い民主主義国家ですからいきなり日本に宣戦布告して来ることはないでしょう。例えばイラクに対しても十分な時間を与えてクエートから撤退しなければ攻撃すると警告してから攻撃しています。

同様に日本に対してもフォークランドから撤退しなければ宣戦布告すると言ってくるでしょう。しかしそれは議会、つまりアメリカの世論が戦争に賛成すればの話です。フォークランドの占領はイギリスの通商破壊でドイツやイタリアがやりたくてもできなかったことを日本がやったわけですからドイツやイタリアは日本を支持するでしょう。

つまりドイツやイタリアはアメリカが日本に宣戦布告するならドイツとイタリアはアメリカに宣戦布告すると言って来るはずです。それを受けたアメリカ市民がどう反応するか?アメリカにはドイツとイタリアからの移民が多いのです。彼らはドイツとイタリアを支持するでしょう。つまり日本に宣戦布告することに反対するでしょう。ですからアメリカが日本に宣戦布告する可能性は非常に低いと思います。

しかし、それでもアメリカ議会が何日何時までにフォークランドから日本が撤退しなければ日本に宣戦布告すると決議したなら、日本は撤退するのが賢明でしょう。撤退しないのなら真珠湾攻撃したのと同じ結果になるのですから。つまり敗戦しかないのですから。
ホーン岬と南極大陸との間の海峡はドレーク海峡という名前がついていますが、ドレークは海賊です。イギリス人はこの重要な海峡に海賊の名前を付けて讃えているわけです。

従って日本が仮装巡洋艦を使ってイギリスの船を拿捕してその貨物ごと日本に引っ張っていっても何の問題もないでしょう。仮装巡洋艦は日本丸のような帆船でも良いのです。こうしてイギリスは船と貨物を減らし、逆に日本は船と貨物を増やすことができるわけです。ちょうど将棋の駒みたいなものですね。

しかしこんな方法は長続きしないでしょうから、戦争は短期決戦で終わらせる必要が有ります。そしてフォークランド作戦によって、短期決戦が実現できるのです。

今までフォークランド作戦と呼んでいたが、アルゼンチンも領有権を主張しているわけだから、イギリスとの戦争になった今、イギリスの味方をする必要は無い。アルゼンチンが主張するようにこの島をマルビナス諸島と呼ぶことにしよう。従ってこの作戦名はマルビナス作戦だ。

これで少なくともマルビナスの食糧問題は解決する。何ならアルゼンチンの海兵隊員をマルビナスに連れて来てもよい。これでアルゼンチンは三国同盟の味方であり、アメリカはますます参戦しにくくなる。アメリカが参戦すればアルゼンチンに敵対することになるからだ。燃料もアルゼンチンから供給してもらえばよい。

結論として、マルビナスを占領することは真珠湾を攻撃するよりはるかに優れた作戦だということが分かる。占領は一個中隊の海軍陸戦隊員だけで十分だから陸軍に頭を下げる必要は無く海軍だけで実行可能だ。

つまり、当時の海軍作戦参謀達はウマシカ確定で良いだろう。山本長官にしても航空攻撃を評価した先見性は認めるが、真珠湾攻撃を主張した時点で指揮官失格と言わざるを得ない。

しかし実際のところ、70年も前の陸海軍首脳達がウマシカであったとしても、現在の我々にはどうでも良いことです。問題はこのウマシカの伝統が現在にも受け継がれていることなのです。

先の田母神将軍の騒動はその典型的事例です。田母神様は本当に日本の安全保障問題について危機を持ってあのような論文を書かれたのです。しかし国会ではそれについてまともな議論がされず、TV中継すらされませんでした。

今の自民公明、そして野党も、安全保障問題に関してはウマシカと言わざるを得ません。

もちろん知っています。ルーズベルトは日本を挑発しアメリカに宣戦布告させて、第二次大戦に参戦しようとしていたのです。しかしその謀略にまんまと乗せられてしまったのではウマシカと言わざるをえません。真珠湾攻撃に代わりにマルビナス作戦を実行していればルーズベルトの上を行くことができたのです。

過去の先人達を尊敬することは大切ですが、だからといって批判をためらってはいけません。なぜなら後世の批判に耐えるようなもので無ければ真に偉大な人物とは言えないからです。

私は単に麻生首相が馬鹿という字をウマシカとしか読めないからウマシカと言っているのではありません。現在の失業者の急増を見れば、今やるべき政策は失業対策に1兆円を注ぎ込むことであって、地方に道路を建設することではないはずです。道路財源の1兆円は失業者に10万円づつ配ることに使われるべきです。

彼らは私のようにmixiで批判されなかったから間違えたのです。どんなに頭の良い人も批判されなければ成長しません。軍人は偉くなればなるほど偉そうになって他人の批判を受け付けなくなります。

特に自分の部下の言うことは聴きません。部下の言うことを聴いていては上官としての面子が無いと思うようになるのでしょう。ヒットラーがその代表です。日本やイタリアの指導者も似たようなものです。
 
イギリスが持久戦ですか?あのイギリスの偉大な英雄、大海賊にしてサーの称号を持つドレークの名を冠する海峡を、東洋のサルのごとき日本人に支配させるのですか?それをイギリス人が黙って見ていると言われるのですか?とても信じられませんが、まあ、それならそれでいいでしょう。

イギリス人は有りったけの潜水艦をマルビナスの周辺に集めたそうですね?イギリスの潜水艦は地中海で大活躍していたのですよ?それをはるばる大西洋の南の果てまで持ってきたのですか?イタリア人やドイツ人は大喜びですね。それだけでもマルビナスを占領した甲斐が有るというものです。

地中海をドイツやイタリアの貨物船は安心して通れますね。北アフリカに武器弾薬、戦車を陸揚げできますね。マルタはドイツに占領されるでしょう。エジプトも危ないですね。中東の石油地帯も占領されるでしょう。

日本艦隊はマルビナスに居るだけでこれだけの成果を上げたわけです。大したものです。

ドイツには必殺兵器フリッツXが有るのですよ。英国艦隊なんかイチコロですよ。ともかくイギリスが地中海に有力な艦隊を貼り付けてるとすれば、南大西洋の制海権は日本に有るわけで、日本海軍はイギリス船の拿捕のし放題、マルビナスは拿捕したイギリス船であふれかえることになるでしょう。

空母を出撃させる必要はないでしょう。イギリス商船がアフリカ近海を張りつくように航海するのなら、我がイ号潜水艦の格好の目標になりますね。何隻ものイギリス商船がイ号潜水艦の攻撃によって海の藻となるでしょう。それにイギリスがどれだけ耐えられるか?

空中投下式生存可能型人間魚雷はフリッツXより優秀ですよ。人間が乗るのだから当然でしょう。

私は真珠湾攻撃よりも、マルビナスを占領した方が良いことを証明しようとしているわけです。そうすれば山本長官を含めた海軍首脳達がウマシカであることを証明できますから。

日本はマルビナスを拠点にドイツのUボートを支援すればよいのです。後はドイツのUボートが勝手にイギリス船を沈めてくれます。そうすればそのうちマルビナスを取り返しにイギリス艦隊が出てくるでしょう。

艦隊決戦になれば日本艦隊の勝ちですから、後はイギリスとの交渉次第で何とでもなるでしょう。
日本は当然、イ号潜水艦で南大西洋からインド洋のイギリス船をどんどん沈めます。そうなれば北アフリカのモントゴメリーは補給ができなくなり絶望して拳銃自殺。北アフリカと中東はロンメル元帥が占領。

ドイツ、イタリアは待望の石油を得て、当然、その石油は日本にも供給されるから石油問題は解決。これで三国同盟の勝利は決定でしょう。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~nkgw/history33.htm

4,300万バレル有るのですから、日本から出撃する潜水艦に使う分くらいは有りますよ。4,300万バレルの石油を全てタンカーでマルビナスに持って行くことは不可能です。

荒川 海上輸送力の戦い
http://www.nids.go.jp/dissemination/kiyo/pdf/bulletin_j3-3_3.pdf

 前述の甲支隊4隻は、6月、初めの1週間で12隻、52,840総トンの商船をモザンビーク海峡で撃沈した。これを潜水艦1隻当り1ケ月に換算すると12隻、6万総トンの撃沈能力があることになる。英国側の統計資料によると、当時この海域には月当り80~90隻(40万総トンから45万総トン)の連合国船舶が航行していた36。潜水艦1隻当りの撃沈能力が変わらないと仮定すれば(一般的に連合国側はそのような損害がでれば、即座に様々な対策を措置するので、撃沈能力が低下していくであろうが)、7隻から10隻の潜水艦をこの海域に常続的に配備しておけば、この補給動脈はほぼ切断されることになる。この数の潜水艦を常続的に配置しておくためには、この作戦には3個単位の潜水戦隊21隻から30隻充当しなければならない。日本は開戦時、60隻の潜水艦を保有していたので稼動率などを考慮すれば日本海軍の潜水艦隊全力の作戦とならざるをえないであろう。その意味でも、東の太平洋正面は防勢に転ずる「東守西攻」戦略は基本的前提として欠かせない。

 また、米国の造船実績は1942年には5,393,000総トンで月当り450,000総トンであった。

(この実績は富岡課長の報告に示された海軍軍令部の米国の造船力見積もり、月25万総トンの約1.8 倍であるけれども)白紙的にはこのインド洋正面での日本の潜水戦隊による通商破壊戦による連合国商船の撃沈量は米国の造船量に匹敵する。

 しかし、ここで重要な点は、撃沈量が建造量に迫るということにあるのではなく、この補給ルートをこの時期に切断するということにある。つまり、1942年の上半期に、このルートでインド洋地域(中東、ペルシャ湾、インド)に英国と北アメリカから連合国の船舶により戦車2,415両、航空機 1,969機が補給されていたのである。また同期間、英国からこの地域に海上補給された車両は44,425 両であり、北アメリカからは81,470 両がこのルートで補給されていたしたがって、もしこの補給動脈切断作戦が成功していたら、アフリカ戦線と東部戦線の戦況は変わっていた可能性が高い。
マルビナスに石油を運んだタンカーはもう用が無いので一部を残して、すぐ帰国させればイギリス側の体制は未だ整ってないので全船無事帰ることができます。

食糧はアルゼンチンがマルビナスをイギリスから取り戻してくれたお礼に供給してくれるので問題ありません。それに一年分位の水と食料は船に積んでますし。それでも足りなければマルビナスの羊を食べることもできます。

日本が食糧不足になったのは、陸軍に労働力を取られたからです。しかしマルビナス作戦に陸軍は参加していないので日本には労働力が十分有り、食糧不足になることは有りません。

そうなんですよ、当時の海軍首脳がウマシカであることは多くの人が指摘しています。私はそれにとどまらず、現在の高級官僚達もかっての陸海軍首脳達と同様にウマシカであると断言して憚りません。国民年金問題、健康保険問題等々、それを実証する事例ならいくらでも挙げることができます。その結果日本はシンガポールより貧しい国になったのです。

潜水艦は日本から最短距離でマルビナスまで行くのです。そしてアフリカ沿岸の輸送船を攻撃すれば良いでしょう。

船団護衛を採用すれば、その時こそわが海軍機動部隊の出番です。簡単に全滅してしまえるでしょう。


日本がアメリカと戦争を始めた時点で、当時の陸海軍首脳はウマシカなんですよ。要は、真珠湾を攻撃した方が良いか、マルビナスを占領した方が良いかということです。

マルビナスなら海軍だけでできる作戦ですから、たとえ失敗しても海軍だけの損失です。それにアメリカが参戦してくれば撤退すれば良いだけです。つまり融通が効くということです。

しかし真珠湾を攻撃すればアメリカの参戦は必至ですし、南方作戦には陸軍の参加が不可欠です。つまり途中で戦争を止められなくなり、原爆投下で終わるしかないということです。

南アメリカとアフリカとの間に潜水艦を配置して通商破壊すれば、イギリスやアメリカはパナマ運河を通って南極大陸を回って、中東に行くしかなくなります。遠回り過ぎてダメでしょう。

イ号は日本からドイツまでいけたのですよ。後続距離が足りないのはイギリスの潜水艦の方ではないですか?

太平洋の島々は無理に守る必要はないでしょう。アメリカ軍と戦う気が無いのですから、無理に守る必要が有りません。


食糧は一年分位なら持って行けますよ。野菜はフォークランドにも有るでしょう。日本人は海草を食べることもできます。昆布とか。

ですからアメリカが参戦して来たらマルビナスから撤退すると申し上げているのです。

石油さえ有れば海軍は動けるのですから、海軍力はまだ交渉のカードになります。

燃料は帰りの分くらいは持って行ってるのです。ですから帰ることはできますよ。撤退戦も無いでしょう。アメリカの要求通り撤退するのですから、アメリカも攻撃する理由が無いし、攻撃して損害を出すのは無意味なことです。

満州に撤退すればいいでしょう。満州国は中国の一部ではなく、独立国家だとアメリカも当時は認めていたのですから。

当時はソ連はドイツとの戦争で忙しく、中国は内戦状態ですから、どこの国も攻めて来ないでしょう。


アメリカと交渉して、ハルノートを受け入れ、さらに三国同盟を破棄し、小早川秀秋みたいにドイツとイタリアに宣戦布告すると言えば、外様大名としてアメリカやイギリスと交易できるでしょう。
イギリス海軍だって昔はただの海賊だったんですよ。ドレーク海峡のドレークが良い例です。

当然、独ソ戦はドイツに勝たせるのが目的ですから、ウラジオへの援助物資は認めませんし、インド洋経由での支援も通商破壊するわけです。

満州から撤退したらソ連が攻めてくると言えばアメリカも満州から撤退せよとは言わないでしょう。

満州にも日本にもアメリカ資本の導入を認めるのです。マクドナルドとか。

イギリスは度量の深い大国です。そうでなければあれだけの大帝国を築けません。小早川秀秋を許した徳川家康のように許してくれるでしょう。

私は太平洋戦争は時代を一つ飛び越えて宇宙戦争として考えるべきだと思うのです。宇宙では星と星との間が余りにも離れている為、補給を考えることができません。もちろん「ワープ航法」とか「超光速」とかが可能なら別ですが。それらはSFの中で可能なだけで現代科学では否定されています。

従って一つの星、この場合、マルビナス星団を占領する場合、占領する期間に必要な全ての物資を持って行くしかないのです。従ってその途中の星々が敵に占領されても、あるいはこちらから占領しなくても、そんなことは問題ではないのです。最初から補給など当てにしてないのですから。

ここがこの作戦が時代を先取りしたところなのです。従っておっしゃるような「継戦能力は距離の二乗に比例する」という今までの常識は、この作戦には当てはまらないのです。

南アメリカとアフリカとの間に潜水艦を配置して通商破壊すれば、イギリスやアメリカはパナマ運河を通って南極大陸を回って、中東に行くしかなくなります。遠回り過ぎてダメでしょう。

当時、イギリスは中東に大量の物資を運ぶ必要が有ったのです。ロンメルと戦っていたからです。そしてソ連を支援する必要もありました。ですからマルビナスとアフリカ大陸との間で通商破壊されると困るはずなのです。
確かに東条首相は自殺しようとして、太平洋戦争と同じようにやり損ねられましたが、しかし例え自殺に成功されていたとしても、そんなことは実際に300万人もの犠牲者を出した国民にとってはどうでも良いことなのです。

自殺する位なら、最初から負けると分かっている戦争などするなよというのが国民の本音ではないでしょうか。

日本が敗北したとき、どこで何をしてるかを考える暇が有ったら、日本が敗北しないようにするには、どうすれば良いかを考えるのが作戦参謀の仕事でしょう。

拿捕商船乗組員は海賊ドレークのように、食糧と燃料の交換に使うのです。

「継戦能力は距離の二乗に反比例するというのをご存知か?」ということだと思います。

確かに地球の反対側での作戦は困難を極めるでしょう。マルビナスは地の果て、世界の果てとも言うべき所です。しかしそれはイギリスにとっても同じなのです。日本より多少近いだけです。イギリスやアメリカにとってもマルビナスの位置は難しい位置なのです。

マルビナスは期間限定の作戦です。一年間です。一年間粘ってイギリスが取り返しに来なかったらあきらめて撤退すれば良いのです。

以下のコメントを読んで下さい。マダガスカルを通る輸送船はどこから出港したのか?イギリス本国でしょう。イギリス本国からケープタウンを回り、中東に向かったのです。従って南アフリカの西岸沖で通商破壊すれば良いわけです。
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荒川 海上輸送力の戦い
http://www.nids.go.jp/dissemination/kiyo/pdf/bulletin_j3-3_3.pdf

 前述の甲支隊4隻は、6月、初めの1週間で12隻、52,840総トンの商船をモザンビーク海峡で撃沈した。これを潜水艦1隻当り1ケ月に換算すると12隻、6万総トンの撃沈能力があることになる。英国側の統計資料によると、当時この海域には月当り80~90隻(40万総トンから45万総トン)の連合国船舶が航行していた36。潜水艦1隻当りの撃沈能力が変わらないと仮定すれば(一般的に連合国側はそのような損害がでれば、即座に様々な対策を措置するので、撃沈能力が低下していくであろうが)、7隻から10隻の潜水艦をこの海域に常続的に配備しておけば、この補給動脈はほぼ切断されることになる。この数の潜水艦を常続的に配置しておくためには、この作戦には3個単位の潜水戦隊21隻から30隻充当しなければならない。日本は開戦時、60隻の潜水艦を保有していたので稼動率などを考慮すれば日本海軍の潜水艦隊全力の作戦とならざるをえないであろう。その意味でも、東の太平洋正面は防勢に転ずる「東守西攻」戦略は基本的前提として欠かせない。

 また、米国の造船実績は1942年には5,393,000総トンで月当り450,000総トンであった。

(この実績は富岡課長の報告に示された海軍軍令部の米国の造船力見積もり、月25万総トンの約1.8 倍であるけれども)白紙的にはこのインド洋正面での日本の潜水戦隊による通商破壊戦による連合国商船の撃沈量は米国の造船量に匹敵する。

 しかし、ここで重要な点は、撃沈量が建造量に迫るということにあるのではなく、この補給ルートをこの時期に切断するということにある。つまり、1942年の上半期に、このルートでインド洋地域(中東、ペルシャ湾、インド)に英国と北アメリカから連合国の船舶により戦車2,415両、航空機 1,969機が補給されていたのである。また同期間、英国からこの地域に海上補給された車両は44,425 両であり、北アメリカからは81,470 両がこのルートで補給されていたしたがって、もしこの補給動脈切断作戦が成功していたら、アフリカ戦線と東部戦線の戦況は変わっていた可能性が高い。

軍人は行けと言われればどこへでも行くしかないでしょう。マルビナスで役に立てるか分かりませんが。

当時は地中海通れなかったんでしょう。ドイツの急降下爆撃機スツーカとかがいましたし。

以下の記事は、防衛研究所戦史部主任研究官の荒川憲一氏によって書かれたものです。
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 しかし、ここで重要な点は、撃沈量が建造量に迫るということにあるのではなく、この補給ルートをこの時期に切断するということにある。つまり、1942年の上半期に、このルートでインド洋地域(中東、ペルシャ湾、インド)に英国と北アメリカから連合国の船舶により戦車2,415両、航空機 1,969機が補給されていたのである。また同期間、英国からこの地域に海上補給された車両は44,425 両であり、北アメリカからは81,470 両がこのルートで補給されていたしたがって、もしこの補給動脈切断作戦が成功していたら、アフリカ戦線と東部戦線の戦況は変わっていた可能性が高い。
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シンガポール攻略には陸軍に頭を下げて頼まねばならない。その結果作戦が海軍の都合だけでできなくなる。戦争を辞めたくても止められなくなる。敵味方が余りに血を流し過ぎたから。

独ソ戦でドイツが勝てば、アメリカは枢軸国側と妥協せざるを得ません。独ソ戦でドイツを勝たせるにはどうすれば良いか?ということです。そのためのマルビナス占領なのです。

アメリカが宣戦布告してきたら撤退して、それを理由に陸軍を説得するのです。アメリカと戦っても海軍は勝てない。石油も無い。どうしようもない。と言えば陸軍は「それでは仕方がない」と言って中国から撤退するでしょう。
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